とらドラ!1 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.77
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本棚登録 : 2648
感想 : 190
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840233538

作品紹介・あらすじ

桜舞う四月。高校二年。新しいクラス。目つきは悪いが普通の子、高須竜児は、ちっちゃいのに凶暴獰猛、"手乗りタイガー"と恐れられる逢坂大河と出会う。そして彼女の知ってはいけない秘密を知ってしまい-。それが竜虎相食む恋と戦いの幕開けだった!いつもにこにこ、超マイペース娘の櫛枝実乃梨、文武両道、勤勉実直、だけどちょっとずれてるメガネ委員長、北村祐作も絡み、どこか変なメンツによる恋はすんなりいくはずもなく…!?『わたしたちの田村くん』の竹宮ゆゆこ&ヤスが贈る超弩級ラブコメ登場。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ1作目。
    個人的には甘すぎたなぁ。
    ザ・ラブコメって感じ。

  • 4/10.
    「わたしたちの田村くん」よりよかった。
    お母さんが水商売で働いている設定が面白かった。
    次は気になるが他に読みたい本が山ほどあるから、次を読むのは早くても数年後のことになると思う。

  • 友達に勧められて読んだライトノベル。自分が、その日の深夜アニメで曜日を把握するくらい大量に視聴していた頃に放送されていたのに、確か8話くらいで好みにあわなくてやめてしまったんだったか……。とはいえ名作なのは間違いない。
    中学、高校の頃にこの作品と出会っていたら全く違う感想を抱いていたんだろうなぁと。今読むと、軽妙な地の文の遊びが少し気恥ずかしく感じてしまったり、限りなく一人称に近い三人称な地の文が妙に引っかかったりと、つまらないところが気になって、全力で楽しめない自分がどこか寂しい。
    途中までは普通に読んでたんだけど、電信柱を蹴るシーンでグッと引き込まれました。この作者の方って今、キャラ文芸方面の作品を書いている……と思うんです(本屋で見かけたタイトルと表紙の雰囲気でそう思ってるだけなんで違ったらすんません)。登場人物の見た目や言動はアニメチックでも、生々しいドラマが描かれる作品が好みな自分にとって、こういうシーンはまさにご褒美というか。めっちゃじっくり読ませていただきました。

  • そうそう、読み終えたくせに書いてなかった。

    なんでもそうなんだけど、第一巻ってのは正統な話でまとまってることが多いなって思った。

    おっと、ネタバレ書きそうになった。
    どつき漫才のような話の流れは、よくある話を日常風景に移し、かつ自然に次へつながっていく。

    なんとなくオチはわかっちゃうんだけどね。
    夜中のドタバタも、逢坂家の片付けも電柱の件もまぁ、楽しんでみてくださいな。

  • 単なるハーレムものだと思うなかれ。

    青春小説であり成長物語でありドロドロの昼ドラであり良質コメディーである。

    ライトノベルといいつつその根底にあるのは・・・。

    これは稀代の名作。

    あまりに面白く、あまりに切ない。

    読むのに体力と精神を消耗するのでなかなか読み進められない。

    若さってそういうものじゃない。で納得してしまう。

    素晴らしいキャラクター達と物語。

    ラノベって面白いですね。

    ★5

    ーーーーーーーーー以下ネタバレ?雑感ーーーーーーーーーーー

    逢坂 大河
    とんでもなく暴力的だよね。
    それが嫌でこの作品が好きじゃないって人がいるのも納得。
    本当はやさしい娘だし、色々問題抱えてるから、ってのはわかるけど、それにしてもっていう。
    この本読んでて笑う箇所の半分以上が大河のドジだったり北村相手にドギマギする場面だったのでとても好きなキャラ。
    クリスマスのシーンは泣ける

    高須 竜児
    いい奴すぎる主人公。どん感主人公だけど一途に思ってる人がいて、それが変化していく過程が良い。
    そういうもんですよね若い時って。
    反抗期=成長なんだなーとしみじみ。

    櫛枝 実乃梨
    天真爛漫キャラ。こうゆうキャラ好きなんだよねーって思ってるとだいたい黒くなっていく
    すごい好きだけど。
    しかし、
    文化祭の写真を竜児と選ぶシーンで悶死した身としてはそこで大河に譲るかね!!っ思う部分はある。
    それが出来るのがこのキャラなんだろうなーと。

    北村 祐作
    いい奴。こんな奴が近くにいたら頼りになるなー。
    竜児いなかったら大河と付き合ってたのかなー。
    でもあんときはすでに会長にぞっこんだっただろうし無理か。

    川嶋 亜美
    不遇キャラ。結局竜児は彼女の気持ちに気づいていたのだろうか、ってか読んでて俺も途中までよくわからんかった(まあそうなんだけど)そんなミステリアス感が良いね。人気あるよね。作者がお気に入りっていってのもわかる。読者のやきもきしたところを突っ込んでくれるのが良い。ツッコミつつ彼女が葛藤してるのがまた切ない(以下ループ)

  • 気持ちいいくらいのラブコメ。特に大きなイベントがないにもかかわらず、ただ「好きな人に気持ちを伝える」ということだけで、心をむず痒く、甘い棘が刺さったよう気持ちにさせてくれる読み物。たまに状況説明が分からなくなる場面があるけど、気になるほどじゃないですね。

  • 読むと元気になれる。

  • 再読。

    冒頭の1ページ目で最後はなるべくしてたどり着いた物語なんだなぁ。。と再認識。

    大河と竜児のやりとりがおもしろおかしく、すこしシリアスなラブコメ作品。

    思いの外一冊の中にいろいろな要素がぎゅっと詰まっているのでキャラの確立がしやすく読みやすい。

  • なるほど、ライトノベルってこういう風に書いてもいいんだ!って勉強になった作品。作者が楽しんで書いているのがよく伝わってくる。竜児目線の地の文が最後、「逢坂」から「大河」に変わってるとことか、うまいなぁ!って思った。

  • 弟がある日突然「逢坂さんかわいい!」と言い出しました 何をライトノベルに現を抜かしているんだこいつは…と思ったあの時の自分を殴りたい か、かわいい

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著者プロフィール

作家

「2023年 『心臓の王国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹宮ゆゆこの作品

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