キーリ (6) はじまりの白日の庭 (下) 電撃文庫 か 10-6

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840227797

作品紹介・あらすじ

キーリとハーヴェイそしてラジオの兵長は、ベアトリクス捜索のために植民祭の最中であるウエスタベリに来ている。興行団のキャンプに世話になりながら、ハーヴェイ一人がベアトリクスの捜索をする。残されたキーリは、キャンプで暮らす小さい女の子ナナと遊んだり洗濯をしたり、不思議な力の持ち主に出会ったりしながら留守番をする事に。そんな中、強盗から助けてくれたある人物の家に行く事を決心したキーリは、その事をハーヴェイにも兵長にも告げず実行してしまう。そして-!?新展開を見せる人気シリーズ。"はじまりの白日の庭"完結編。

感想・レビュー・書評

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  • 高校生の時だからおよそ10年以上前に読んだ。
    幽霊の見える女の子と死ぬ場所を探す青年。そしてラジオの憑依霊兵長。3人の距離感が大好きで、ゆっくりとお互いが必要な人になっていくのがとても素敵。シリアスな部分が多いけれどとても、優しい話だと思う。少女はまだ幼いから自分が守らなきゃって思っているのに実は青年の方が少女が居ないと生きていけないって感じが堪らないですね。
    ハーヴェイは今でも好きなキャラクターです。
    もう絶版で電子でしか購入できないかもしれないけれど、お勧め小説を聞かれたから必ずこの作品は教えます。

  • 前巻の続きのストーリーです。

    意識が身体から離れたキーリは、まだ不死人になる前の、少年だったハーヴェイ(エイフラム)とヨアヒムたちの姿を目にします。少年たちとの交流のなかで、キーリはハーヴェイの記憶から消え去ってしまった、彼の過去に触れることになります。

    そして、キーリはハーヴェイに、無事に元の身体に戻れたら、一つの約束をきいてほしいといいます。

    この物語のテンポには慣れていたつもりだったのですが、すこし全体の構成が緩すぎるように感じました。パークで人形たちに襲われるシーンなど、もう少し緊迫感がほしかったように思います。

  • ハーヴェイ、そんな怒るくらいなら最初からちゃんとキーリのこと考えてやれよ…(突っ伏す)

    パーク編下巻。主に生きていた頃のエイフラムや生きていた頃のヨアヒムが出てきてわ~ショタだ~~と和気藹々としていたら突然壊される日常につらみ。そしてハーヴェイとヨアヒムの最初で最後であろう共闘に胸が熱い展開。
    クリフの石の話で涙腺も持っていかれて、最後はよかった、ちゃんと幸せに砂場遊び。
    生きていた頃のエイフラムと、不死人のハーヴェイは確かに繋がっていてほっとする。ヨアヒムも繋がってるね(悪意100%)
    やくそくは果たされなかったけど、挿し絵でワァアアってなったワァアアって。キーリかわいすぎ、ハーヴェイかっこよすぎ。

    そして今回は漫画もついてるんですよ漫画!!!!!!!動くハーヴェイとキーリ!!!!!!!!!!!!!!大興奮ですよ…
    いっぱいハーヴェイとキーリが描いてあってすごくよかった(小並感)

  • キーリⅥ はじまりの白日の庭(下)

    キーリとハーヴェイそしてラジオの兵長は、ベアトリクス捜索のために植民祭の最中であるウエスタベリに来ている。興行団のキャンプに世話になりながら、ハーヴェイ一人がベアトリクスの捜索をする。残されたキーリは、キャンプで暮らす小さい女の子ナナと遊んだり洗濯をしたり、不思議な力の持ち主に出会ったりしながら留守番をする事に。そんな中、強盗から助けてくれたある人物の家に行く事を決心したキーリは、その事をハーヴェイにも兵長にも告げず実行してしまう。そしてーー!?
    新展開を見せる人気シリーズ。“はじまりの白日の庭”完結編。

  • 図書館で。
    過去と現在の混在。
    それから、少しのときめき。

  • 上下巻につき、「キーリ(5)」にまとめて感想。

    http://booklog.jp/asin/4840227284

  • ヨアヒムいいなー。「今度さらいに来る」かっこよかった。ハーヴェイとキーリは相変わらず恋愛度高めな感じ。こんぐらいもどかしいときがいちばん読んでて楽しいよね(笑)エイフラムとヨアヒムたちの子供の頃?というかあの学校の話は思っていたよりシリアスで。単にエイフラムが子供の頃にキーリが出会うだけじゃなく、ループしてるって設定なあたりが壁井さんらしい重さというか。いや壁井さんキーリシリーズで初めて読んだんだけど、そんな感じがした。

  • 2009/03/31

  • 過去編完結。エイフラムが良い子すぎる。

  • 兵長が好きなのは、あのパパな感じがたまらないからです。
    キーリのハーヴェイがいい感じになってきました。
    どうなるんだろう、ドキドキ

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著者プロフィール

第9回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、2003年『キーリ 死者たちは荒野に眠る』でデビュー。その他の著書に、『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』(電撃文庫)、『エンドロールまであと、』(小学館)など多数。

「2009年 『NO CALL NO LIFE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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