- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840225748
作品紹介・あらすじ
今ではない時代、ここではない場所。そこでは、七つの都市が先王の隠し子と呼ばれる姫君を擁立し、国家統一を目指して割拠した。その中の一人、野心に満ちた大嘘つきの若者、テンとトエに担がれ、七宮カセンという都市国家を統べる姫となった少女カラスミ。名もなき市井の人であったはずの彼女が、姫としての道を歩み始めた時、世界が静かに動き始めた…。第9回電撃ゲーム小説大賞「金賞」受賞作、待望の続編。
感想・レビュー・書評
-
相変わらず透明な感じ。
今回は前回の後始末(あとがき?)と、今後の展開のための準備段階みたいな感じかな。
他の七姫全員が出てくるけど、大きな動きはありません。
この先に期待。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
話の流れ的には大きな変化も動きもなく落ち着いた感じ。
その分、テン様、トエ様の掛け合いとか絵描きとか人物の面白さが一段と際立って映ってみえた。
(08.08.07) -
2006/11/10
BO
unread -
今回は戦端もなく穏やかな印象。<br>
<br>
嵐の前の何とやら?<br>
これから色々始まっていくのかなあ。 -
それぞれの都市にそれぞれの守護姫。
前作は受賞作かつデビュー作。切りがないので続けるつもりはなかったそうなのであまり深くつっこまれてなかった姫達が描かれ始めています。3巻へのつなぎっぽい感じですね。
口絵にも全員のイラストが(^_^)
どうやら次に主人公、七宮・空澄と相対することになるのは、三宮・常磐です。
七姫のなかで一番好戦的。見た目も黒のロングポニーテールに長刀を構えてたりして、いかにも凛々しい。
なぜか私の脳内では「風の谷のナウシカ」のクシャナ姫や「もののけ姫」のエボシ御前と同じ引き出しにカテゴライズ。
前回の姫は島流しで済んだけど、次は血の匂いがしそうだー。
カバー・口絵・本文イラスト / 尾谷 おさむ
デザイン / 渡辺 宏一(2725inc) -
「世界って何なのか、見てみたかった」
野心家で嘘つきのテンとトエに担ぎだされてお姫様の役をやることになったカラが、二人についていくことを決めた理由。
冬が来る前、雪祭の月に出会った人々と、終月、命月の冬を越えて、雪終の月にお別れする時。ひとつの季節が巡って、知りたがりのお姫様はひとつ、大人になる。 -
雰囲気が好き。絵も好き。ヒカゲが好き◎
-
七姫シリーズで一番好き。
世界観が綺麗です -
2005,5,20 読破