バッカーノ!2001 The Children Of Bottle (電撃文庫 な 9-6)

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840226097

作品紹介・あらすじ

その不死者の名はエルマー・C・アルバトロス。"笑い"に異常な執着を持ち、ハッピーエンドの為なら手段を選ばない『笑顔中毒者』である。三百年前に別れたその男を捜して北欧の森を訪れた4人の不死者たち。そこには古びた小さな村があった。突然現れた来訪者に敵意の眼差しを向ける村人たち、なぜか彼らに"悪魔"と恐れられているエルマー、そして不思議な少女-。謎に満ちた村で繰り広げられる、『バッカーノ!』異色作。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと今までと舞台も役者も変わった話。
    静かな雪降る町で起きた騒動の話。描写が結構好きです。

  • 生きてるってどういうことなんだろう
    死んでるってどういうことなんだろう
    300年って軽くいうけど簡単ではないだけの時間。
    一気に未来になる。
    ようやく気づくとき。

    何かを成し遂げるにはどれだけ時間があっても足りない。
    閉ざされた世界
    範囲をどこに見るのか
    外に行きたいと思うか思わないか。

  • 再読(。-_-。)

    途中まで。

    多分
    当時
    最後まで読んでない(-_-)


    最初の方、気味が悪かったからか
    どうしても読み進められなかった。

    でも今回読破。


    何のことはない、
    ぺろっと読めた(。-_-。)


    読んで思ったのは
    読んでよかったな、と。

    読まないままなのは
    もったいなかったかも。


    エルマー。

    エルマーすごい。

    スケールがでかい。

    そんなエルマーとのやりとりで

    チェスの心が
    少し軽くなったのが
    見えて良かった。

    ありがとうエルマー。
    なんか超人。


    そんなわけで
    チェスの苦しみが
    少しずつ溶けてくる様が
    私にとっては
    一番の見どころです(。-_-。)

  • 私有地の中にある村に知り合いがいる、という情報を元に
    不自然に茂る森を進む4人。

    今回は陽気なバカップルは登場しませんでした。
    カラー口絵扉にはいましたがw
    閉鎖された、どころではなく、奇妙な村で
    虐待されている少女達。
    良く分からない、から、なるほど、になった時
    もうひとつの謎が分かって、さらには…。

    再生型と、奪い取り型?
    本人達がいいなら、それでよろしいかと。
    しかしあの最後、うっかりベースの情報を忘れて
    目の前のものだけに集中してしまいました。
    詐欺だw

  • 雪と森によって閉鎖された時代遅れの村という設定が、
    ファンタジーであり、ミステリーを予感させる。
    このへんの雰囲気作りはさすが。
    ここにきて現存する初期メンバーの紹介が入ったけど、
    話によって時代が変わるので、今死んでしまっている仲間も、
    時代を遡れば登場する可能性もあるので、生き死には重要ではないんだな、と思う。

  • 地図にない村という閉鎖的世界でエルマーが悪魔になるはなし。
    登場人物が少ないからか、すっきりしていてまとまっている印象。
    不死者集合してほほえましく、またお話としてミステリアスな部分も楽しめふつうに面白いですが、20世紀の非不死者たちが絡まないのは物足りないですね…そういう意味で、ばか騒ぎ感は低めかも!

  • バッカーノ!2001
    刊行された順番としては5冊目。

    先に未来書いちゃっていいのかなーとか思っていたけれど、登場する不死者たちのキャラがよくて思った以上に面白かった。

    エルマーは個人的に好きです。

  • バッカーノなのにばか騒ぎしてない感じ。テンション低め。でも油断できない。

  • 前巻から期間が空いてしまったのでキャラを覚えていません。
    新キャラは誰なのか…。
    大体の世界観設定だけをうっすらと覚えていたので何となぁくわかりましたが。

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著者プロフィール

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆。小説以外にも『デッドマウント・デスプレイ』(スクウェア・エニックス)などの漫画原作のほか、ゲームシナリオやドラマ原作など多種多様な作品を手掛ける。

「2023年 『シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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