ルナティック・ムーンIV (電撃文庫 ふ 7-4)

著者 :
  • メディアワークス
3.54
  • (13)
  • (14)
  • (39)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 158
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840228459

作品紹介・あらすじ

機械都市バベルの深層に隠された有機溶媒のプール。その水面を揺らしながら一人の少女が浸っていた。半ば狂気に犯された少女-。だが、彼女こそが、かつて地球を荒廃に導いた"融合"の能力を持つ"稀存種"だった…。一方、ルナとシオンは作戦行動中、ロイドに捕らわれ、第3稀存種エンダの元に連れていかれる。そして、エンダから驚愕の真実を聞かされることに…。果たして、バベルは7人の"稀存種"を使い何を行おうとしていたのか!?バベルが秘す真の目的とは何か!?次巻完結に向けて、いよいよ物語はクライマックス。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4巻です。

  • 最終巻の一巻手前、此処でエデンの目的が発覚します。
    エデンの敵対勢力であるフルブルーを指揮するロイド=オドに捕獲された
    ルナとシオンは、彼らから真実とロイドの経験した絶望を嘗めさせられるのです。

    本当の強さとは何だろうか?
    この物語で考えられてきた事です。
    一人で何でも出来るのが強さかもしれない、
    何物にも自分にさえも負けないのが強さかもしれない、
    其れでもルナとシオンは2人で共に強くなる事を決めました。
    寄りかかり合うのではなく、只共に居て共に強くなる事。
    其の絆がとても美しく思いました。
    ルナが強制的に羽化させられた時のシオンが恰好良かったです。
    私は貴方を見捨てたりしないという意志が、眩い程に美しかったです。

  • クライマックスに向けて、大きく物語が動き出しました。

    先が読めないので、どきどきしながら読んでいきました。

    登場人物もほぼ全員でたので、いよいよ物語も佳境です。

    俺の予想だとバットエンドしか考えられないけど、どうなるやら...。

  • 未読。所有。

  • 毎回スプラッタな話なんですが。今回は、大人しかったです。シオンとルナの関係に焦点が当たってたからかな。とりあえず二人がラブラブなので良かったです。三番目とか七番目とか登場して、世界の謎も明かされたようですし。あとは怒濤のクライマックスを期待しております。いや、とにかくルナがヘタレじゃなくなって良かった!レインじゃありませんが、シオンを幸せにしてほしいもんです。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

電撃文庫『ルナティック・ムーン』にてデビュー。他著書に『レジンキャストミルク』『鮮血のエルフ』など。独特の文体とハードでシリアスな作風でコアなファンを持つ。

「2017年 『ファイナルファンタジーXIV きみの傷とぼくらの絆 ~ON(THE NOVEL)LINE~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤原祐の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×