アスラクライン (電撃文庫 み 3-16)

著者 :
  • メディアワークス
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840230902

作品紹介・あらすじ

夏目智春はごく平凡な十五歳。ただし幽霊憑き。水無神操緒は智春の幼なじみ。美少女。スタイル良好。ただし、幽霊。高校入学式の前日、二人の前に現れたのは黒ずくめの服を着た綺麗なお姉さん。彼女が智春に手渡したトランクには謎の兵器、機巧魔神が封印されていた…。そんな謎のトランクを狙って智春の前に現れるのは、自称・悪魔の巫女もどき少女と、第二の幽霊を連れた幽霊憑きの生徒会長。世界を救うために悪魔を滅ぼせって、そんなことを命令されても困るんですけど-?世界の破滅まで残り七百十九日。二巡目の世界で暴走するハイスクール・パンク開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 幽霊と悪魔とロボ。
    「二巡目」という辺りワクワクの予感を感じさせるので続きが楽しみ。娘を愛するヤクザ屋さんが好きだ。

  • すごく「ライトノベル」してる作品。
    色々とありがちな要素があるものの、
    それらを王道としてまとめ上げ、テンポの良い学園モノに出力している。

    終盤、主に黒幕辺りのお話などがチト残念だが
    そこら辺はまぁ目を瞑りましょう。

    何でもいいからライトノベル読みてぇ!って人にはオススメ

  • 4840230900  314p 2008・11・21 13版

  • 正直一巻読んだ時点では
    お決まりの設定と微妙なギャグで
    「これ、読むのツライわ・・・。」ッて感じだったんですが、
    ダラダラと読み進めて、3巻の終わりで一気に引きこまれました。

    頑張って3巻まで読みましょう!
    3巻まで読んで一切惹かれない場合はやめてもいいかと。

    巻を重ねるごとにキャラクターの魅力が増していくのが良いですね。
    綺麗に伏線を回収しててとても楽しめました。

    続きが気になるストーリーはジャンプ的だなと、。
    連載してたら毎週買ってるレベル。

    ただ、主人公の印象がちょっと薄い気がするんですよね。
    成長もあまり感じられない。
    その分ヒロイン二人がすっごい頑張るというw
    あとアスラマキーナや使い魔があまりかっこよく感じなかったんですよね。
    ってことで★4

    全14巻ですが本編は13巻まで。
    14巻は前日譚後日談織り交ぜた話なんですが、蛇足感もなく面白い。

    好きなキャラ
    やはり操緒が最強なんですが、佐伯妹も良い^^

  • 飛行機事故にあって以来、幼馴染みの幽霊に憑かれている主人公。
    彼が高校生になり、一人暮らしを始めたところで、ストーリーが動き始める。
    兄から頼まれたというトランクを持ってやってきた、黒ずくめのお姉さん。夜中に忍び込んできた巫女もどきの少女。
    主人公と同じように幽霊を連れた生徒会長。
    彼らのいう事には、この世界は二周目で、自分には悪魔を倒す力があるとの事。世界の未来のために悪魔を倒せって、一体どういうこと?

    可もなく不可もなし。
    まだ導入部分というところ。
    キャラもストーリーも特に個人的な琴線に触れるところはなかったので、続きを読むかは微妙。

  • アニメ化(未視聴)
    アニメは見てないけど前から気になっていたので読んだらとても面白い
    ライトノベル学園ファンタジーの代表といってもいいかと
    アニメも見てみたいな 飛蘭すきー

  • 全14巻読了。
    次々と広げた大風呂敷を割ときれいに畳んでいったな~という印象。
    ただ、最後の締めくくり方はすごくいいという感じではないなと思った。
    好みの問題なんだろうけど。
    それでも、次につなげていくというやり方はまぁまぁ面白いかもしれない。

