新フォーチュン・クエスト(11) クレイの災難<上> (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 330
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840232661

作品紹介・あらすじ

こんにちは、パステルです!キットンは無事奥さんのスグリと再会できたし、よかったよかったとほっと一息。しばらく奥さんのところに居るというキットンを置いて、妹のメルに会いに行くというノルとも一旦別れて別行動に。じゃあ故郷のドーマへ行く、というトラップとクレイにくっついて、わたしも一緒に行くことになった。でも、なんだがクレイのようすが変なんだよね。どうしたのかなぁ…なんて思っていたら、ドーマで待ち受けていたのはとんでもない知らせだった…!クレイをめぐる、新しい冒険の始まりです。

感想・レビュー・書評

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  • #読了

    冒険が始まる前の、洞窟に潜る前のところまでのお話!
    って言ったらなんか1巻まるまる導入部分みたいでそれはそれで凄いな?って思った笑
    いや導入って言ったってそれなりに色々とドタバタあるんだけどさ。

  • 楽しいんだけど。

    モブキャラを簡単に余命ある病にしてしまうのがちょっと…。

  • 相変わらずクレイがかわいそうな目に合うんだけれども、その婚約者まで、サラを助ける為に奇跡の花を曽祖父も行ったダンジョンへ取りに行く話。

    懐かしいというか、久々に読んでないシリーズの続きがわかった感じ。
    周りのキャラクターが良くも悪くも変わっていなくて安心して一気読みした。

  • 学生時代読んでいたが、そういえば続き。。。と。

    レベル5?そんな低かったか。。
    けれど、当時はそこまで惹かれなかったアットファミリーな雰囲気にほのぼの。。

  • 読書録「新フォーチュン・クエスト11」3

    著者 深沢美潮
    イラスト 迎夏生
    出版 電撃文庫

    p208より引用
    “「おれたちだって似たようなことやってん
    じゃねえか。ダンジョンの住人からしてみれ
    ば、迷惑な話だと思うぜ。不法侵入されたあ
    げく、勝手にあれこれ持ち出し、勝手に暴れ
    て、壊しまくって、掃除もしないで帰ってく
    んだから。”

     方向音痴のマッパーを主人公とした、RPG
    風ファンタジー小説。
     離れ離れになっていた家族との再会を無事
    に果たしたキットン、リーダー・クレイの体
    のことを考え、少しクエストを控えようと移
    動していたとき…。

     上記の引用は、ダンジョンに対する冒険者
    の行動についてのトラップの言葉。
    人の家のタンスを勝手に開けたり、宝箱の中
    身を持っていったり、勇者や冒険者というの
    は何とも傍若無人なものです。しかし、世界
    一有名なひげのおじさんも、RPGになった時
    は同じことが出来ていたそうなので、そうい
    うものなのでしょう。
    PSの「ムーン」では、そういう勇者にやられ
    たモンスターの魂を成仏させていた記憶があ
    ります。あれもラブこれもラブ。
     副題の通り、リーダー・クレイに不幸が降
    りかかります。前回の冒険でした怪我もある
    のに、気の毒な役回りばかり押し付けられて
    います。しかし、それを補って余りあるくら
    い、本人は色んな所で恵まれているので、ト
    ントンなのではないでしょうか。

    ーーーーー

  • クレイとトラップの故郷、ドーマにやってきたパステルたち。
    そこでクレイの婚約者であるサラが重い病気にかかっている事を知り・・・
    サラの病気を知りお見舞いに行くシーンはいつものフォーチュンとは違い、シリアスムードでサラ死んでしまうの??と思ってしまった。
    そのサラの病気を治す事が出来るという、奇跡の花をパステルたちは探しにクエストへと出かける事。
    奇跡の花があるとされるダンジョンは青の聖騎士とされるクレイの曽祖父も訪れた事もあるという所。
    早速出かけたパステルたちだったが、謎の行商人がクレイの顔を利用している事から各地に人相書きが出回っていて、クレイも本人であるのに面倒事に巻き込まれそう・・という事から変装をするのだが、その変装が表紙の金髪姿。
    でも不幸の代名詞(笑)クレイはさすが、変装した事によって更に怪しまれ、牢屋に入れられる事に。
    サラを救う花を探しに行くのに、クレイ不参加でダンジョンへと向かうパステルたち。
    うーん、さすがクレイ。

  • 久しぶりのフォーチュン・クエスト。
    たしか前回はキットンが大活躍だったんだよね…と記憶も頼りない。
    でも、長い付き合い(?)だからか読み始めたら懐かしいし、面白い。
    やっぱりパステル達はいいなぁ。

    今回の主役はクレイ。
    もう散々な目に会っていて本当に不憫…。
    でも、優しいんだよなぁ。
    というか何年ぶりかに読むと皆優しいなぁと感動してしまうほどだ。
    ちょっと弱った心がじんわり温まる。
    私もこんな風に優しくなりたい。

    いいところで「つづく」になってしまったのですぐに下巻に取りかからねば。

  • 「パステル、心配はいらない。きっとうまくいく。
     なんとなくそう思うだけなんだが……。」

  • クレイに帰って来る様にと手紙が来て、メルに会いに行ったノル、スグリとしばらく一緒にすごすキットン以外が一緒に行く。
    告げられたのは大変なことで、急遽合流、クエストに行くことになる。

  • ■書名

    書名:新フォーチュン・クエスト〈11〉クレイの災難〈上〉
    著者:深沢 美潮

    ■概要

    キットンは無事奥さんのスグリと再会できたし、よかったよかった
    とほっと一息。しばらく奥さんのところに居るというキットンを置
    いて、妹のメルに会いに行くというノルとも一旦別れて別行動に。
    じゃあ故郷のドーマへ行く、というトラップとクレイにくっついて
    、わたしも一緒に行くことになった。でも、なんだがクレイのよう
    すが変なんだよね。どうしたのかなぁ…なんて思っていたら、ドー
    マで待ち受けていたのはとんでもない知らせだった…!
    クレイをめぐる、新しい冒険の始まりです。
    (From amazon)

    ■感想

    以前から引っ張っていたクレイの婚約者がらみのお話です。
    少し遅いですが、作者さん、やっと色々な伏線を回収し始めたよう
    に感じます。

    当然ですが、今回も一筋縄ではいかずに、前回の伏線がらみのトラ
    ブルに巻き込まれます。

    本巻も面白いのですが、いまいちマンネリ感があります。

    ハッピーエンドありきのストーリーなので、どうしてもそうなって
    しまうのでしょうが、危機が来てもだれも死なないし、絶対に乗り
    越えるというのが分かっているので・・・・

    このシリーズは、そういうのを楽しむものなのかもしれませんが、
    長期連載になると、緊迫感が出ないのは結構致命的かと思います。

    既に新シリーズも20巻近くになると思うので、そろそろ綺麗に終わ
    らせた方がいいと感じます。

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著者プロフィール

武蔵野美術大学造形学部卒。作品に『フォーチュン・クエスト』『デュアン・サーク』『青の聖騎士伝説』『IQ探偵ムー』シリーズがある。Twitterアカウント:@mishiofukazawa

「2017年 『新フォーチュン・クエストII(8) 月の光とセオドーラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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