終わりのクロニクル 1(下) AHEADシリーズ (電撃文庫 か 5-17)
- KADOKAWA (2003年7月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840224079
作品紹介・あらすじ
祖父の遺言により、10個の異世界との戦後交渉を任された佐山御言。この交渉に成功し10個の概念を解放すれば、マイナス概念の加速で滅びようとしている自分たちの世界が助かるという。佐山は、この交渉権を本当に引き受けて良いものか迷いながらも、一個目の異世界1st‐Gとの戦闘に巻き込まれていく…。10個あると言われる概念世界と、この「世界」の間に過去何が起こったのか。現代にまで残された遺恨を解消し、佐山は無事1st‐Gとの"全竜交渉"を果たすことができるのか-!?「AHEADシリーズ」第1話、完結。
感想・レビュー・書評
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後編。
主人公の決断。
恨まれたジークフリートの過去が明らかに。
執念。
超人系の主人公。
作者のこだわりが詰まった作品。
特に戦闘シーンは説明が多く、疲れました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライトノベル
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再読。
ワタシは少しの先を知っているが未だ終わりを知らぬ者なり。
故に改めてここから始め、今回は終わりまで見通すこととしよう。
そして最後まで本気で相対できることを願うとしよう。。。
「今こそ言おう……佐山の姓は悪役を任ずると!」
悪ではなく、自らと正逆である人の隣に"悪役"として立つという題詞に震えました。
1つの交渉を終え、残るGの数はまだ多く、潜む謎の一端が見えたところで、今後がどう進むのか早く続きを読み進めたいと思います -
「全竜交渉」(リヴァイアサンロード)と呼ばれる10の異世界との交渉を依頼された佐山は、さっそく1st-Gとの事前交渉に当たります。ファーゾルトという竜人との交渉で見事結果を出した佐山ですが、彼はいまだ交渉役を引き受ける決意がつかないでいます。
そんな中、1st-Gの概念核を宿した機竜ファブニール改が戦闘を開始し、佐山もジークフリートとともに戦場に赴くことになります。ジークフリートの監視をおこなっていたブレンヒルトもまた、1st-Gを降伏させたジークフリートの本当の姿を知るため、戦場に駆けつけます。
戦いの中で佐山は、60年前にジークフリートがみずから「侵略者」の役割を引き受けたことを知り、みずからも佐山の血を引く者として「悪役」を引き受け全竜交渉に加わることを決意します。
ライトノベルにしてはストーリーの展開がやや遅いのが気になります。佐山の知らない過去の出来事が明かされることへの期待ばかりが募り、ややもどかしく感じてしまいます。 -
相変わらず、設定が不自然だが、登場人物で、若干、おもしろみが出てきた。
リアルな感じも出てきたが、これから、更に先まで、読んでいくかどうかは、疑問だと思う。他に読みたい本があるので、また、この作者の本を読むかと思うと疑問に思う。 -
上巻を読みきり、ちょっと休憩してから下巻へ。
一気に読みきるには、体力使う作品だと思います。
でも、読むのは絶対やめない。 -
4840224072 451p 2003・7・25 初版
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「まロい…」
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終わりのクロニクル、一巻の完結。
話的にはまだまだ序盤だけど、これで一応1stーGとの交渉は終了、ですね。
この巻は戦闘シーンが多いのでなかなか読みごたえがあります。
そのぶん、想像力もフル活用しなければなのですが…。
ブレンヒルトが個人的にはすごく好きです。
強がっているけれど、やっぱり彼をずっと信じたかったのでしょうね。