新フォーチュン・クエスト(9) 待っていたクエスト ファイナル (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840224529

作品紹介・あらすじ

こんにちは、パステルです!レベル18の冒険者でも解けなかったという大クエストに挑戦し、ダンジョンに閉じこめられてしまったわたしたち。どうにか外には出られたけど、すっかり変になってしまったダンジョンを放っておくわけにはいかないよね。それに、ダンジョンの中で見たフードをかぶった怪しい人物も気になるし…。というわけで、このダンジョンを造ったDMに会いに行くことにしたんだけど、またもや信じられない出来事がわたしたちを待ち受けていたのだ!!まさかまさかの連続!『待っていたクエスト』完結編の登場です。

感想・レビュー・書評

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  • #読了

    一気読み。
    なんか色々あったけど綺麗にまとまって良かった、けど
    脳みそ追いつかなーい!!!笑

  • 待っていたクエスト 完結編

    ドッペルゲンガーが続々登場の回

    相変わらずのドタバタぶりながら、
    シロちゃんは成長してるし、ルーミィもがんばってるし
    クレイもよく戦った!

  • 読書録「新フォーチュン・クエスト9」4

    著者 深沢美潮
    イラスト 迎夏生
    出版 電撃文庫

    p76より引用
    “「いいんじゃ。それで。そうやって一歩一
    歩、確かめながら歩いていけば、おのずと正
    しい道に出ることができる。現に、もうずい
    ぶんと歩いてきておるではないか。いずれ、
    その道がどこに通じておっても、胸を張って
    歩いていくんじゃ。よいな」”

     方向音痴のマッパーを主人公とした、RPG
    風ファンタジー小説。
     かつての冒険で知り合ったブラックドラゴ
    ン・JBと共に、問題のダンジョンを作った本
    人に会いに来た主人公パーティ。JBの案内で
    会えたダンジョン作製者の姿は…。

     上記の引用は、キットン族の古老・ゼンば
    あさんがパステルにかけた言葉。
    どんなに出来上がっているように見える道で
    も、自分が歩いた後にしか、自分の道は出来
    ないものなのかもしれませんね。
     クエスト一段落、このクエストの
    始まりの巻が2000年7月出版、この巻が2003
    年9月と3年にまたいで書かれています。4冊
    に渡った長編でした。
    出版当時リアルタイムで読んでいたら、やき
    もきしていたことでしょう。

    ーーーーー

  • 「応急手当だけしておきましょう。 しかし、これはひどい。
     竹アーマーがなければ、もしかしたら命はなかったかもしれませんよ。
     さすが竹アーマー+1ですね。」

  • ■書名

    書名:新フォーチュン・クエスト〈9〉待っていたクエストファイナル
    著者:深沢 美潮

    ■概要

    レベル18の冒険者でも解けなかったという大クエストに挑戦し、ダ
    ンジョンに閉じこめられてしまったわたしたち。どうにか外には出
    られたけど、すっかり変になってしまったダンジョンを放っておく
    わけにはいかないよね。それに、ダンジョンの中で見たフードをか
    ぶった怪しい人物も気になるし…。というわけで、このダンジョン
    を造ったDMに会いに行くことにしたんだけど、またもや信じられな
    い出来事がわたしたちを待ち受けていたのだ!!まさかまさかの連続!
    (From amazon)

    ■感想

    待っていたクエスト完結編です。

    最大の謎は未解決のままですが、とりあえず、ひと段落ですね。
    しかし、このゼンばあさんというキャラクター、種をまき過ぎだろう。
    この人を預言者の立ち位置で登場させ、上手に使っている作者は見事
    だと思う。
    (ただ、この人の名前が出ただけで、ああまた新しい展開の種がま
    かれる事が予想出来てしまうので、そこは少しもったいない。)

    結局、謎の人物の行動理由は何一つ解明していないので、当分これ
    でひっぱるのだと思います。

    というより、この行商人のエピソードが終了した時、このフォーチュン
    シリーズも終わりのような気がしますね。色々蒔いている種と謎の
    人物の行動理由を上手くリンクさせて綺麗にまとめる気がします。

    色々気になる部分はありますが、私が生きている間にシリーズがし
    っかり完結するのかな???