  • キャラの個性が強く、突き抜ける感じで読めましたね。
    あんまりアクションは読まないけれど、そればっかりじゃなかったから楽しめたのかな。

  • 主要人物の設定は、ARIA、かんなぎ、異世界の聖機師物語と同じ設定。
    内容的には、ARIAに続く作品、かんなぎの参考にされた作品。
    三雲岳斗氏の友人、島本和彦氏の作品「逆境ナイン」のプロデューサー、山際新平氏の地元の祭神、民話を参考にしている。
    島本氏の「逆境ナイン」は氏の最初の映画化作品でもあり、その映画化の話を持ち込んだ山際新平氏の地元のフォルムコミッションが最初にサポートした作品でもある。
    島本氏が立ちあがり始めたフォルムコミッションを手助けするため、複数の友人などに声をかけたうちの1作品と見られている。
    実際には1作1作に、地元ネタが組み込まれている。本作の場合は黒鐡と主人公、ヒロイン2名の関係が採用されている。
    「ヒカルの碁」が人物の元ネタであるのが「ARIA」、藤原佐為の祭神が春日社の神、その内の「比売神」の3柱がほぼ共通してヒロインの設定になっている。
    山際新平氏の地元の神社、波切神社の四宮の一つが比売神の社、さらに神社内の琴平社が主人公、韋夜社がアスラマキーナなどである。

    アスラマキーナの設定がロボットなのは、ギリシャ神話のタロスが文学上一番最初のロボットだった事に起因すると思われる。
    現地の波切神社の祭神、ダンダラボッチと韋夜神の関係はギリシャ神話のタロスとイアソンの関係に酷似している。
    タロスが青銅のロボットであったのに対し、ダンダラボッチは鉄系の神である。同様の採用をしたのが、ペルセフォネ。

    全体像を見ると、夏目智春が大己貴神、水無神操緒が比売神(タギリヒメ+イチキシマヒメ=アルテミス)、嵩月奏も比売神(タギツヒメ=ディスポイナ)とペルセフォネが比売神(タギツヒメ)、黒鐡がダンダラボッチと言う設定。
    この設定は、かんなぎと同じ構成でもある。かんなぎは、同地の祭神を全て採用し、学校の怪談4を踏襲している。

    他でも、以後の作品で、島本氏の関係者が「かんなぎ」、「スタードライバー・輝きのタクト」、「神曲奏界ポリフォニカ」で同じ構成を使用している。
    大己貴神=夏目智春、御厨仁、タタラ・フォロン、ヘッド(下野さんが声優をする場合が多い)
    比売神(タギリヒメ+イチキシマヒメ=アルテミス=国狭槌神)=水無神操緒、ナギ、さかなちゃん、コーティカルテ(殆どは戸松さん)比売神(タギリヒメ+イチキシマヒメ=アルテミス=国狭槌神)=水無神操緒、ナギ、さかなちゃん、コーティカルテ(殆どは戸松さん)
    国狭槌神=文殊菩薩、神話上の星でいえば琴座のベガ、この座の平行四辺形が出雲では「菜切星」で波切神社のある波切の古名でもある。
    この琴座が音楽の神オルフェウスの竪琴でもあるため、コーティカルテが音楽の始祖精霊となっている。
    比売神(タギツヒメ=ディスポイナ)=嵩月奏、白亜、ソラ、ユギリ・プリネシカ
    比売神(タギツヒメ=ペルセポネ)=ペルセフォネ、ざんげちゃん、ソラ、ユギリ・ペルセテ
    ダイダラボッチ=黒鐡=大鉄
    夏目はアニプレックス社の社長の夏目氏、次の作品の仕掛け人と見ると面白いかもしれない。

    内容は、他の作品に比べオリジナリティが強く、採用したのは中心の人物設定のみである。
    アニアとビビアンが、スタドラの部長と副部長と見ると面白いかもしれない。

    この系統が、「ダンタリアンの書架」である。
    「ダンタリアンの書架」の企画者の一人、山賀氏は友人関係にあり、島本氏の漫画にも登場している。
    同市を舞台に書かれた物が「満月の長い夜・月光少女アンティックナナ」(角川系)で、ローゼンメイデンの元ネタ(真紅など)の1つでもある。

  • 全体的には面白かったがラストが急過ぎて少し混乱。あとバトルシーンが非常につまらないのが残念。

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著者プロフィール

電撃ゲーム小説大賞(現・電撃小説大賞)銀賞、第1回日本SF新人賞、第5回スニーカー大賞特別賞を受賞。代表作は『ランブルフィッシュ』シリーズ、『アスラクライン』シリーズ。

「2023年 『ソード・オブ・スタリオン 種馬と呼ばれた最強騎士、隣国の王女を寝取れと命じられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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