キーリ〈2〉砂の上の白い航跡 (電撃文庫)

著者 :
制作 : 田上 俊介 
  • アスキー・メディアワークス
3.57
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本棚登録 : 860
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840223805

作品紹介・あらすじ

14歳の少女キーリと"不死人"ハーヴェイ、そしてラジオの憑依霊・兵長は、"砂の海を渡る船"に乗ることに…。乗船前、町の海岸で、キーリは動いている3体の小さな人形達を見かけ、追いかけていく。繁華街を抜けて、その人形達が行き着いた先は、寂れた鍛冶屋だった。キーリが中を覗くと、店の主は一心不乱に作業をしており、その傍でロボットが器用に立ち働いていた。キーリは、そのロボットに招き入れられて店の中へ。しばらくして、その店の様子が変なことに気づき帰ろうとするキーリ。しかし…!?第9回電撃ゲーム小説大賞大賞受賞作の続編、登場。

感想・レビュー・書評

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  • キーリとハーヴェイ、兵長の3人は「砂の海」の港に滞在していました。そこでキーリは、主人がいなくなっても店を守りつづけている機械人形に捕まりそうになり、ハーヴェイに助けられます。

    店から持ち出したロボット・アームをなだめつつ、ハーヴェイたちは「砂の海」を渡る「砂もぐらの生まれ故郷」号に乗り込みます。そこでキーリは、特等船室に乗っているユリウス(ユーリ)という少年と知り合いになります。

    ところが、キーリが船内に隠された死者の霊に誘い出され、彼女を助けようとしたハーヴェイたちは船の外に放り出されてしまいます。やがて彼らは、ハーヴェイの古い知り合いであるオル・ハンが船長を務める「砂歩き」号に救出されますが、彼らはすでに教会と協力関係にあり、ハーヴェイを騙して彼の身柄を教会に引き渡そうとします。キーリたちは「砂歩き」号からも逃げ出し、どうにか「砂の海」の終着駅にたどり着きます。

    今回は、キーリの両親にまつわる謎が提示されており、物語の全体像がほんの少し垣間見られた感じがします。

  • 列車の旅から、船の旅へ。新キャラ・ユリウスの登場からキーリ幼少期の話と、キャラの内面を掘り下げてます。この頃のユリウスの、やんちゃ坊主具合が可愛い。1巻以上に酷い目に遭うハーヴェイ、身体面だけでなく精神面もやられるところを見るのはつらい。キーリがハーヴェイの傍にいたいのも分かるよ。本編とは関係ないけれど、1巻と2巻の合間を描いた口絵も好き。ベッカ好きだ!あと作中に登場するカードを商品化してくれたら間違いなく買う。普段なら避けがちのホラー要素が意外と多いけれど、本シリーズはつい夢中で読んでしまうわ。

  • 砂の海。たまんないです…素敵すぎます…。

    キーリ一行は船に乗り進んで行くが…今回はハーヴェイがキーリにどんどん執着していく感じでくっつきそうでくっつかない。残念ですがこの巻ではくっつきません、続きを買いましょう。
    しかし兵長含め家族的な愛もあるので、できればこのままでありたいみんなの思いや執着が赤錆のようにキャラクターにまとわりついて、困難が前からやって来るのが相変わらず良い。まさに犬も歩けば棒も歩く。

    兵長に足が生えて歩く日も近い…。

  • ハーヴェイと一緒に旅をすることになったキーリのお話です。色々なことが起きて、お話がどんどん進みます。一気に読んじゃいました。

  • シリーズ2さつめです。キーリの両親についてなんとなくわかってきます。
    ユーリというキャラがでてきて今後どうなるのか

  • ユーリが登場。
    かわいいねえ ( ´艸`)

    ハーヴェイが人間不信になってしまうのもわかるくらいひどいね(´・ω・`)

    でも、ハーヴェイがキーリのことを大切にしてくれていて嬉しい。

  • キーリⅡ 砂の上の白い航跡

    14歳の少女キーリと〈不死人〉ハーヴェイ、そしてラジオの憑依霊・兵長は、“砂の海を渡る船”に乗ることに……。
    乗船前、町の海岸で、キーリは動いている3体の小さな人形達を見かけ、追いかけていく。繁華街を抜けて、その人形達が行き着いた先は、寂れた鍛冶屋だった。キーリが中を覗くと、店の主は一心不乱に作業をしており、その傍でロボットが器用に立ち働いていた。キーリは、そのロボットに招き入れられて店の中へ。しばらくして、その店の様子が変なことに気づき帰ろうとするキーリ。しかし…!?第9回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞作の続編、登場!


