ルナティック・ムーンV (電撃文庫 ふ 7-5)

著者 :
  • メディアワークス
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840230223

作品紹介・あらすじ

"稀存種"を供犠に世界を崩壊させ、再び"純血種"のみの世界を創世しようとするエデンの計画-。ルナとシオンは生き延びるため、決して受け入れることのできない計画を阻止すべく旅路を急ぐ。一方、完全なる破滅を願うロイドは、バベルに対して総攻撃を開始した。抗えない潮流の中、個々の思惑はそれぞれの意志を孕み、引き返せない混乱の渦を巻く。そして過去と未来は交錯し、血で血を贖う殺し合いを産む-。斃れ逝くその果てに、生き延びたその先に、彼らが掴むのは、虚無か、それとも未来か…?『ルナティック・ムーン』遂に終幕。

感想・レビュー・書評

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  • 5巻です。

  • 遂に最終巻です。
    嬉しくもあり、寂しくもあります。
    思い入れが強いだけに、気持ちも複雑でした。

    最後まで兎に角ハラハラしました。
    最後の最後の方など、
    「もう僅かしかペエジが残っていないのにどうなってしまうの!?」
    と心からハラハラしました。
    物語は此れで終わりましたけれど、其れは最期ではありません。
    前巻で出てきましたが、2人はまだまだこれからです。
    これからは只の明日ではなく、幸福な明日を掴む為に生きるのです。
    兎に角素敵で素晴らしい物語でした。

  • これは高校生の時(4年くらい前)に読んだものなのですが、絵と内容共に好きだった本なので本棚に入れておきたいと思います。表紙は最終巻のものですが、全5巻です。
    内容は1巻からして登場人物の半分以上が死ぬくらいで結構病んだ感じなのですが、最後は少なくともバッドエンドではないので安心して(?)読めると思います。
    この作者さんはこのシリーズの後にも「レジンキャスト・ミルク」とか「アカイロ/ロマンス」などのシリーズを書かれていますが、私はこのシリーズが一番好きです。シリアス度も一番高めかも?レジン以降は結構ギャグっぽい場面も多い気がするので。

  • シリーズ最終巻。

    楽園の崩壊。

    7人の<希少種>とは?


    最終局面でのシオンの戦いは本当に良かった。

    ラストは意外でしたが、満足はしたので、良かったと思います。

    1,2巻ではあまりに暗くて、グロイ話であったので、切ろうかと思っていたけど、後半は本当に面白かったです。

    次回作も期待です。

    できれば、世界観をもっと明るい作品を読みたいなあ。

  • 未読。所有。

  • ルナとシオンの話もこれでとうとう最後になった。<BR>
    <BR>
    子供だったルナとシオンが少しずつ成長する話、でいいのだろうか?<BR>
    住まいが、仲間が、世界が、壊されていく中で、ルナとシオンは互いに大切なものを見つけて、ちゃんと手に取ったんだよ、という終わり方だった。<BR>
    壊れかけた世界で、少年少女がそれでも前を見て生きていく、そんな話を読みたいのであれば、これは中々に前向きでお勧めだ。<BR>
    <BR>
    ただ、残念なのは、もうちょっと他のキャラクターの話も読みたかったというところか。<BR>
    いや、それが入ると話が間延びしてしまうのは分かるのだが、それぞれにいいキャラばかりなので、一個ずつのエピソードと、最終話のエピソードが欲しかったな、と思うのは俺の我侭か(笑)<BR>
    <BR>
    個人的なお気に入りは、今回はシオンである。こっそり、PBMの自PCと同じ名前だから、とかいう理由はオフレコである(ぉ)

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著者プロフィール

電撃文庫『ルナティック・ムーン』にてデビュー。他著書に『レジンキャストミルク』『鮮血のエルフ』など。独特の文体とハードでシリアスな作風でコアなファンを持つ。

「2017年 『ファイナルファンタジーXIV きみの傷とぼくらの絆 ~ON(THE NOVEL)LINE~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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