- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840228336
作品紹介・あらすじ
"教授"とドミノが企てた"実験"は、シャナによって失敗に終わった。女子高生に戻ったシャナは、悠二と共に再び"日常"を暮らし始める。しかし、彼への抑えきれない『どうしようもない気持ち』を身の内に孕んだままの彼女は、揺れ動く感情に支配される自分自身に戸惑いを隠せなかった。そして、シャナと悠二の前に新たな敵が立ちふさがる。-立ちふさがるもの。それは「期末試験」という"日常"だった。緒方真竹が提案した『みんなで一緒にお勉強会』の行方は果たして…!奇才・高橋弥七郎が放つ渾身の学園ストーリー第8弾。
感想・レビュー・書評
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ヴィルヘルミナとの再会を描いたストーリーの前編。今回はラブコメ分多めです。
ミサゴ祭り後の期末テストに向けて、シャナ、悠二、吉田さん、池、佐藤、田中のいつもの6人が、緒方真竹の提案を受けて勉強会を開催します。そのあと、同じメンバーで打ち上げ花火を楽しみます。
前巻までで千草、カムシンから恋の後押しを受けた吉田さんですが、この巻ではマージョリーからのアドヴァイスもあって、悠二への想いをいっそうたしかなものに感じるようになります。思いもかけず「強敵」になりつつある吉田さんに心おだやかでいられないシャナも、悠二に自分のことだけを見ていてほしいと願い、もはや後戻りができないところにまで変わっていきます。
この巻にはアラストールの発言がほとんど見られません。ようやく最後の場面で、ヴィルヘルミナに叱責されて口ごもりながら答える彼の様子は、シャナの変化にとまどいながらも見守ることしかできない、世のふつうのお父さんの姿を彷彿とさせて、おもしろいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日常パート。
学園ものなりつつあったところに最後にヴィルヘルミナ登場でどう動くのか。 -
悠二ネタバレ直後の勉強会のお話。
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『どうしようもない気持ち』や『みんなで一緒にお勉強会』。
1と2、2と3の間には断章として星黎殿やドレル・パーティのお話。
巻末コーナーはセーラー服ヘカテー。
主な新キャラクター
・[仮装舞踏会(バル・マスケ)]参謀-”逆理の裁者”ベルペオル
プロローグ
1 雨の別れ
2 その一日
3 来るもの
エピローグ -
戦いがひとだんらくして普通の生活を送っていた。そして期末試験というあらたな敵が立ちふさがる。クラスの皆と勉強会をすることに。そこにはシャナ、悠二、一美と仲が良い友人とやっていた。シャナは気持ちが揺るぎ動いていた。
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この巻は、次の話へ繋げる話で、ほのぼのとした日常とバル・マスケの話が断章で書かれています。
なんかこの巻では、シャナの嫉妬みたいなのが良かったですね~。
試験の打ち上げで、御崎神社に行った時のシャナと吉田さんのやりとかは、結構おもいしろくて良かったと思います。
最後にシャナの育ての親が出てきてこれからどうなる?というところで終わってしまいます。
続きが気になりますね~すっごい悠二と敵対していきそうな雰囲気ですが。
次の巻に期待してます!