    ***


    今回もハーヴェイは痛そうな目にあっております。ほんと不死人すげぇや!
    今回もキーリは幽霊関係で問題を起こします、っていうかトラブルメーカー?
    なにか幽霊系の話を聞けば、大抵キーリが関係しているという。

    そんなキーリに、ハーヴェイは内心はらはらどきどきしてるんだろうなぁとか思うとたまりませんな!←

    内容としてはキーリとハーヴェイの過去話などなど。
    ハーヴェイの昔のお友達やらキーリのお母さんやらユドさん(ですよね、あれは)やら。
    ていうかキーリも疑問に思ってましたが、不死人って子供作れるのでしょうか?やたらと困ってたハーヴェイさんかわいい!とか思いながらも、まあ彼は子供を作ろうと思ったことはないようで。まあ人間不信ですし、人とそんな深い仲になろうとは思わなかったか。
    つーかほんと質問されて途中で言うのやめたハーヴェイさんは一体何を考えてたんでしょうねぇにやにや!

    キーリのお母さん曰く、ユドさんとエイフラムは似てたようですし、キーリも回想?時に似てると思ってたし、前作でヨアヒムとエイフラムも似てるとかいう話だったので、不死人ってみんな兄弟か何かなんでしょうか?
    か、一人の人を元に造られたクローン的な。

    さしあたってそうだとして、更にキーリのお父さんがユドさんだとすると、キーリはハーヴェイの姪っ子的な?
    …なんかただでさえ犯罪的なシチュエーションなのに、更に犯罪性が増したような。いやでも好きですそういう感じ!←

    いとこ同士は結婚OKですが、姪っ子とおじさんってどうなんだろ。

    ところで危険な状況になればなるほど二人の距離が物理的に縮まってるような気がします。
    ていうかハーヴェイさん事あるごとにキーリにくっつきすぎじゃね?
    ユーリにまでもやっとするとか、なんていうか大人気なくね?でもそこが可愛いんですよね!うん!←
    まあとりあえずほっぺた触ろうとしたり顎触ったり頭抱き寄せて髪の毛くしゃくしゃしたりとか、なんだいきゅんきゅんさせおって!!!!

    後、ぽつりとお礼言ったりするのが良いですよね!デレたーーー!みたいな感じで!
    かわいいよハーヴェイさんかわいいよ!!

    そういや今回ほぼ兵長は壊れてたので出番が少ないです。多分いたらハーヴェイはすごく怒られてたんだろうなー。キーリに無茶させやがって!とか貴様無茶しやがって!みたいな。

    説明するのめんどくさがるハーヴェイさんもかわいいですよね!そんなわけで☆5!
    ていうかお母さんにもキーリをよろしくねとか言われてたから、これ親公認じゃね?

  • 「キーリ」の続編。
    海が見たい、と言っていたキーリの要望通り、蒸気船で海を渡ります。

    相変わらず、人には見えないものたちに振り回されるキーリと、
    大怪我ばかり負わされる不死人・ハーヴェイの、
    噛み合ってないのにかけがえの無い感じが、
    すきだと思いました。

    このまま、お互いへのやさしさと執着をじっくり積み重ねていけばいい。

    しかし幽霊船のところでは、ちょっとうっかり泣きそうになってしまった…

    ベタなものはベタだからこそいいです。

  •  列車の旅から船旅へ。
     ハーヴェイの保護者っぷりにニヤニヤ。
     前作はハーヴェイの辿って来た過去がメインでしたが、今作ではキーリの過去についても少しずつ触れられています(幽霊だけでなく不死人まで引き付ける体質なのか)

     「トリ・ペリ」と「砂の上の白い航跡」が個人的に好きな話です。
     「トリ・ペリ」は、続きを意識してキーリ自身にもスポットを当てている中でも、ハーヴェイの過去を振り返っていく前作の雰囲気に近いせいか、ハーヴェイがいろいろと痛々しい中でほっとできるインターバル的な話。
     「砂の上の白い航跡」は、キーリの母親のエピソードが涙なしには読めませんでした。トリ・ペリと同じく、愛しい人にまたいつか巡り会えやしないかと、そうやってキーリの母親も待っていたということか。

     冷静に考えると、キーリの体質にハーヴェイがひたすら振りまわされている話です。最後に名キーリが誉挽回して帳尻合わせていますが、そんな持ちつ持たれつなところが良い関係なんでしょうね。
    ハーヴェイも、「おまえがいてくれて良かった」って言ってますし。

  • これからいろんなことが始まる、という感じです。
    兵長好きだ…。
    図書館で借りました。

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