新フォーチュン・クエスト〈11〉クレイの災難〈上〉 (電撃文庫)

著者 :
制作 : 迎 夏生 
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840232661

作品紹介・あらすじ

こんにちは、パステルです!キットンは無事奥さんのスグリと再会できたし、よかったよかったとほっと一息。しばらく奥さんのところに居るというキットンを置いて、妹のメルに会いに行くというノルとも一旦別れて別行動に。じゃあ故郷のドーマへ行く、というトラップとクレイにくっついて、わたしも一緒に行くことになった。でも、なんだがクレイのようすが変なんだよね。どうしたのかなぁ…なんて思っていたら、ドーマで待ち受けていたのはとんでもない知らせだった…!クレイをめぐる、新しい冒険の始まりです。

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「新フォーチュン・クエスト11」3

    著者 深沢美潮
    イラスト 迎夏生
    出版 電撃文庫

    p208より引用
    “「おれたちだって似たようなことやってん
    じゃねえか。ダンジョンの住人からしてみれ
    ば、迷惑な話だと思うぜ。不法侵入されたあ
    げく、勝手にあれこれ持ち出し、勝手に暴れ
    て、壊しまくって、掃除もしないで帰ってく
    んだから。”

     方向音痴のマッパーを主人公とした、RPG
    風ファンタジー小説。
     離れ離れになっていた家族との再会を無事
    に果たしたキットン、リーダー・クレイの体
    のことを考え、少しクエストを控えようと移
    動していたとき…。

     上記の引用は、ダンジョンに対する冒険者
    の行動についてのトラップの言葉。
    人の家のタンスを勝手に開けたり、宝箱の中
    身を持っていったり、勇者や冒険者というの
    は何とも傍若無人なものです。しかし、世界
    一有名なひげのおじさんも、RPGになった時
    は同じことが出来ていたそうなので、そうい
    うものなのでしょう。
    PSの「ムーン」では、そういう勇者にやられ
    たモンスターの魂を成仏させていた記憶があ
    ります。あれもラブこれもラブ。
     副題の通り、リーダー・クレイに不幸が降
    りかかります。前回の冒険でした怪我もある
    のに、気の毒な役回りばかり押し付けられて
    います。しかし、それを補って余りあるくら
    い、本人は色んな所で恵まれているので、ト
    ントンなのではないでしょうか。

    ーーーーー

  • クレイとトラップの故郷、ドーマにやってきたパステルたち。
    そこでクレイの婚約者であるサラが重い病気にかかっている事を知り・・・
    サラの病気を知りお見舞いに行くシーンはいつものフォーチュンとは違い、シリアスムードでサラ死んでしまうの??と思ってしまった。
    そのサラの病気を治す事が出来るという、奇跡の花をパステルたちは探しにクエストへと出かける事。
    奇跡の花があるとされるダンジョンは青の聖騎士とされるクレイの曽祖父も訪れた事もあるという所。
    早速出かけたパステルたちだったが、謎の行商人がクレイの顔を利用している事から各地に人相書きが出回っていて、クレイも本人であるのに面倒事に巻き込まれそう・・という事から変装をするのだが、その変装が表紙の金髪姿。
    でも不幸の代名詞(笑)クレイはさすが、変装した事によって更に怪しまれ、牢屋に入れられる事に。
    サラを救う花を探しに行くのに、クレイ不参加でダンジョンへと向かうパステルたち。
    うーん、さすがクレイ。

  • 久しぶりのフォーチュン・クエスト。
    たしか前回はキットンが大活躍だったんだよね…と記憶も頼りない。
    でも、長い付き合い(?)だからか読み始めたら懐かしいし、面白い。
    やっぱりパステル達はいいなぁ。

    今回の主役はクレイ。
    もう散々な目に会っていて本当に不憫…。
    でも、優しいんだよなぁ。
    というか何年ぶりかに読むと皆優しいなぁと感動してしまうほどだ。
    ちょっと弱った心がじんわり温まる。
    私もこんな風に優しくなりたい。

    いいところで「つづく」になってしまったのですぐに下巻に取りかからねば。

  • 「パステル、心配はいらない。きっとうまくいく。
     なんとなくそう思うだけなんだが……。」

  • クレイに帰って来る様にと手紙が来て、メルに会いに行ったノル、スグリとしばらく一緒にすごすキットン以外が一緒に行く。
    告げられたのは大変なことで、急遽合流、クエストに行くことになる。

  • ■書名

    書名:新フォーチュン・クエスト〈11〉クレイの災難〈上〉
    著者:深沢 美潮

    ■概要

    キットンは無事奥さんのスグリと再会できたし、よかったよかった
    とほっと一息。しばらく奥さんのところに居るというキットンを置
    いて、妹のメルに会いに行くというノルとも一旦別れて別行動に。
    じゃあ故郷のドーマへ行く、というトラップとクレイにくっついて
    、わたしも一緒に行くことになった。でも、なんだがクレイのよう
    すが変なんだよね。どうしたのかなぁ…なんて思っていたら、ドー
    マで待ち受けていたのはとんでもない知らせだった…!
    クレイをめぐる、新しい冒険の始まりです。
    (From amazon)

