終わりのクロニクル 2(上) AHEADシリーズ (電撃文庫)
- KADOKAWA (2003年10月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840224932
作品紹介・あらすじ
マイナス概念による世界の崩壊を防ぐため、全竜交渉部隊の長となった佐山御言が、次に相対することになったのは、2nd‐Gと呼ばれる日本神話の八叉を概念核にもつ世界だった。2nd‐Gは60年前の概念戦争で既に滅び、現在はLow‐G(しかも佐山と同じUCAT)に帰属しており、交渉は簡単に成立するかに思えた。だが、過去の遺恨を残した彼らとの交渉は難航し、新たな戦闘へと発展していく…。選ばなければならない未来への2つの道。果たして、2nd‐Gの人々が、そして佐山が、新庄が選んだ答えとは…。川上稔が贈る新シリーズ。第2話スタート。
感想・レビュー・書評
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再読。"次なる終わりを知ろう 己の足下を固めるために"。この巻で相対するのは日本神話がベースとり名が力を持ち、既にLow-Gに恭順している人たち。相変わらず佐山と新庄との掛け合いがエロ楽しいです。本編では神話上の嘘、2nd-G代表が抱える嘘、そして新庄の嘘と、様々な『嘘』が相手を思ってつかれている。嘘の結果がどうなるのか下巻を早く読みたいです
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第2巻は、2nd-Gとの交渉です。
概念戦争でいち早くLow-Gに帰属することを表明した2nd-Gの住人たちは、その多くがLow-Gの世界に紛れて生活しています。今回の交渉で佐山と渡り合うことになる鹿島・昭緒(かしま・あきお)もその一人で、佐山たちと同じくUCATのメンバーとして働いており、一般人の鹿島・奈津(かしま・なつ)との間に一子を授かり、平和に暮らしていました。
2nd-Gの能力を持ちながら、もはやその力を行使することのない鹿島は、2nd-Gの代表としてレヴァイアサンロードにみずから参加するべきかどうか迷います。しかし、鹿島の正体を知らない奈津は、夫が心の奥底ではっきりと答えを出していることに気づいていました。
ストーリー上の大きな起伏はありませんが、キャラクターの心理的な葛藤の描写に重点が置かれており、楽しんで読むことができました。 -
4840224935 387p 2003・10・25 初版
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次は2nd-G。
切君と運とのエロい関係が進展
だんだんと背景の説明が入ってきた。
1巻よりは纏まっていて読みやすい。 -
予定通り今回も設定・前振りだけですね。キーワードは嘘でしょうか。新たに登場した人物も立ってるキャラ多いけど、それでも埋もれない御言の個性は個人的に好きだなぁ。
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<内容>
マイナス概念による世界の崩壊を防ぐために、佐山が次に全竜交渉に選んだのは2nd-Gだった。
2nd-Gは既にLow-Gに帰化しているので交渉は楽かと思われたが……
<感想>
川上稔ほんとエロネタ好きだなっっ!
うむむむむむう。
なんだかなぁ〜ちょいっと微妙じゃないですかね?
まぁ、感想は下巻にまとめて書きます。 -
この辺でようやっと設定が呑み込めてきた感じ。
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親ばか最高です。こんな上司が身近にいたら、最高にうざいです。
2巻にもなると、各キャラのそれぞれの面白さがわかってきた。