開かれた密室: Being As Unfixed (電撃文庫 さ 11-3)
- メディアワークス (2006年3月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840233477
感想・レビュー・書評
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φシリーズ第3弾です。
船という密室で発生した殺人事件なわけですが、殺人事件よりは、「女王」とヒサカの関係とかがメインな気がしました。
殺人そのもののトリックは分かったけど、実はそれは偶然だったし。
酒井の拉致に関しても、叙述トリックとでも言うのでしょうか、文章をよく読まないと分からないつくりになっていますね。
まぁ、トリック暴きが好きな方じゃなくて、話が好きなタイプなので、別に良いんですけどね。
ヒサカとナギサの距離も微妙に縮んでいますね。
牧野と矢野、マーリアと酒井、そしてヒサカとナギサ。いろいろ面白いです。
が、あとがきには、これでいったん終わりみたいな感じのことが書いてありました。
「女王」関連が面白くなりそうなところなんですけどね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミステリーをうたうほど、前作以前と比べてミステリーっぽくはないですね。
っていうか、まぁ、トリックも犯人も簡単にわかっちゃうのでねぇ。(^^;
森博嗣の理系部分と、西澤保彦のチョーモンインを足して 8 で割ったぐらいの印象。
ミステリーをうたわなければ、普通のラノベとして先入観なしに楽しめそうなものですけどねぇ。
売りの部分を間違った感がちょっと残りますね。 -
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