- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840226851
作品紹介・あらすじ
こんにちは、吉村護です。鷹栖絢子さんと付き合い始めて二ヶ月が経ちました。期末テストも終わり、気分爽快で冬休みに突入です。休み中、絢子さんと何回ぐらい会えるのかな〜と考えていたら、なんと生徒会の面々で雪山の別荘に泊まりにいくことに!そ、そうです、泊りがけなんです!!しかもそこは温泉付きでスキー場も近く、今夜はクリスマス・イヴ。これは絶対、何か起きないはずがないです。期待半分、不安半分…どんなイベントが待っているのやら!?そして事件は本当にクリスマスの夜に!大人気の激ピュア・ラブコメ、シリーズ第3弾。
感想・レビュー・書評
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描きたいことはわかる。この巻のテーマは護くんの立志編なのだろう。しかし、内容的には悪手である。特に、繰り返される護くんの「気のせい」。
思うに「気のせい」というのはある種のご都合主義なのだ。
物を忘れたと思ったらカバンを確認するし、知り合いとすれ違った気がしたなら振り返る。人は気にしたことを解決する。気のせいと思いこむのは、一連の解決を試した後の話である。大した解決もなく、誰かに相談するでもなしに、決定的な場面まで「気のせい」とするのは、ご都合主義に他ならない。
また、戦闘シーンでの展開、つまり最強の彼女が足手まといのために苦しむという展開はそもそも一巻でされたものであり、これも悪手だ。同じ展開で同じピンチにいたってしまっては、物語を積み重ねた意味が失われる。
二巻を高く評価しているだけに、この巻の筋立ては残念である。
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4840226857 309p 2004・5・25 初版
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クリスマスに絢子さんとお泊まりとゆーうれしはずかしなシチュエーション。
……まぁ、例によって例のごとく生徒会長、副会長をはじめとする生徒会の皆様がご一緒だったりするわけですが(笑)。あと、逸美ちゃんと菊川さん。
普通にラブラブしたり温泉入ったりするだけかと思いきや、新キャラ投入で伏線を張ってみたりと割と盛りだくさん。
クリスマスという結末の想像がつきやすいエピソードと言うこともあって、枝葉の部分が見所だと思います。
ああ、これ伏線だ。と、割と判りやすい感じなので今後の展開を想像して楽しむのも楽しいです。 -
2004/5/25発行。1/29読了。
3巻は、新しくドイツより来た美少女エメレンツィアが登場しました。
来日の理由は第一義的には、絢子が恋人(護)が出来て以前と変わってしまったのか?を確認することに合ったようです。自分の目標(憧れ)である絢子が以前と性格が変わって(柔らかく)いるのに怒り、バトルが始まります。バトルは激しいですがその実は、自分の恋人(義兄)の自慢合戦だったのは笑えました。
次巻は、エメレンツィアの義兄が登場するようです。どうやらストーカーっぽい性格のようですので絢子の心労が増えそうですが・・・。次巻に期待します。 -
B
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エメレンツィアの初登場巻
まさに重度のブラコン娘の登場。しかもかなりのビアトリス使いときて、絢子&護のカップルはどうなってしまうのか?
とまあ、そんな予想を立ててましたが、あの二人にはもう誰も勝てないことがよくわかった巻でした。