キノの旅 the Beautiful World 「旅人の話 ‐You‐」 (電撃文庫ビジュアルノベル)
- メディアワークス (2005年10月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840231893
感想・レビュー・書評
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アニメで初めて観たときから大好きな「キノの旅」。この本の挿し絵は当時の記憶を呼び戻してくれます。
キノが訪れたたくさんの不思議な国に、どんな想いが込められているのだろうと毎回ワクワクして観ていました。
思い出を閉じ込めてしみじみ浸るか、思い出を作りに出かけるか
自分が進むことのできる方法が―”決してない“なんてことはない。
やりたい事でも やりたくない事でも できそうにない事でも詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
繰り返し語られる物語のテーマのひとつのかたちが印象的。さすらいを求める何かは、たぶん誰かによってもたらされるものではなく、もともとあったか、それに気付くかどうかだ、とあたかも語っているかのようだ。旅の始まりこそ、その人らしさがでるのかもしれない。この物語の主人公は、時がきて、突然、かつての旅人が残していった一切がっさいをもってそのまま遁走する。あたかも、それらのものが旅にあってはじめて意味があるかのように。キノの旅のなかには、旅が始まったか始まらないかのうちに殺されたり、あきらめたり、やめてしまう登場人物が実はかなり多いのだ。本物の旅とは何か? 案外これはまっすぐな疑問だけれど、連作を支えている大事なことなのだろう。
フルカラーのイラストは、文庫にカラーの口絵があるにしろ、細かい絵の感じがわかって良い。文庫でおなじみの服装意外のキノの絵がある。もしかしたら、まだ読んでいない物語の中に関係する絵のなのかもしれないが。 -
この人こんな短編書けるのかーと思った。笑
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キノさんのスクール水着に噴いた。Artworksは女の子路線全開だな
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図書館で見つけてその場で読みきった本。
モトラドのお話は良かったです。
キノワールドは本当に好き。
黒星さんの絵が最後にたくさん載っていました。
学園キノの絵はいらなかったかな・・・ -
短編ひとつとアートワーク集。
早く最新が読みたい -
絵本のような一冊。どっぶり入り込んじゃったキノの旅^^ イラストも大好きです。
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2008 1/26読了
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絵本第二弾です。