半分の月がのぼる空6life goes on (電撃文庫 は 2-22)
- アスキー・メディアワークス (2006年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840233064
作品紹介・あらすじ
ついに退院した里香は、僕と同じ学校に通うことになった。正真正銘のスクールライフを送る日がやってきたんだ。いっしょの登校、いっしょの校庭、いっしょの下校。帰りに七越ぱんじゅうを買ったりしてさ。なんでもない、ありふれた日常だけれど、長い道を歩いてようやくたどり着いたのがそこだった。そう、僕たちが生きていく場所は病院じゃないんだ。当たり前の場所で、当たり前の生活を送る日々が、本当に大切なこと-。"僕たちはこの小さな町で寄り添って生きていく"橋本紡&山本ケイジが贈る、大好評シリーズ第六弾!本編完結編。
感想・レビュー・書評
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本編最終巻。中身はエピローグっぽい。その後の学生生活を描いているから、今までと話の雰囲気は違っていたけど、安心感はあった。普通に学生してるな、っていう安心感。パッとするような展開は無かったけど、シリーズの締めとしては収まりが良かったと思う。
一応シリーズ全体の感想も。実写映画から入ったから、そもそも結構違っていて。過去に読んだ作者の別の小説を思い出して、原作はこんな感じかなー、と想像しながら読み始めたんだけど、、思ったよりハマらなかった…。ラノベだから、と言われてしまえばそれまでなのかもしれないけど、人間ドラマをメインにするにはキャラクターもストーリーも物足りなかった。キャラクターは性格の悪さが言葉の節々に見えて好きになれなかったし、ストーリーも設定や大筋は良いけど、ちょっと途中がダラダラしていた印象が、、せめて読んでいて気分が悪くならない言葉遣いをしてほしかった。あと短編集2冊積んであるので、シリーズ完走はしたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
5巻から続いている後日談的な内容でした。
あとがきを読むとなぜ6巻の描写があったのか、
納得します。 -
病院を出た彼らが、日常を謳歌しているようで、とても安心した。これでやっとめでたしめでたしなんだな、と思いました。
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友人達との日常。
ホッとできる話だった。
無事完結、楽しめた。 -
退院した里香と裕一の学校生活を描いた巻。
作者は蛇足だとしているが、個人的にはここまで描き切ってくれた方が満足。やっぱりハッピーエンドとはいえなくてもそれなりに幸せな日々を過ごしているところがみたい。
司とみゆきの二人の急接近がずっと謎だったが、ずっと伊勢に住む主人公との対比がうまくされており、とても良かった。 -
面白かったです
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退院後の話だったかな? 読んでいる方は、少しハラハラしながらの本でした