- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840222730
作品紹介・あらすじ
「マザーシステム」暴走によるシティ・神戸消滅から7ヶ月。便利屋の「魔法士」錬とフィアは、調査に訪れたスイスの古い地下実験施設で一人の少年と出会う。少年の名はエド。「魔法士」の生みの親の一人、エリザベート・ザインが生涯最後に作り出した最高の「人形使い」…。シティ・ロンドンを脱走したエドは、追手を逃れてこのプラントに潜んでいたのだ。そして彼ら三人の前に現れた追手とは、雲上航行艦「HunterPigeon」を駆るヘイズとファンメイだった…。滅亡へ向かう近未来を舞台に、物理法則すら操る「魔法士」たちの戦いを描く人気シリーズ第4弾。
感想・レビュー・書評
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この巻は初の上下巻構成となり、今も昔も変わらず刊行スピードが致命的に遅い本シリーズで、「下巻がいつ出るのか」と上巻を読む前からすでに気になっていた。
1巻の主人公およびヒロインである錬とフィアが再登場し、1巻の頃より随分と成長した2人に対して、喜びとともに懐かしささえ感じた。リア充化していたことに、当時は「いいぞもっとやれ」と思っていたのは、やはり2人の持つ悲惨な過去を知っていたからだろうか。「爆発しろ」などとはついぞ思わなかった。
さらに、2巻のヘイズとファンメイも登場し、最初は敵対する彼ら彼女らをして、いったどちらの陣営を応援すればいいのか困惑してしまった。最終的にはどちらも応援することになったので結果オーライだったのだが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エドがかわいいなぁ
まだ赤ちゃんみたいなのに色々と考えることができるってどんな感じなんだろうなぁ -
読んだのが、昔過ぎて感想が・・( ^ω^)おっつかない。1巻の人物がようやく出てきたのは覚えて知るのだが・・
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ウィズ4上。
上空の太陽光を遮っている雲を晴らす方法がある?
という事で、錬とフィアが最強の人形使いエドと奮闘します。
3巻までは各個のストーリーがメインでキャラが絡み合う事が無かったので、最初のヘイズと錬との絡みは凄くわくわくした記憶があります。
後は、巻末についてある用語解説は何度読んだ事か(笑)
こういうマニアックな設定が大好きです。 -
仮想精神体制御特化型魔法士《人形使い》の話。確実な方法で1つのシティを救うのか、奇跡に近い方法で全世界を救うのか。導かれるようにここに集うIとIIの主要キャラクター、そして「人形使い」エドワード・ザインが「世界樹の種」を巡って争う。舞台は2198年10月シティ「ロンドン」。
ウィキペディアより抜粋 -
ヘイズ再登場の話です。口絵のヘイズ(全身)が素敵だ♪
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人形使い 世界樹
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この本は1,2,3巻が感動系で4,5,6巻がストーリー系なのかな…??<br>
読むとしたら1,2,3巻だろうね、正直4巻は期待はずれだったかも…<br>
1,2,3巻は、それぞれ主人公が違うから、4巻で主人公同士が会う、っていうところはすごい期待してた。<br>
それにしても、設定がすごい…わら<br>
なんかの法則の破れ(曖昧でごめん)から一気に想像を広げていく、作者がすごい!!<br>
そして戦闘描写がまたすごい!!<br>
4,5巻でも戦闘描写は楽しめますよ!!<br>
文句なしの五つ星!! -
やっぱフィア&錬カップルはいいわ。個人的にこの二人組みが一番好きだな。
なんだかんだでこのシリーズの戦闘描写にはまり込んでいるので、やはりあっという間に読み終えてしまいました。