    ■気になった点

    ・考えても仕方ないことは考えない

  • ダンジョンから何とか抜け出せたそこは砂漠。
    忘れられた村の近くだった。
    狂ってしまったダンジョンの製作者に会うために、ブラックドラゴンに会いに行ったり、1巻に出てきた場所に戻ったりする。
    立て続けに起こっていた冒険が1つにつながる感じだし、まだ解けていない謎もたくさん。
    続きが気になる。

  • みんな旅を続けながらそれぞれ成長したり、目的を達成したりしてきた。このままずっと六人と一匹で冒険を続けて欲しいけど、いつか分かれてそれぞれの道を歩み出す日が来るんだよね。パステルは、ルーミィの謎が明らかになった日がその時だろうと思っている。その日が来て欲しいような欲しくないような…。ま、しばらく先だろ。

    絶滅したはずのモンスターの異常発生や、DMのダンジョンの異変に関係あるかもしれないので、シロちゃんと出会ったヒール山に今度は六人と一匹全員で挑むことになる。
    キットンの新しい魔法に、エルフの宝の謎。謎のフード男はパステル一行のストーカーでルーミィを誘拐しようとするロリコンだった。一体何が目的なんだろう。

    後書きの問題は、計算はまったく正しいので、何が問題なのか少し考えてしまった。つまり引っかけ問題か。問題文で「おかしい」と言っているのが間違いというのが答え?そうとしか思えないけど、なんだそりゃ。

    新FQに入ってから、この巻で10年目。はあぁ、すごいなぁ。懐かしいキャラや地名がたくさん話に絡んできたのは、それもあったからかな。

  • 久々にフォーチュン読みました。
    高校生のときに最初から新~の6くらいまで読んだのですが、
    途中とばしてなぜか最新刊読んでしまいました。
    相変わらずの書き方ですよね。賛否両論なのが頷けます。
    下手なような、下手じゃないような不思議な書き方。
    パステルとトラップの仲も相変わらずですね~。

  • 感動した。キットンなのに、、、、よかったね。奥さんと再会できて。久しぶりに読んで、最初に感じた興奮とか思い出した。冒険、したいね。一人でドライブして、小さな町という海外の写真集みてたら、、世界への気持ちが湧いてきたーーー

  • フォーチュン第一巻を読んだのはいつだったでしょうか・・・
    もちろん新装版ではなく、角川スニーカー文庫の方でした。

    だいぶん前のことなので、すでに記憶から消えかけています。
    もしこの本を読まれるのであれば、もう一回第一巻あたりを読み返してみるのもいいかもしれません。
    私は忘れかけてる状態で読んだので、話がいろいろと理解できていないかも。
    もともとこのシリーズは伏線が多いのですが。

    今回の主役はキットンでしょう。
    カバーの絵でも中心ですし。
    パーティ最年長として、パーティの知の要になっているようです。
    バンザイ魔法も大活躍してます。

    しかし、最初に比べこのパーティもまともに戦うようになってきましたね。
    ほとんどまともに戦わないところもこのシリーズの魅力の1つだとも思うのですが。

    ………

    「うがああぁああ!!」
    すごい声をあげ、クレイがノルに向かっていった。
    恐ろしい表情。
    ガツッ。
    ノルの斧とクレイのロングソードが大きな金属音をたててぶつかり合う。

    ………

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著者プロフィール

武蔵野美術大学造形学部卒。作品に『フォーチュン・クエスト』『デュアン・サーク』『青の聖騎士伝説』『IQ探偵ムー』シリーズがある。Twitterアカウント:@mishiofukazawa

「2017年 『新フォーチュン・クエストII(8) 月の光とセオドーラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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