灼眼のシャナVII (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1187
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840227254

作品紹介・あらすじ

坂井悠二はすでに死んでいた-。傷だらけの少年・カムシンから借りた片眼鏡によって、吉田一美の夢描いた未来は消え、信じていた世界は壊された。吉田は絶望して、悠二から逃げ出した。不気味な花火が打ち上がるミサゴ祭りの喧噪の中、彼女はあてもなく走り続ける…。不気味な花火-。それは、"紅世の王"たる"教授"とその"燐子"ドミノが企てた"実験"の片鱗だった。"実験"により発生した、人を惑わす妖しい波動が御崎市を襲う。その時。シャナは、悠二は、吉田一美は-!奇才・高橋弥七郎が放つ渾身の学園ストーリー第7弾。

感想・レビュー・書評

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  • 「教授」との戦いを描いたストーリーの後編です。

    悠二がトーチだということを知った吉田さんは、悠二のもとから逃げ出してしまいます。しかし、ライバルの少女・シャナが、悠二がトーチだと知りながら悠二に想いを寄せていることを知り、自分も悠二への想いをつらぬくことを決意します。

    いちおうアクション・パートがメインですが、「教授」と燐子ドミノのキャラクターのおかげで、全体にコミカルな雰囲気が強くなっています。

  • ネタバレ 選択という行動は、終わることなく続いていく。また、守りたいものとは何か、そしてそれは誰なのか、この問いも終わることなく続いていくかもしれない。そして、嫉妬・独占欲・排他的関係を欲する恋とは、何とまゝならぬ感情なのだろう。こんな描写が所々挿入されるので、目が離せない。しかも、悠二母の千草が、大人としての役割をきちんと果たすことで、作品を「まとも」にし、「荒唐無稽さを脱臭」しているのだ。ここは他作より遥かに優れていると言って良いと思う。第1部完の巻である。

  • ダンタリオン編の後編。

    教授がぶっ飛んだキャラでいい具合に盛り上がった。

    恋は盲目とはいうが、吉田よ、もっと考えろよ。。と言いたい。

  •  このシリーズはしばらく買っていなかったのだが、久しぶりに続きを読みたくなったので買った。
     教授は前巻ではなんだか微妙な感じがしたが、今回は今までの悪役と比べるとやることのスケールも大きく、けっこう話を盛り上げてくれた。かっこよさは全くなかったが。
     前巻もそうだったが、悠二とシャナの出番が少ない気がするのが不満。

  • 6巻の続きです。
    カムシンの本領発揮やら、クラスメイトの秘密がすべてばれてしまうとか、ハラハラドキドキです。
    教授&ドミノもかなり美味しいキャラなので、楽しい限り。
    カムシンの破壊能力は予想外のものでした。もっと違う攻撃方法だと思ったのに、あんなのだったとは。
    恋の行方も気になる感じですね。
    吉田一美vsシャナとか、田中と緒方の関係とか。
    吉田一美の大胆な行動にもドキドキです。
    面白くて一気に読み終えました。

  • 2012 1/26読了。WonderGooで購入(古書)。
    田中・佐藤、シャナ・悠二、吉田の5人が一同に会してお互いおかしな世界に足突っ込んでることをしる巻・・・なのだけど、そんなインパクトはすべてふっとばす教授のキャラw
    しかも生き残るし。いいキャラしてるな本当。

  • 吉田さんの成長と坂井君ネタバレの回。バル・マスケが少しずつ登場してます。
    いろいろ後に引いて、面白い回でした。

  • 最初読んだときは面白いとおもったんだけどな。2回目はそんなにおもしろくなかったな。

  • この巻は戦闘が面白いです。

  • 不気味な花火と実験。
    巻末コーナーは4コマとファミレス仕様のシャナ、マージョリー。

    主な新キャラクター
    ・”紅世の王”-教授
    ・”燐子”-ドミノ

    1 始動
    2 妄動
    3 鼓動
    4 激動

    エピローグ

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著者プロフィール

電撃文庫『灼眼のシャナ』著者

「2015年 『カナエの星(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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