灼眼のシャナ0 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.25
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本棚登録 : 1006
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840230506

作品紹介・あらすじ

少女に名前はなかった。ただ「贄殿遮那のフレイムヘイズ」と呼ばれていた。少女が目指すは、"紅世の徒"討滅のみ。いまはまだ、少女の隣にあの"ミステス"の姿はなかった-。天道宮から巣立ち、あの"ミステス"と出会う以前の少女を描いた外伝「オーバーチュア」、通販本収録の特別編「しゃくがんのしゃな」「しんでれらのしゃな」を加筆修正した計三編+特別掌編収録。いとうのいぢオール描き下ろしのカラーイラストで贈る、『灼眼のシャナ』初の短編集登場。

感想・レビュー・書評

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  • 短編2本、中編1本を収録しているほか、フリアグネとマリアンヌによる作品用語解説のコーナーがあります。

    短編の第1話「しゃくがんのしゃな」はとりあえずキャラクターに水着を着せてみただけの話。第2話「しんでれらのしゃな」も及第点には届いてないと感じました。

    最後の中編はおもしろく読めました。タイトルの「オーバーチュア」は「序曲」を意味しています。つまり、御崎市にやってきて悠二たちに出会う前の、フレイムヘイズの使命のみに生きていた頃のシャナを描いた話です。シャナは、「紅世の徒」に存在を喰われた大上準子という少女の存在に割り込んで「徒」を追います。

    シャナによって「徒」が討滅された後の、準子の彼氏だった濱口幸雄の心理描写が印象的です。

  • 突っ込みどころ満載の短編集と
    ごく普通(?)なシリアス話。

    作者というか…こちらとあちらが混ざった
    見ている分には楽しい短編集。
    これが当事者だったら、非常に大変。
    水着の話も、童話の話もw
    読みながら思ったのは、担当さんが気になる、という
    非常に話と関係ない事。

    途中にある某コーナーと、最後に出てきた拡大版は
    いいのかこれで、という、別突っ込みもの。
    なのに、ここに来るまでの、シリアスな話。
    当然救いはない上に、残された人の感情が
    ものすごくきつい一瞬です。
    どうしてそうなのか、それすらも分からず
    何だったのか、と思うだけで終わってしまうもの。
    もう誰も思い出せない、という現実に
    否応なく直面、です。

  • 面白くありませんでした。まあ、納得出来るのはイラストくらいでしょうか。埋草の詰め合わせです。こんなところで、本編の首相由来の人名は使ってほしくなかったです。

  • 番外編のVol.0を読了。

    大きくはギャグ2本に書き下ろしシリアスが1本。
    ギャグの部分とシリアスの部分のギャップが激しくて後になってるシリアス部の序盤は文字を追ってるだけになってたり。。

    好みの問題なんだろうけどこの作者の文体はウチにはツライ。
    決して変な文章ではないのだけど情景が頭に描きにくいからただ文章を文字として読んでるだけになることが多いんだよね。
    外伝まで入れて計12冊も読んでから言うのもナンだけどw

  • 珍しい事にお遊び企画と、シャナが悠二と出会う前の外伝。
    合間に狩人フリアグネのコーナーも有り。本編における用語や紅世関連の解説、キャラクターについての豆知識等々。

    しゃくがんのしゃな
    しんでれらのしゃな

    灼眼のシャナ オーバーチュア
    1 大上準子
    2 濱口幸雄
    3 ウコバク

  • 短編はつまらない

  • おふざけ話。

  • おーばーちゅあ泣けた

  • 悲しい話。

  • 今回は短編集。一つ一つは面白いけど、やはりシャナには戦闘シーンを見させて欲しい。

    書き下ろしは合格ですが、他の短編があまりに馬鹿馬鹿しいので、こんな評価になった。

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著者プロフィール

電撃文庫『灼眼のシャナ』著者

「2015年 『カナエの星(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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