- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840225700
作品紹介・あらすじ
双頭の魔術師・金目銀目の故郷バハルム。今、デュアンはオルバ、アニエスと別れ、チェックと一緒に偉大なる魔法使いサヴァランの家に居候している。竜騎士の国を救う冒険で金目銀目と再会したことにより、それぞれの道を歩むことになった三人。そう、デュアンは尊敬するクレイ・ジュダと同じ"魔法戦士"になるため、バハルムに来ているのだった。しかし魔法の修行どころではない大事件が発覚。デュアンはサヴァランたちと共に金の森へと赴くことになったが…。後世「伝説の勇者」と呼ばれる、ひよっこ戦士デュアンが、大きな転機を迎える新しい冒険、いよいよスタート。
感想・レビュー・書評
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馴染みのメンバーが一度解散し、新たな生活と冒険。そんな話の始まり。
やっぱり最初は淋しいし、馴染みのメンバーが恋しいですね。多少初期メンバーと言う贔屓目もありますが、新たなパーティは地味(笑)
いや、能力とか背景とかを見たら凄い面子なんですが。これまでの初期メンバー達の弾む会話を考えると。
そんな中で希望の光はウィラック。彼は竜騎士の回にもチラッと登場しましたが、大魔法使いサヴァランの小間使をしている口の悪い妖精です。いや、妖精かどうかよくわかりませんけどね(笑)
竜騎士の回から三カ月。そこから始まるんですが、いつの間にかデュアン、レベルアップしてる!その過程はすっ飛ばされたわけですね。ちょっと淋しい。デュアンの成長、喜ばしいのに置いてけぼりを喰ったような気分。しかも後に伝説の勇者と呼ばれる人だけあってか、彼の成長って物凄い勢い。最初は読者の代弁者的存在だったのに、今はもうそう言った移入の仕方はしにくい。
淋しいなあ。
まあそれでも中身は謙虚で普通の思春期男子なわけで。共感し易いのかも知れませんけど。やっぱりどこか違います。
そして。
青の聖騎士伝説でもフォーチュンでも要となっている敵、闇魔。こいつが登場するわけです。作品がリンクしますね~。まあフォーチュンの場合は直接、ってわけじゃないのかな。
あとは。
ヒロインかなあ。本作からのヒロインは私が個人的にイラっとくるタイプのヒロインでして(笑)アニエスが恋しい…
本作ではチラッとオルバの過去についても書かれていて、意外な少年時代が明かされます!
では下巻読みます(。・ω・。)ノ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
魔法戦士になるためにオルバと別れ、サヴァランに弟子入りしたデュアン。クレイ・ジュダとランドが僧院の廃墟でグラシェラに乗り移った闇魔と戦っていたのと同じ頃、金の森に現れた闇魔と戦うことになる。
そしてヒロイン候補の登場。ルルフェットはかわいいんだけど、ちょっとキャラが弱い。傍にいるルイーザが面白すぎるからな。 -
RPGの世界。ひよっこ戦士の冒険譚第2幕
読了日:2008.05.07
分 類:ライトノベル
ページ:232P、262P
価 格:510円、530円
発行日:2004年1月発行、2004年8月発行
出版社:メディアワークス(電撃文庫)
評 定:★★★
●作品データ●
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主人公 : デュアン・サーク
語り口 : 3人称
ジャンル : ライトノベル
対 象 : ヤングアダルト向け
雰囲気 : RPG系ファンタジー
結 末 : まあ、ハッピーエンド
イラスト : 戸部 淑
デザイン : 鎌部 善彦
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---【100字紹介】-----------------------
デュアンはオルバ、アニエスと別れ、
魔法戦士を目指すため、バハルムの偉大なる魔法使い
サヴァランの家に居候している。
しかし大事件が発生し、金の森へ行くことに。
デュアンに大きな転機が訪れるシリーズ第3・4巻
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デュアン・サークの第2部であるデュアン・サークIIの第3巻・第4巻です。これも上下巻。
主人公でファイターのデュアン・サーク(Lv.6)は第1巻からレベルが2つも上がりました。その他のシリーズの主要キャラであるベテランファイターのオルバ・オクトーバと、魔法使いのアニエス・R・リンクは今回はメインシナリオに絡まず。デュアンは彼らと離れ、羽トカゲのチェックとともに双頭の魔術師・金目銀目の故郷であるバハルムに。前作でも登場した偉大なる魔法使いのサヴァランの家に居候中です。もちろん目的は、尊敬するクレイ・ジュダと同じ、「魔法戦士」を目指しての修行。
しかしちっとも魔法は教えてもらえない…そんな中、突然の訪問者が何やら恐ろしい事件をもってきて…、サヴァランとウィラック、デュアンとチェックは、金の森に向かいます。そこで新たなる仲間を迎え、厳しい冒険が始まるのです。
今回はデュアンの精神的なステップアップと、そして副題になっていること、その辺りがメインテーマですね。
でも、上下巻のうち1章ずつ、こっそりオルバが紛れてます。メインシナリオには直接関係ないのですが、何とオルバの昔の話が…!オルバファン必見ってやつでしょうか。オルバってそういう人だったんだなあと思うこと請け合いです。
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文章・描写 :★★★
展開・結末 :★★★
キャラクタ :★★★
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★★
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菜の花の一押しキャラ…アルフレック・ヴォルガー
「おいおい、何さっきからため息ばかりついてんだ。
あああ?いいか、ため息をひとつつくたびに、
ひとつ幸せを逃しているって言うぜ?」
(ウィラック) -
急がば回れ。
私はRPGではダンジョンと町をしつこいほど往復するのが常であり、
強行軍なんて以ての外。
まあ、一刻を争う状況ではそうも行かないでしょうけど…
………
「それはな。おまえさんがそれだけの器だからじゃよ。
ただ、今はその器に見合うだけの経験も技量も度量も持ち合わせちゃいない。
カラッカラッと寂しい音がするばかりじゃ。これからじゃよ、これから。
そして、その器に見合う魔力がもうじき正体を明らかにするじゃろう」
……… -
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オルバとも別れ、新しくルルフェットという女の子が出てきます。 森の中での異変を解決しようと森の中へ向かいますw