先輩とぼく3 (電撃文庫 お 8-3)

著者 :
  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840228350

作品紹介・あらすじ

「…足りないな」その先輩の一言で、OMRの一員にさせられたのは不思議少女の桜さん!占いマニアでポーカーフェイス。凰林高校の変人博覧会のこの部に、またまた濃い〜娘が入ってきました。そんな無表情な彼女に、これまた無表情な真太郎が一目惚れしちゃったからもう大変!面白いことを見つけて大喜びの先輩、親友の願いを叶えてあげたいぼく、やたらに首を突っ込む嵐ちゃんず。みんながてんでバラバラに真太郎を応援(!?)し始めたので、大騒ぎにならない訳がない!!そんなこんなで最後はホロリとくるはずの第3弾!ちなみに魔法少女始めました…。

感想・レビュー・書評

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  • 桜さん登場編。
    (というかあとがきにあったように嵐ちゃん編2といったところ)
    今回のOMRは悪の秘密結社改、魔法少女物。
    もう可愛さしかない。
    あ、桜さんの話はほんのり感動話風味で、嵐ちゃんは蘭ちゃんの時から嵐ちゃんだったのですね。(ん? 逆か?)

  • 彼らの活動に新メンバーの追加.
    今度のメンバーは不思議少女ですってよ.
    不思議少女でツンドラ少女で不遇少女ですよ.

    宇宙人で超科学かとおもいきや
    予知夢とか転生とか,
    なんだか結構ファンタジーしてますね.

    しかし自分の墓参りに行く気分ってどんなんだろう.
    「私のお墓の前で泣かないでください.そこに私は居ません」ってアレになるんだろうか?

  • 良くありがちな「入れ替わり」ものですが、キャラが良いっ!
    凛々しい先輩(つばさ♀)と優しく気が付くコ(はじめ♂)の奇妙な学園生活は、周りを巻き込んであんなことやこんなことや…読んでみてください(笑)

  • 先輩のすごい頭脳に驚かされる巻です(^^;

  • “「……私にひとつ妙案がある」
    「本当ですか!」
    「ああ……あまりのできの良さに自分で自分が恐ろしくなる。私がこれほどのキューピッド能力を備えていたとは……」
    いちいち大げさな先輩。でも、ここまで自信満々なんだから、これで真太郎の恋も多少は進展……
    「プロジェクト名は…………馬鹿っぷる大作戦だ!」
    しそうにない。いきなり後悔した。頼る人間違えただろうか。”

    無表情不思議少女にして、おばあちゃん=生まれ変わり前の嵐という関係の水野桜

    今回いい話だった。
    生まれ変わり少女の活躍第二段。

    “「まあ、本音を言うと、オーラ君に任せていれば何の問題もないわけだ。それどころか、我々は邪魔にすらなるだろう」
    それはそうかも……でも……心配だ。
    「だが、引っ込んでいるわけにもいかないだろう?男の沽券に関わる……真太郎君は特にな。個人的な考えだが、惚れた女の危機に何もしないような男は生きている価値がない」
    先輩のものすごくきつい言葉。でも、基本的には同意。
    「それに、お姫様のピンチに現れるのは王子様と決まっている」
    にやりとする先輩。目線の先には真太郎。見た目はごつすぎるけど……一応王子様合格だと思う。
    「ふっ、まさしくそうですな」
    これはタッキー。
    ひとつ言っておこう。タッキーの外見は王子様落第だ。Tシャツのプリントをどうにかしてから出直してこい。
    「さて、君らの意志も聞かずにここまで話を進めてきてしまって済まないが、一応今がどのような状況かは理解して貰えたと思う」
    ……十分に理解しました。とてもピンチかもしれないし、まったく何でもないかもしれない。
    「楽観的な事も言ったが、最悪の想定で事態が進んでいた場合、下手をすれば命に関わる事もあるだろう。さあ、君らに問おう。どうする?」
    どうする?”

  • 今回は不思議少女分が足りないということで新キャラ登場。
    新登場となる「水野桜」は過去に家族を事故で亡くし、自分も左足を悪くしたことで表情を表に出さなくなってしまった少女。
    そんな彼女を部室に連れてきたとたん、彼女を夢で見たという真太郎がいきなり告白するもんだから一波乱起きることに。

    メインは桜と真太郎をくっつけようとする話なのでその二人が重要であるだが、ほかに意外な重要人物として嵐がいたり。
    前回の話で嵐は前世ではじめと姉妹だったということに付け加えて、嵐の前世は桜の祖母だったという、なんとも世間は狭いというか、何でもありというか・・・w

    おかげで未来を知ることを恐れているが故に予知夢を見る真太郎を恐れていた桜の心を開くきっかけになったのだが。。

    そんなわけで、真太郎の前ではこぼれるような笑顔を見せるが、そのほかの人には全くの無表情という二面性の不思議少女が出来上がりました。

  • 何もかもが常識外れで面白かった。

  • 秀逸なギャグ

  • ●つばさ先輩の一言で、OMRの一員にさせられたのは不思議少女の桜さん!占いマニアでポーカーフェース。そんな無表情な彼女に真太郎が一目惚れしちゃったからもう大変!そんなこんなで最後はホロリとくるはずの第3弾!〔本文からの抜粋引用〕
    ○はじめは相変わらずの玩具。魔法少女にされたり、つばさ先輩とデート?、不良に同情されたり、LOVEなことがあったり・・・この巻では桜さんと嵐ちゃんに注目です!?

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著者プロフィール

広島在住の作家。

「2017年 『オオカミさんとハッピーエンドのあとのおはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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