開かれた密室: Being As Unfixed (電撃文庫 さ 11-3)

著者 :
  • メディアワークス
3.58
  • (7)
  • (11)
  • (21)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 106
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840233477

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • φシリーズ第3弾です。
    船という密室で発生した殺人事件なわけですが、殺人事件よりは、「女王」とヒサカの関係とかがメインな気がしました。
    殺人そのもののトリックは分かったけど、実はそれは偶然だったし。
    酒井の拉致に関しても、叙述トリックとでも言うのでしょうか、文章をよく読まないと分からないつくりになっていますね。
    まぁ、トリック暴きが好きな方じゃなくて、話が好きなタイプなので、別に良いんですけどね。
    ヒサカとナギサの距離も微妙に縮んでいますね。
    牧野と矢野、マーリアと酒井、そしてヒサカとナギサ。いろいろ面白いです。
    が、あとがきには、これでいったん終わりみたいな感じのことが書いてありました。
    「女王」関連が面白くなりそうなところなんですけどね。

  • ミステリーをうたうほど、前作以前と比べてミステリーっぽくはないですね。
    っていうか、まぁ、トリックも犯人も簡単にわかっちゃうのでねぇ。(^^;
    森博嗣の理系部分と、西澤保彦のチョーモンインを足して 8 で割ったぐらいの印象。
    ミステリーをうたわなければ、普通のラノベとして先入観なしに楽しめそうなものですけどねぇ。
    売りの部分を間違った感がちょっと残りますね。

全4件中 1 - 4件を表示

佐竹彬の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×