    ■感想

    以前から引っ張っていたクレイの婚約者がらみのお話です。
    少し遅いですが、作者さん、やっと色々な伏線を回収し始めたよう
    に感じます。

    当然ですが、今回も一筋縄ではいかずに、前回の伏線がらみのトラ
    ブルに巻き込まれます。

    本巻も面白いのですが、いまいちマンネリ感があります。

    ハッピーエンドありきのストーリーなので、どうしてもそうなって
    しまうのでしょうが、危機が来てもだれも死なないし、絶対に乗り
    越えるというのが分かっているので・・・・

    このシリーズは、そういうのを楽しむものなのかもしれませんが、
    長期連載になると、緊迫感が出ないのは結構致命的かと思います。

    既に新シリーズも20巻近くになると思うので、そろそろ綺麗に終わ
    らせた方がいいと感じます。

  • 前回の冒険で、記憶を取り戻したスグリと再会したキットン。彼がしばらくスグリと一緒に過ごしたいというので、ノルはメルの元へ、残りのメンバーはクレイとトラップの故郷を訪ねることにした。
    ドーマについた一行は、クレイの婚約者のサラが重い病気にかかっていることを知る。彼女を救うためには、青の聖騎士、クレイ・ジュダと縁のあるギルニー山脈のダンジョンに咲く青い花が必要だ。急いで集合したパーティーは、ギルニー山脈へ向かうが……。

    ルーミィがさらわれそうになったり、ズルマカラン砂漠でアクスと会ったり、クレイの名前の由来が明らかになったり、ジュン・ケイが女性だって事を公にしたり。ジュン・ケイ、ひょっとして好きな人ができたのかな。トラップの精一杯のアプローチをパステルがスルーしたりもしたなw他にもいろいろ。クレイは副題にもある通り、安定の不運だった。

    トラップのお母さんのご飯美味しそう。マカロニグラタンとオニオンスープ。

    ルーミィのクレイへの手紙、かわいかったな。

    FQでDSシリーズや「青の聖騎士」の登場人物の話が出てくると、テンション上がる!

  • 表紙のクレイがちょっとキモイのは置いといて、でも彼が今回の主役です。
    不幸を背負った美形のファイター。
    確かに昔から不幸ばっかりではあったけど、今回も凄く可哀想です。
    クレイがああやって、泣くシーンは初めてみたような気がします。トラップはそういう面では素直そうだから、驚きはしないけど、クレイがねぇ・・・。
    優しいから、誰にでも親身なクレイ。
    でも、パーティー(仲間)への思いとはまた違う思いがサラにはあったんでしょう。
    まぁ、一応正式な婚約者だしね。

    そのサラの事が今回の冒険の目的でもあって、結局皆集まっての冒険が始まります。
    とことん不幸なクレイは、謎の行商人の影響もあって、いつの間にかお尋ね者に・・・・、いつにも増して不幸なクレイくん(笑)
    彼が今回一番頑張らないといけないんだけどな、それはきっと下巻になれば解ることだけど。

    誰かの命に関わる事で冒険してきたのは今まででもあったけど、今回は何か気分が違います。
    クレイにとってサラはどういう人なのか、未だにはっきりと明確に表現はされていません、多分今回のクエストの最後には一つの答えが出るのかもしれないです。

    そうやって一人一人の事で答えが解っていくのは嬉しいのだけど、ちょっと寂しい気もします。
    本当に血の繋がった家族を持たない(失った)パステルの道は何処にいくのか。
    ルーミィはもしかしたら、これから家族と会えるのかもしれないけど、パステルは・・・ねぇ。そういう面で一番切ないのはやっぱりパステルなのかなぁと。

    ポイント感想。
    ・クレイが自分の名前の事を語った事におおっ!と思った。
    ・クレイがだんだんとホントに美形になってきた。
    ・パステルももうちょっと大人顔にして欲しい。
    ・あ、まだこの子17歳だった。
    ・そのくせ、トラップは顔が大人びてきた。
    ・っていうか、身長がいつの間にか180センチ代。
    ・ちょっ・・・成長期?(心も身体も)
    ・もう伸びなくてもいいよ。
    ・それよりもなによりも
    トラップのパステルの呼び方が「おまえ」から「あんた」になった事に違和感。
    ・ええっ!先生!深沢先生!ソコんところどうなんですか?
    ・トラップの心境がいつか知りたい。
    ・むしろ深沢先生の心境が知りたい。
    ・暗闇の中でも光るトラップの目が怖い(笑)
    ・あと数年はパステルはトラップの気持ちには気づかないと思う。


    えーと、物語ってパステル視点なので(最初からずっと)良くも悪くも他の人物の心の中ってのは見えません。でもそういや、不思議と気にした事なかったなぁと。

    何か今回、トラップが違う意味で頑張ってますけど、いつかそれが報われる日がくるのかなぁと、ずっと先の事を心待ちにしています。
    あくまでも、冒険が主軸の物語なので、それ(恋愛)がメインになっては逆に面白くないんですけどね。いつまでもトラップには肩透かしして欲しいです。
    パステルは天然+鈍感人間だから。

  • カバー・口絵・本文イラスト / 迎 夏生

  • 表紙の金髪のクレイは似合ってないと思うんですが、似合ってると表記されているからには似合っているんでしょう。最近読んだ本の登場人物の名前なんかはすぐに忘れてしまうことが多いんですが、フォーチュンはもう大分前から読み続けているからか結構覚えているみたいです。しかし昔読んだのは忘れているところも多いので、初めから読み返したくてなりません。ほとんど図書館で借りて読んでるんですが、買い揃えてみたい。でもいまさらな気もします。

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