- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840224109
作品紹介・あらすじ
「-ゆかりちゃん、ずるいよ」吉田一美は、ついに対峙する。最強の恋敵と。「…なにが」シャナは、初めて気づく。この感情の正体に。一方、彼女らを意図せず惑わす張本人・坂井悠二は、突然空を覆う不気味な影の存在に気づいた。それはまさに、"紅世の徒"が放つ、『揺りかごの園』の妖しい封絶の片鱗だった。シャナ、吉田一美、坂井悠二、そして"紅世の徒"。それぞれの想いを秘め、闘いの幕が開く。奇才・高橋弥七郎、渾身の学園ストーリー第三巻。
感想・レビュー・書評
-
吉田VSシャナ
だったけど、最終的に徒に邪魔された…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「愛染」兄妹編の前編ですが、シャナ、悠二、吉田さんの三者三様の想いが交錯するラブコメ・パートがメインで、その背後でシャナたちに迫るソラト、ティリエルの愛染兄妹と、彼らと行動を共にしている「千変」シュドナイたちの画策が進行します。
池に助けられていた吉田さんが一歩ずつ歩みを進め、ついに悠二を想う気持ちをシャナに告げる場面と、「愛染」兄妹がシャナに対する戦いの開始を告げる場面が重なりあって、きれいなクライマックスを作っています。
アラストールと悠二の母・千草との頂上決戦も見所の一つといえそうです。 -
前回の、戦いと言えば戦いだった生活。
今回は敵らしい敵がやってきた。
が、出会う(?)のはまた次回、という状態。
前回とどまったお姉さんが先に遭遇、という状態です。
今回はシスコンとブラコンとおまけ(?)の3人。
主人公2人組と同じように、攻防と別れています。
これは…どうなるのでしょう?
前後編のようですし。
学校というか、日常と言うか、平和な日々ですが
ある意味学園ものっぽい話になっています。
恋愛とスポコンのような生活が前面に(笑)
こうして人間(?)成長していくのですw -
1、2巻よりも文章読みやすく感じられたし、各キャラたちの精神的な成長が感じられて良かった(^^)
-
個人的には吉田さんを応援したい。
-
愛染兄妹編の前編。
紅世の徒ということで人の枠には入らないだが、やっぱりへんt...げふんげふん。
あとは悠二をめぐってシャナと吉田の争奪戦が勃発といったところ。 -
愛染兄妹の話前編。