護くんに女神の祝福を! (電撃文庫 い 5-5)

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840224550

作品紹介・あらすじ

はじめまして、今日から東京ビアトリス総合大学附属高校に通う吉村護です。新世代のエネルギー・ビアトリスに憧れていた僕は、期待感で胸がいっぱいです。そんな僕が初登校中、粉雪のように舞い散る桜吹雪の下にめちゃめちゃ綺麗な女の人が…。僕は思わず幻想的な光景に見入ってしまいます。その綺麗な人の名は、鷹栖絢子さん。彼女がいきなり-「あなた、私と…つ、付き合いなさい!」彼女の突然の告白で、僕の周りは大混乱です。なぜなら彼女は、容姿端麗でビアトリス制御の天才で大金持ちのお嬢様で性格崩壊で衛星も撃ち落とせて魔女と呼ばれてて、でもとっても純情で-。というわけで、岩田洋季が描く激ピュア・ラブコメディ発進です。

感想・レビュー・書評

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  • ビアトリスという奇跡を起こす物質を扱う能力を持った人たちの話。
    主人公は高校で編入するんだけど、その理由は、能力が強すぎて測定できない、とかそんな感じなんだけど、主人公はいいやつだからイヤミじゃないから読みやすかったような気もしないでもない。

  •  ピンチを演出するとき、手法は三種類くらいだと思う。
     絶望的な展開を用意するか、それぞれの思惑が絡んでいく複雑な展開か、あるいは誰かが間抜けであるか。
     この巻でのピンチは三つ目に分類されるように感じられた。描き方はとても丁寧で好意が持てるけど、筋立てに違和感は拭えない。
     端的に言えば、ちょっと生徒会に展開を頼りすぎだろう。その部分でのギャグも、ちょっと切れ味が鈍い。

     しかし、周藤さんとこの妹さんの髪型には時代を感じるな。天地無用なんか思い出す。いや、2003年発刊なら、この時点でも時代がかってるか。

  • 【展開好】ラブコメ。
    ベアトリスという奇跡の力を学ぶ学園物。
    ヒロインの絢子は先輩で、魔女ベアトリーチェと呼ばれる天才なんだけど、主人公の護くんに一目ぼれ。アタックしてくる。

    生徒会長と副会長の兄弟が、ちょっと変人でお気に入り。
    とりあえず、護くんの笑顔は最強なんだなと思った。

  • アニメから入りました。こっちの絢子さんもめちゃ可愛い!

  • 本編12巻完結。エメレンツィア可愛過ぎるね。

  • コミカライズの方を先に読んでいたということもありますが、ビジュアルが浮かびやすい文体で楽しめました。
    典型的なラブコメでドタバタしている様が楽しいです。
    主人公二人の初々しい様に終始ニヤニヤが止まりませんでした。

  • 「未知の物質」とか「生徒会」とか、設定がおもしろそうだったので入手しました。魔法のような現象を引き起こす物質を研究・教育する学府に入学した主人公のお話です。米中が敵でEUとロシアが同盟国って、地政学的にみるとすごい大ピンチな気がするぞこの世界の日本!などなど、いろいろ突っ込むところはあるのですが、こまごまとした背景がありそうでそれも面白かったりしました。
    ストーリーとしては、強いヒロインに守られる主人公という、まあありがちかなと思わせる舞台ではありますが、なかなか楽しむことのできる展開だと思います。前半、ヒロインをからかう周囲の人々の描写が少しくどい印象を抱かないわけでもなかったですが。惜しむらくは主人公の主体性があまり見られなかったことでしょうか。全12巻とこの先長いストーリーが待っているので、その間に主人公がどう成長していくのか。2巻以降に期待しましょう。
    それにしても、本書を書いた当時の著者が19歳だったとは。自身の19歳当時を振り返り、少々情けなさにおそわれました・・・。

    (2008年12月入手・2009年1月読了)

  • 4840224552 321p 2003・12・15 4版
    転入初日。吉村護(主人公です)は学校の昇降口の前に佇む美少女と出会う。少女は昇降口前の桜の木にいきなり満開の花を咲かせた。見とれる護に少女は何の用かと冷ややかな表情と声を向ける。一瞬だけ戸惑う護だったが、常に困ったときはまず笑えと育てられていたため、この時も普段と同じように教えどおりに少女に笑みを投げかけた。
    これが運命の始まりだった。護が笑みを向けた少女の名は鷹栖絢子・・・(wikipediaから抜粋)
    作者のあとがきにもありますが明るい学園物、一途な恋愛物、魔法っぽい物、ハッピーエンドでさわやかである。

  • 絢子さんが良すぎる

  • この作品は依水さんのブログを読んで、アニメから原作という自分にとって珍しいパターンで読んだ本です。普段は、富士見ファンタジア系ばかり読んでいるので、電撃系では「クリスタニア」以来ではないかと。ラジオの電撃大賞は数年前まで聞いていましたけど。
     感想ですが、ヒロインの鷹栖絢子の性格は、まるで「ご愁傷様二ノ宮くん」の北条麗華みたいだなと感じました。過去に縁が在ったっぽいというのも似ています。
     生徒会のメンバーとのからかいの場面が出て来ますが、会話がいまいち堅いと言う気がします。
     作品全体の雰囲気は、中々に面白かったので続刊を購入してみたいと思います(一巻のみお試しで購入して観ましたので)。

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著者プロフィール

1983年12月13日生まれ。広島県出身。『灰色のアイリス』で小説家デビューし『護くんに女神の祝福を!』がアニメ化。

「2022年 『ゲーム・オブ・ヴァンパイア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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