学校を出よう!Escape from The School (電撃文庫 た 17-1)

著者 :
  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840223553

作品紹介・あらすじ

超能力者ばかりが押し込まれた山奥の学校-第三EMP学園。僕は超能力を持っているわけでもないのに、なぜかここにいる。もう六年も。理由は明確。僕のすぐ後ろで今もひらひら回っている女の子の幽霊のせいである。彼女の名は春奈。僕の妹で、六年前に事故で死んだはずなのに、でも死んだ翌日には幽霊になって僕に付きまとい始めた。幽霊の癖に外見はちゃんと成長していまも歳相応の姿をしているのだが、問題はその中身で…!兄想いというか、兄離れができていないというか、ブラザーコンプレックスというか…。さらに第三EMP学園の面々ときたらまったく、超能力者とはどうして揃いも揃って妙な奴ばかりなんだろう-?…こんな学校、早く出て行きたい。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったけど、ハルヒとちょっと被ってるかなー
    キャラクターは魅力的なのが多かった

    薦めてくれた友人曰く巻を増すごとに面白くなるらしいけど、どうしよう

  • 早くアニメ化してください!

    たぶん今連載してたら確実にアニメ化してただろうなぁ

  • 非常に面白い。若干の設定にハルヒのような雰囲気を感じたが独特なセリフ回しやモノローグは谷川さんらしくとても好感を持てた。設定や展開の仕方がうまい。とくにキャラクターが魅力的だった。街中に想念体が出現したりUFOが落ちてきたり、ページをめくるたびに掴まれた。春菜が消えるか若菜を眠らせるか非日常を日常にするか、その選択をすべてなんの力もないはずの主人公に決断を委ねるのは面白い。普段はわりと冷静な主人公がふつふつと怒りを感じる心情描写はシリアスでありコメディでもありとてもうまいと感じた。なんだかんだ言いながら妹に対する愛情が伝わってきて久々に好感を持てた主人公だった。

  • 多用な表現力には驚かされるが、ストーリー的にグダグダとしていて流れに乗りきれなかった。学校を出て五つの場所を訪問するってのは、はっきり言って冗長ではなかろうか? 画像的にはお店の看板たる蟹が歩いていたらびっくり仰天の面白さがあるが……いやいや、もう使い古されているだろうか、文字で読むとそれほどでもなく、それがどうした的、アッテンボロー提督だってウンザリしてしまうようなかったるさがある。

    ラストへの収拾とホロリとくる展開は、上手いなぁ。と思わされるものの、そこまでの道筋が長すぎてダラーリと疲れてしまうのだ。あれっ、まだまだこんなにページがあるんだみたいな。

    優弥の台詞が哲学っぽいのは構わないけれど、それがまたいちいち七面倒臭いかったるさがあり、いい加減に黙ってくれないかなぁ。というのは、主人公だけでなく感じてしまうところではなかろうか。

    ヒロインキャラも性格は散らされているが、妹二人に書記とボディーガードとちょっと人数が多すぎてどこに注目すればいいのか、複雑な気持ちになってしまうのは気のせいだろうか。
    ラスト、どうして美琴なのかと、

    などといろいろ読了後に感じてしまったのだ。

  • 建物は崩壊、巨大な化物は出るし、クライマックスも超能力使いまくり、なのに描写とかモノローグのせいでなんか地味。主観キャラがカギなのに徹底的に無能。メインテーマがSF的なのにあまり突っ込まない。などなど大変ラノベらしく谷川さんらしい作品。「いかにも」なラノベの中では、スパイスとしてSFを使うのがかなり上手い作家だと思う。

  • 現役で読んでいた頃を思い出して書いてます。

    良シリーズ、学校を出よう!の1巻。
    導入作品だけあって、まぁ、普通な作品です。
    正直谷川さんじゃなかったらこの巻だけで切っていたかもしれない程度かな。
    ただ、6巻まで読むと、1巻の良さが見えてくる。
    1巻でハルナが自由に動き回っていることが、どれだけ貴重なことだったのか。残念でたまらない気持ちになる。

    基本的な世界観はこの巻で作られるので、未読の方はぜひ1巻から6巻まで読んでいただきたい。個人的にはハルヒと並ぶ面白さ。SF要素では断然こっちのほうが上ですが、キャラクターデザインで負けているのが、メディアミックスされない原因なんじゃないかな。

  • 全6巻。一応完結とされている。

  • 谷川氏の書くSFは規模が大きい!それがいいんですけどね。早く二巻読みたい。

  • とくにないです

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著者プロフィール

2003年、第8回スニーカー大賞<大賞>を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューをはたす。ほかに『学校を出よう!』(電撃文庫)などがある。

「2019年 『涼宮ハルヒの驚愕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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