新フォーチュン・クエスト(12) クレイの災難<下> (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 333
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840234481

作品紹介・あらすじ

こんにちは、パステルです!クレイのお母さんから気になる手紙が届いて、ドーマに帰ったわたしたち。ドーマで待っていたのは、クレイの婚約者・サラが謎の病気にかかっていて、1ヶ月の命だという診断だった。なんとか「奇跡の花」という特効薬があることを突き止めて、花が咲くというギルニー山脈のダンジョンに向かったんだけど…。道中、クレイが"謎の行商人"に間違えられて投獄!(トホホ)仕方なくクレイを残し、ようやくダンジョンに着いた…と思ったら今度は風が邪魔をしてダンジョンの中に入れない!?ど、どうすればいいの!?サラの命を救うクエストの完結編。

感想・レビュー・書評

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  • #読了

    遂にルーミィの種族名が分かったり、キットンが新しい呪文を覚えたり!笑
    今回も色々あったパステルたち。

    新しいドラゴン仲間にも出会ったり、ね笑

    レベルじゃ測れない所できちんと成長して強くなってるパステルたちの冒険次はどうなるんやろー
    というか、ヒュー・オーシ、どうした?
    次は絶対ヒュー・オーシ出てくるでしょ笑

  • ルーミィが大活躍の下巻。
    昔はドキドキ、ワクワク、ハラハラしながら読んでいた。
    でも今は前よりもっと彼らの言葉や行動に共感したり感動したり、いろいろ考えてしまう。 
    楽しくて時々格好いい年上のお兄さん、お姉さん達の年をいつの間にか追い越して、奮闘する彼らと私の中にいる気弱な自分を重ねてみたりしてしまう。
    ノルの言葉とかしみる…。
    キットンもどんどん好きになっていくキャラクターだ。いや、もちろん前から大好きだけども。

    今回のクエストはいろんな人の力を借りてなんとか解決。
    いや、いつもか。
    そして私もそうだなぁ。
    ルーミィがいるから分かり合えた種族もいたし、ノルがいるから鳥とも話せた。
    オークモドキのズンナナがいなければオークモドキとも戦うしかなかった。
    言葉が通じるってすごいな…とか。
    そんなことも改めて考えたり。
    剣や魔法がなくても冒険って出きるんだよね。というかしてるんだよね。と思えたり。

    次の巻も買ってはあるし、調べたら最新刊はかなり進んでしまってるようなので気合いを入れないと追いつけない。
    とりあえず買ってある分は今月中に読もうかな。

  • 帯をめくったらクレイが腹チラしてた。なんという・・・

  • 楽しい。
    時間を忘れて読み進んでしまう。
    感覚的にはマンガに近い。

    ルーミィが風や妖精と話せることが判明。
    キットンの魔法がまた増えた。
    クレイは婚約者と別れた。

  • クレイの曾おじいさんの話も読みたいとなると
    他シリーズにも手を出さねば。。

    以前は気づかなかったが
    本当皆魅力的なキャラクターだなぁ。。

  • 読書録「新フォーチュン・クエスト12」4

    著者 深沢美潮
    イラスト 迎夏生
    出版 電撃文庫

    p49より引用
    “ 倒さずに逃げるという手段もあったが、
    どうせ逃げてもまた追いかけてこられるのが
    わかっていたからだ。新たな敵を相手にして
    いる時、こいつが背後からやってきたらと考
    えると、ここで戦っておいたほうがいい。”

     方向音痴のマッパーを主人公とした、RPG
    風ファンタジー小説。
     クレイトトラップの幼馴染の病を治すため、
    必要な物を求めてクレイの曾祖父と縁の深い
    ダンジョンに挑む主人公たち。しかし、入っ
    てすぐに、風の壁が行く手を阻み…。

     上記の引用は、ダンジョン内での敵との戦
    闘についての一節。
    後顧の憂いを断つ、ということでしょうか。
    目に見える敵がいて、時間が許すのならば、
    一匹一匹始末しておくほうが、安全そうです
    ね。
     貴重なアイテムを求めてダンジョンを探索
    と、冒険らしい冒険をする。そんな時に限っ
    て、肝心のメンバーが不参加となってしまう
    とは…。面白くはありますが、意地の悪いこ
    とです。

    ーーーーー

  • クレイ抜きで奇跡の花を探すパステルたち。
    いつも以上にノルはしゃべるし、パステルは冴えまくっているし、ルーミィは風と話せてるしといつも以上に優秀で、なんだか彼らっぽくなかった。
    まぁストーリー上、いつもみたいにデコボコじゃ話が進まないし、サラの命がかかってるしね。
    それにしてもルーミィの種族が判明。
    クレイの曽祖父、青の聖騎士と昔会った事があるグリーンドラゴンから教えてもらうという。
    このグリーンドラゴンも優しいドラゴンで、パステルたちが出会うドラゴンはみんな優しいという(笑)
    凶暴なドラゴンに出会っても倒せないもんね。
    ドラゴンの協力を得て、奇跡の花を手に入れたものの、クレイが捕らえられていた町がモンスターの襲撃に遭うわ、ルーミィ・トラップまでも病に侵されるわ、最後には花が枯れてしまうわなど、トラブル続きでどうなるかと思った。
    枯れてしまった花をどうするかなんて所はハラハラしたな~
    最終的にはハッピーエンドで終わるので心配はしていなかったけれど。
    無事助かったサラはクレイとの婚約を破棄してしまうけど、これはサラの本意だったのかな。。
    サラの気持ちを語る場面がないのでなんとも。
    マリーナの気持ちを語る場面はあったのに。
    そこが不公平な気もするけど、最初からサラにはクレイのお相手というフラグはなかったのかもね。

  • ひさびさに読み返したら、内容を殆ど覚えていなかった。

    「最終的には助かるのだろう」という予測は今も昔も変わらないのだけれど、それにしても起伏が少ないというか、パステルがぐだぐだ悩む→ぱっと名案を思いつく or お助けキャラ登場→よかったぁあああぁああ で終了パターン化していて、だれてしまう。
    以前に比べ、冒険より思考面・恋愛模様に焦点が当たっている感じ。
    パステルもトラップも、こんなにイラッとするキャラだったっけ……。
    ルーミィの話もしくはフォーチュン全体が完結したら、その巻だけ読みたい気持ち。

    しかし、コミック版のネタを持って来るとは思わなかった。

  • 「ぱぁーるぅ、ルーミィ、くりぇーのママのクッキーがほしいお!」

  • ルーミィの秘密が少しだけ分かりました。

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著者プロフィール

武蔵野美術大学造形学部卒。作品に『フォーチュン・クエスト』『デュアン・サーク』『青の聖騎士伝説』『IQ探偵ムー』シリーズがある。Twitterアカウント:@mishiofukazawa

「2017年 『新フォーチュン・クエストII(8) 月の光とセオドーラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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