ビートのディシプリン SIDE3 (電撃文庫 か 7-17)
- メディアワークス (2004年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840227780
作品紹介・あらすじ
大変なことになっている-ひとはいつだって、自分では気がつかないうちに劇的な事態の急変に巻き込まれているもので、それは彼ピート・ビートも例外ではない。私レインとしては、ちょっと彼に興味があっただけなんだけど、しかし彼を取り巻く状況は本人の意志とは無関係に、どんどん恐ろしくなっていく-統和機構の追手モータル・ジムとの死闘に、最強フォルテッシモの再介入に、さらにはすぐ側で炎の魔女が暴れていたりして-ビートの行き先に待つのは嘘と裏切りと決断と、そして…転落と崩壊の第三章は苛烈、熾烈の苦闘がさらに続く。若きビートに光明は未だ見えず、世界は彼に何を求めているのだろうか。
感想・レビュー・書評
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ビートの前に立ちはだかったラウンダバウトが、彼と行動をともにすることになります。一方、統和機構からあらたにモータル・ジムが差し向けられ、ビートはラウンダバウトとジィドの三人で立ち向かいます。
高代徹(たかしろ・とおる)に護衛されていた朝子は、偶然にもモータル・ジムと接触し、戦いに巻き込まれることになります。しかしそこに凪が登場し、彼女を危機から救い出します。
「カーメン」の謎にかんするストーリーが進展しつつ、しだいに朝子も自分の能力が呼び寄せる運命に順応していっているように感じます。今回は、シリーズ中でも個人的に気に入っているキャラクターである凪が活躍する場面もあり、たのしんで読むことができました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブギーポップのサイドストーリーその3。
こちらも、言いたいことは1に書いたとおりで、本編が好きならオススメの一冊。 -
読み直し。
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いや、楽しかった。
オキシジェン久々!やっぱりラウンダバウト好きだなあ -
ビートのディシプリン 第三章 改めモータル・ジムのディシプリン
初めはとても強敵のよう書かれていたジムさんの苦難の物語でした
戦闘描写が多く、繋ぎの話という印象が大きい巻
それぞれの役者が出揃い、それぞれの役割を果たすために動き出す
そんな3巻目 -
シリーズでかなり好きなキャラのオキシジェンが出てきて、それだけで楽しめました。
もちろん内容もとても面白いです。 -
ブギーポップシリーズのスピンオフ。
ブギーポップの出てこない、ブギーポップも面白いです。
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世界は裏から統和機構ががんじがらめに支配していて動かしようがなく、人間は愚か者ばかりで救いようがなく、彼がやるべきことなどは世の中に何一つないようにしか思えなかった。だからその中で適当に生きていくことにしていたのだ。