乃木坂春香の秘密(4) (電撃文庫)

著者 : 五十嵐雄策

• KADOKAWA (2006年6月8日発売)

作品紹介・あらすじ

容姿端麗で才色兼備、『白銀の星屑』という二つ名まで持つ超お嬢様、乃木坂春香。彼女を縛っていた例の秘密は『俺と春香の二人だけの秘密』にランクアップし、あとは毎日楽しく過ごせれば…などと思っていた矢先、事件は起こった。あの椎菜が俺のクラスに転校してきて、一緒に文化祭実行委員までやることになり、さらにクラスの出し物は誰の意見か知らんがコスプレ喫茶に決定し、かなり先行き不安な展開に。それでも春香と衣装を選びつつ(まさか試着室であんなことになるとは思わなかったがな)、春香やもる気満々なので、あとは文化祭に向けて尽力するのみ…のはずが、仕事のせいで春香と話す時間も少なくなり-。お嬢様のシークレットラブコメ第四弾。

感想・レビュー・書評

[キじばと。。さんの感想 · 2016年2月26日]

今回は、天宮椎菜が裕人のクラスに転校してくることになります。さらに、裕人と椎菜が文化祭の実行委員になり、春香との関係に、微妙に影が差す、という展開に。

いつもはニブチンの裕人が、鋭い直観力を発揮して（多少は葉月さんに助けてもらうことになりますが）春香の本当の気持ちに答えようとします。

「あとがき」によると、この巻は「普段よりも若干シリアス分が多め」とのことですが、ストーリーの輪郭がはっきりしていてかえって読みやすいと感じました。今までのゆる～い感じもだんだんクセになってきてはいますが、正直に言うとまだちょっとテンポがつかめていないところもあるので、今回のようにストーリーがつかみやすい方が楽しんで読めるような気がします。

なお巻末には、「第三十五回白鳳際ミスコン控え室」というタイトルで、イラスト担当のしゃあによる、ミスコン出場者全員のイラストと短いマンガが掲載されています。

[yep621さんの感想 · 2012年2月21日]

文化祭の雰囲気が読んでいてわくわくしてくる。
春香と裕人の仲もさらに進展した。

春香がコスプレしているイラストがとてもかわいかった。

[skyplaceさんの感想 · 2009年10月4日]

＜内容＞
クラスにロンドンで出会い、秋葉で再会した椎菜が転校してきた。
しかし、それだけで済むはずもなく、文化祭の実行委員で強制的に椎菜ともども指名され、さらには内容がメイド喫茶で……
さらには、仕事のせいで春香と話す機会が減ったせいでギクシャクと……

＜感想＞
取りあえず、ありがちなネタをありがとうございます。
というか、またハーレム枠増えるフラグが出ましたね……真尋ちゃん……
てか、八咲さん可愛すぎでしょ。後書き漫画の。
あと、絶対零度。。
むしろ、個人的にメインの方々よりも圧倒的に(ry

まぁ、この巻は後書きで若干シリアス多めと書いてあるように、ラブコメに完全に乗り切らなかった故の微妙さがありますね。。
次巻に期待。

[折寛さんの感想 · 2008年9月14日]

ちょうどアニメの最新話と話の基軸が被っているせいで、
展開も結末もわかっていたので、割と冷めた感じでスラスラ読んだ。
おかけで純粋には楽しめなかったかな。

まぁ、そのせいか俺の読書スピード歴代トップに並ぶぐらいスラスラ読めたけど。
多分、1時間半くらいで読了かな。

[akkey-lapinさんの感想 · 2008年3月16日]

28
読み返し企画第２弾
おもろい。

[examblueさんの感想 · 2006年11月19日]

学園祭＋コスプレ喫茶。変な組み合わせですが、それがこの作品の切り口なり。３巻で転校してきたキャラの影響で、少しずつ恋を自覚していく春香。しかし、情報を制する者は恐ろしい。

[昴さんの感想 · 2006年6月16日]

しゃあ先生、最高♪

４巻目ですね。

なぜコミック版はしゃあ先生じゃないんだorz

著者プロフィール

第4回電撃hp短編小説賞最優秀賞を受賞、『乃木坂春香の秘密』でデビュー。同作品はTVアニメ化される大ヒット作品となる。他作品に『乃木坂明日夏の秘密』『小春原日和の育成日記』など多数。

「2023年 『小説版ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 紅蓮の剣姫～フレイムソード・プリンセス～』 で使われていた紹介文から引用しています。」