半分の月がのぼる空〈6〉 (電撃文庫)

著者 :
制作 : 山本 ケイジ 
  • アスキー・メディアワークス
3.80
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  • (6)
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本棚登録 : 1110
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840233064

作品紹介・あらすじ

ついに退院した里香は、僕と同じ学校に通うことになった。正真正銘のスクールライフを送る日がやってきたんだ。いっしょの登校、いっしょの校庭、いっしょの下校。帰りに七越ぱんじゅうを買ったりしてさ。なんでもない、ありふれた日常だけれど、長い道を歩いてようやくたどり着いたのがそこだった。そう、僕たちが生きていく場所は病院じゃないんだ。当たり前の場所で、当たり前の生活を送る日々が、本当に大切なこと-。"僕たちはこの小さな町で寄り添って生きていく"橋本紡&山本ケイジが贈る、大好評シリーズ第六弾!本編完結編。

感想・レビュー・書評

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  • 本編最終巻。中身はエピローグっぽい。その後の学生生活を描いているから、今までと話の雰囲気は違っていたけど、安心感はあった。普通に学生してるな、っていう安心感。パッとするような展開は無かったけど、シリーズの締めとしては収まりが良かったと思う。
    一応シリーズ全体の感想も。実写映画から入ったから、そもそも結構違っていて。過去に読んだ作者の別の小説を思い出して、原作はこんな感じかなー、と想像しながら読み始めたんだけど、、思ったよりハマらなかった…。ラノベだから、と言われてしまえばそれまでなのかもしれないけど、人間ドラマをメインにするにはキャラクターもストーリーも物足りなかった。キャラクターは性格の悪さが言葉の節々に見えて好きになれなかったし、ストーリーも設定や大筋は良いけど、ちょっと途中がダラダラしていた印象が、、せめて読んでいて気分が悪くならない言葉遣いをしてほしかった。あと短編集2冊積んであるので、シリーズ完走はしたい。

  • 5巻から続いている後日談的な内容でした。
    あとがきを読むとなぜ6巻の描写があったのか、
    納得します。

  • 友人達との日常。
    ホッとできる話だった。
    無事完結、楽しめた。

  • 退院した里香と裕一の学校生活を描いた巻。
    作者は蛇足だとしているが、個人的にはここまで描き切ってくれた方が満足。やっぱりハッピーエンドとはいえなくてもそれなりに幸せな日々を過ごしているところがみたい。
    司とみゆきの二人の急接近がずっと謎だったが、ずっと伊勢に住む主人公との対比がうまくされており、とても良かった。

  • 話がすっ飛んでいて、あれ?っと思わないでもないが、そこら辺はあとがきを読めば解る。

    結局のところ、作者の素直な感情が吐露されていて、その部分に共感することは出来ないものの、冷静に受け止めることが出来る。

    子供の頃、というか高校生の時に、将来に不安を感じることは全くなかったし、当然、今でも都会に対する憧れも恐れも全くない。

    それでいて、作者の抱き続けていた抑圧された都会への想いを無視することが出来るかと言えばそうでもなく、昔であれば理解できなかったであろう人間をふと見つめることが出来るようになった自分の変化に驚くのである。

    無理やりにハッピーエンドにしたと言いたくなるような展開でもあるが、別にそれでいいんじゃね。と、煙草を口に咥えながら呟きたくなるのだ(非喫煙者だが)。

    全く持って損な役回りなのだよ。

  • 番外編みたいな印象の本。

    前の巻がよかったので、細かい何かを書く気になれないです。
    あちらこちらに散らばった短編を集めたなら、そういう意味では
    親切なのかな?

    亜希子さんの儚い恋が素敵でしたね。
    ほんのちょっとの、始まりかけてふっと消えた恋。

    かわいいひと。

    そう呼んだら彼女は怒るかな?

  • 面白かったです

  • ※5~6巻の感想をまとめてこちらに。
    アニメから入ったせいか、私の中でこの物語は4巻で完結してるので、こうして続いているのは少し変な感じです。でもやっぱり、6巻のあとがきで作者さんが述べているように(269頁)、裕一と里香にとって病院は通り過ぎる場所であるべきだと思うので、これでいいんだと思います。
    5巻では夏目先生の計らい(?)により、裕一は石川さん夫婦との交流を通して、現実を再確認します。一方その頃、里香も亜希子さんとの会話と通じて、裕一を想う…。そして2人は再び砲台山へ登る…―。
    ここまでが作者さんが当初考えていたエンディングのようですが、物語とはそれを超えた日常にこそあるものでしょう。
    というわけで、6巻では2人のあるべき日常の風景であるスクールライフが描かれています。裕一はまさかの留年により2年生のまま、そして里香は18歳の1年生としてようやく高校生活が始まります。
    それぞれの日常、選ぶ道、生きる場所。日常を生きるっていうのは、何気なくやっていることだけれども、考えれば考えるほど難しいことかもしれません。夏目先生が、小夜子さんのいない世界を今日まで生き、明日も生きていくように、裕一もいつか里香のいない未来を生きなければならないのかもしれません。私はまだまだ道の途中の気持ちで生きていて、覚悟なんてできません。それができるのは、裕一にとっての里香のように、特別な何かを持てた時なのかな…と思います。もう少し歳をとってから、再読したいなと思える作品でした。

  •  退院後の話だったかな? 読んでいる方は、少しハラハラしながらの本でした

  • 本編完結。

    当たり前の場所で、
    当たり前の生活を送る日々の大切さ。
    その有り難さ、在り難さ。

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