わたしたちの田村くん (電撃文庫 た 20-1)

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840230667

作品紹介・あらすじ

「中学生活最後の夏」という魅惑のフレーズに浮かれるクラスから取り残されていた田村くんの前に現れたのは、進路調査票に「故郷の星へ帰る」と書き続ける不思議少女系、松沢小巻だった。受験直前のバレンタインデー、田村くんの部屋に投石して窓を粉砕&チョコを誤爆したのは、学年随一の美少女にしてクールなツンドラ系、相馬広香だった。そんな変わり者の女の子二人と、空回りしながら奮闘する田村くんが贈る、おかしくてちょっと切ないラブコメディー。「電撃hp」で人気の『うさぎホームシック』『氷点下エクソダス』に、田村をそそのかす男・高浦とその奇妙な妹を描く番外編を加えて待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • とらドラ!がおもしろいみたいだし、気になってたし読んでみるかーと思ってさくっと読了。
    お、おもしろー!
    一章読んだ時は、松沢かわえええええええ!
    二章開始時は、有馬?このこと三角関係になるのか。松沢のほうがかわいいし、ツンデレなんかにゆすられんよ^^
    読了後は 有馬あああああああああっかわいいよおおおおおおおおおおおああああああっ
    ツンデレがなにかゆゆこさんはよくわかってらっしゃる!これこそ正統派ツンデレ!デレになってからのかわいさが異常。
    文体もユニークで、この人文章がうまいんだなーというのを思い知りました。
    「うっ」「マンボ!」とか笑わざる負えない。久々ラブコメを面白いと思いました。

  • 3/10.
    もって激しい恋の物語を期待してた。

  • 中学校最後の夏、恋人がいないのは自分と友人だけ。
    その現実を知った時、恋にも落ちた。

    不思議系クラスメイトに恋をして
    近づいて…な中学生編。
    そして高校編には、ツンデレのような美少女。
    優秀な上と下に挟まれて、な次男坊ですが
    ひねくれる事はないですが、考えが独特。
    いや、恋をした男の子ってこうなのか? と思ったら
    高校もそんな状態なので、主人公がこういう人間かと。

    青春ちっくな生活をしているので、彼女がいないぐらい
    どうという事もない気がしますけど、どうでしょう?
    それよりも、彼女からの葉書の内容の方が怖いです。
    もしや、本当に受信して!?

  • ライトノベルというより、森絵都や瀬尾まい子の描く児童小説の趣き、匂いのする作品。特に、家庭環境に苦闘する少女、あるいは中学時代の不登校に悩み、高校デビューを模索する少女が登場するあたりなぞは、そう感じる所以か。主人公兄や家族、保健の先生が一定の役割を果たすところも同様。少女の弱さや、主人公の逡巡ぶりを丁寧に文章で拾い上げて、上手く描くところが、著者らしいとも。

  • 表面的に「不思議系少女」とか、「学校一の美少女でツンデレ」とかの、ある意味キャッチーな属性を持つヒロイン二人+没個性(と本人は思っている)主人公「田村くん」のお話。

    とはいえ、それぞれのヒロインには、不思議系少女松澤のふわっとした優しさや学校一の美少女でツンデレな相馬のデレの部分以外にも、キツイ現実問題をそれぞれに抱えていて、読み物としてメリハリもあるし、一気に読んでしまった。

    ただ、松澤とのエピソードは、もう少しボリュームがあってもよかったかも。
    あまり喋らないヒロインというのは、対する相馬のような存在が強いキャラと並ばれると、印象薄くなると思う。

    とはいえ、早く続きが読みたくなる、そんな素敵なラブコメの一冊。

  • 第二巻。
    共学がうらやましく感じるぜ。

  • 女子二人にモテるというハーレム状況。過剰で饒舌な一人称視点。「ああラノベですね」という印象なのだけど、物語の骨格は「シンドイ環境で心くじけるヒロイン」、「泥臭くも全力でヒロインにぶつかり合う主人公」という直球な恋愛小説ではないか。ハーレムな状況も、それでいいのかと主人公は迷う。というわけで、オッサンは「ああ若いっていいね」と清々しく読めた。

  • とらドラに見られる、後半の重たい展開はない、爽やかな当り障りのないラブコメ。
    短くまとまってるので、ゆゆこセンセ入門編としてどうぞ

  •  意外とさっくりと読むことができたし、内容も良かった

  • うだつのあがらない中学3年生の田村君が恋したのは不思議系女子の松澤さん。
    その一年後、松澤さんとは離れ離れになり文通をするが、彼女なのかどうなのかも怪しい関係・・・の所に新しいツンドラ少女相馬が登場する。

    竹宮ゆゆこさんをとらドラで知り、せっかくだしと思って購入。

    結果は、当たりでした!!
    とらドラのあの雰囲気が好きなら、読んでいて面白いと思います。

    田村君のつっこみがね、一番面白かったかな。
    この頃から片鱗はあったんだなーと。

    伏線なり登場人物は出尽くし、満を持して2巻へ!!という感じかな。

    とらドラ好きなら読みやすいと思います!
    2巻しかないし、ちょうどいいかも。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『心臓の王国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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