- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840234450
作品紹介・あらすじ
その日。高校生の水戸貴壱は、セットした覚えのない目覚まし時計で起きた。ダイニングに降りると、何故か昨日とまったく同じ日が始まっていた。不審に思った貴壱は、「同じ日を繰り返している」ことを周囲に話すが、まったく相手にされない。困惑しつつも学校に登校するが、やはり状況は変わらないまま。そして、次の日も「昨日」と同じだった。そんな中、貴壱の同級生・上木麻衣も自分と同じ境遇であるらしいことが分かり…。リピートし続ける世界に巻き込まれた、男の子と女の子の物語。
感想・レビュー・書評
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エンドレスエイトではありません。
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一日だけループするようになった男女の物語が4篇収録されている。表紙の女の子はどの物語でも登場し意味深なことを話し主人公らに絡む。
ループものなら、もっと面白い作品が世の中にはある。 -
すごい面白かったです。
自分も体験してみたいです。 -
同じ日を何度も繰り返している。けれどそのことに気づいているのは自分だけ。…という誰もが思いつきそうなファンタジー王道な設定なのですが、これが面白い。ありきたりな設定なはずなのに引き込まれている。面白い小説です。
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4話の短編集。
共通するところとしては、7月1日を何度も繰り返す世界「リピート世界」に
迷い込んだという設定は変化させず、世界観を同じにして登場人物を変え、
話の主人公達に謎の黒衣の少女が毎回接近し、アドバイスをしてくれる所。
面白かったですね。俗に言う大絶賛って奴です。
続編も書いているそうなんで期待です。