灼眼のシャナXI (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1056
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840232043

作品紹介・あらすじ

坂井悠二の許に"日常"が帰ってきた。御崎高校には学園祭の季節が訪れ、クラスメイトたちは期待を胸に抱き日々を過ごしていた。シャナも、その"日常の中の非日常"を楽しもうとするが、吉田一美と仲良くする悠二を見て、どうしようもなく気持ちが不安定になるのだった。この気持ちはいったい何なのか…シャナの中で再び葛藤がはじまったとき、ついに彼女は辿り着く。身体全体で感じて、そして理解した。"好き"の本当の意味を-。

感想・レビュー・書評

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  • 「彩飄」フィレス編の第1部。

    御崎高校の学園祭である「清秋祭」の名物、開会パレードに、シャナ、悠二、吉田さん、田中、佐藤、池、緒方の7人が選ばれます。一方、シャナとの鍛錬で、悠二は封絶を張ることを試み、見事に成功しますが、そこに現れた炎の色は「銀」でした。

    今回はほとんど全編がラブコメ・パートです。フレイムヘイズとしての使命から前に進むことを躊躇していたシャナが、開会パレードの優勝者インタビューで全校生徒を前に悠二への想いを伝えて、一足先に告白していた吉田さんに並んで立つことを決意する……と盛り上がったところで、今回は幕引きになっています。シャナの女の子らしさが数段上がったのは、うれしいようなそうでないような、ちょっと複雑な気持ちにさせられますが、こういうベタなラブコメ的展開もけっして嫌いではありません。

  • 学祭(清秋祭)初日の話。パレードに向けた女性陣の盛り上がりが面白かったり。銀が出てきて・・・結末の引きで次巻が読みたくなる。

  • (ストーリー)
     フレイムヘイズたちのたまりば、アウトローが危機に瀕している。そんななか、悠二は学園祭でロミオ役になり、ジュリエット役はなんと吉田さんに決定。シャナは「オズの魔法使い」のドロシー役になった。悠二は自在法を操れるようになったが、その力の具現は「銀色」をしていた。その事実を知って、マージョリー・ドーのことを考えてしまうヴィルヘルミナ。隠そうとしても隠しおおせるものではなかった上に、零時迷子を探る「永遠の恋人」に、そのありかを悟られてしまっていたのだ。
    (感想) 
     自分は、恋をしてはいけないのか――?
     というシャナの悩み。それに、不器用な答えしかできないアラストールが、悠二の母に助言を求める、というシーンは、アラストールってやっぱいい父親だなーと思ったことです。とはいっても、物事はどんどん、悪い方へいってるようで、ヴィルヘルミナが一番おそれていた事態が巻き起ころうとしている予感。どんな解決になるのやら。
     そして、零時迷子のなかに閉じこめられた「ヨーハン」を巡る、ある紅世の徒の思いとは……。ヨーハンの過去には、なんか創世記的匂いも感じます。高橋さん、もしかして鎌池和馬さんと友だち? 文体もなんか似てるし……。と、思わず勘ぐったりする今日この頃。

  • 戦闘や大きな話の展開は無かったけれどあちこちに伏線が。
    気になる引きで終わってるので次巻が待ち遠しい。

  • 季節は学園祭。御崎高校清秋祭の準備~一日目。
    カラー含めサービスシーン多め。
    巻末には、漫画版を担当する笹倉綾人のイラスト&挨拶文も掲載。

    プロローグ

    1 清秋祭迫る
    2 清秋祭前夜
    3 清秋祭始まる

    エピローグ

  • ツンデレシャナちゃん、開き直るの巻。なんかファンタジーとかつけたしっぽくなってきて、ひたすらラブコメ路線でいってます。個人的には優秀なくせに恋愛ヘタレなメガネマン(この呼び方はなんとかならんのか)池君が復活してくれたっぽいのが少し嬉しいです。好みなので。相変わらず報われていませんが。しかも今回は寝てる間にいろいろ終わってますが…可哀想に。でも出てきてくれただけでいいです。最近フェードアウト傾向で読む気無くしてたのが、ちょっとだけ読む気がでてきました(現金)。

  • 戦闘はなかったが、悠二と銀の関係など、また一つ謎が追加された。

  • 綺麗。挿絵。

  • 豊島区立中央図書館

  • あぁ、ついについに

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著者プロフィール

電撃文庫『灼眼のシャナ』著者

「2015年 『カナエの星(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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