レジンキャストミルク〈5〉 (電撃文庫)

著者 :
制作 : 椋本 夏夜 
  • メディアワークス
3.50
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本棚登録 : 179
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840235556

作品紹介・あらすじ

夏休みが終わり、二学期。束の間の平穏を取り戻した晶たちの前に、双子の転校生がやってきた。何故か晶に妙に懐いてくるふたりの出現は、硝子や芹菜に波紋を投げ掛けていく。しかしそんな中、突如として学園中を巻き込んだ異変が起きる。それは今までとは規模の違う、日常を真正面から侵蝕する非日常だった。否応無しに巻き込まれていく友人たち。晶と硝子は戸惑うが、敵の罠は狡猾にふたりの喉元へと牙を剥き、そして-。事件の影に潜み、晶たちの日常を揺さぶり続けていた"無限回廊"の真の目的が遂に明らかになる!シリーズ佳境、第五弾。

感想・レビュー・書評

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  •  明るい表紙とは正反対の真黒な中身。
     敵陣に新しい虚軸が登場し、ついに大々的な日常への侵攻が始まる。

     前巻までは、敵の襲撃前まではコミカルな日常パート、襲撃後にシリアスな非日常(戦闘)パートと分かれていたけど、ここからは常に非日常なので、コミカルな描写は減りそう。

     そしてついに出てくる主人公たちの本気。
     ただ、その力を出すための苦痛がえぐいことこの上ない。どんな物理攻撃より酷いです。硝子といっしょにわたしも悔しくて泣きそうでした。

     しかし敵が目の前にいるのが分かっているのに、この期に及んで後手後手の対応しかできず敢えて茨の道を進んでいるような主人公の采配。
     話を盛り上げるためとはいえ、いつも「失う」という儀式を経たあとでしか勝てないことに、いらいらが募ります。
     特に今回は切り札をまんまと奪われているし。

  • 4840235554 335p 2006・9・25 初版

  • 再読。辛うじて取り繕われていた晶の「日常」が崩壊するお話。硝子の虚界軸『世界の終わり』が解放されるまでの経緯と、それによってもたらされた結末に鳥肌立てずにはいられない。しかし、良司と晶の関係はもうちょっとここまでの展開で強調してきてほしかった気がするなー。エピローグでのやりとりが本質的にはかなり美味しいだけに、描写不足感から良司がただのイタイ子に見え…ゲフンゲフン!がちょっと勿体ない。

  • 5巻です。

  • 此の巻をきっかけに一気に盛り上がっていきます。
    遂にどっちつかずだった優しい晶と硝子が心を決める決断の時。
    今まで勿体ぶった様な態度だった無限回廊も
    遂に本気で計画を実行に移してきます。
    非常にハラハラする展開でした。
    ハラハラとほのぼのが混在する物語。
    前作の「ルナティック・ムーン」とは大きく雰囲気が異なっていますね。

  • ついに話が動き出し、「日常」を喪失する話。硝子が世界を得た代償。里緒がすきなんだけど、報われなさそう。

  • 主人公を執拗に付け狙う【無限回廊】エターナルアイドル。
    あらすじによると今回、敵の目的が分かるとのこと。

    今回は硝子の感情がかなり成長したことが良く分かる回です。

  • ちょっと壊れた感じのSFの5巻目。あまりダレてもいないんでこのまま完結まで買う予定

  • 総評:中の中の上
     今回はおちゃらけパートがほとんどなかったので藤原氏の特有の虚無感が表に出てきててよかった。それでも、ルナムンの頃に比べれば質の低下は否定できないケド。できりゃ、早めに椋本女史とは決別してちゃんと自分の独自路線を進んで欲しい。藤原氏は何が自分の文章の売りなのかを自覚すべきだ。

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著者プロフィール

電撃文庫『ルナティック・ムーン』にてデビュー。他著書に『レジンキャストミルク』『鮮血のエルフ』など。独特の文体とハードでシリアスな作風でコアなファンを持つ。

「2017年 『ファイナルファンタジーXIV きみの傷とぼくらの絆 ~ON(THE NOVEL)LINE~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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