幻想水滸伝5 (電撃文庫 J 1-15)

著者 :
  • メディアワークス
3.38
  • (5)
  • (4)
  • (24)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840235716

作品紹介・あらすじ

ファレナ女王国の王子、フレイアドゥールは困惑していた。とても優しかった母は、太陽の紋章を宿して以来、時折、人が変わったように残忍になり、私利私欲に駆られた貴族たちのせいで国は2つに割れていた。それなのに、今、わずか10歳の最愛の妹、リムスレーアのための闘神祭が開かれようとしている。闘神祭は次期女王の夫を決めるため開かれる武闘大会。金にものを言わせて、強い剣士を雇える貴族が圧倒的に有利なのだ。そしてフレイアドゥールの不安は、最悪の形で的中しようとしていた…。人気ゲーム『幻想水滸伝5』を、完全ノベライズ化。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最近やっとⅤをプレイして、どっぷりハマったので購入。Ⅱ文庫版と同じ作者ということで、期待していました。が、いい意味で期待以上だったと思います。
    たしかに、王子に夢を見ている方には違和感があるかな。くそっ、はたしかによく言うので。ただ、それもこれも、王子が国やリムを想う心の現れを表現したに過ぎないと思えば、スルーできるレベルです。
    私自身趣味で文章書きをするので、文章を生み出す大変さもよくわかります。ましてや公式で書くとなると、生みの苦労は相当のものでは。しかもあの長いシナリオを、たった3冊でまとめるというのは、大変だったと思います。
    それなのに、すっと読めてしまう、うまい文章運び。文章というのは、どれだけ万人がすっと読めるかが重要だと思うので、その点はとても好きです。同じ作者の昔の短編も読みましたが、読みやすい文章だと思います。
    原作(ゲーム)を意識しすぎると、たしかに辛いものかもしれません。が、これはこれとして、1つの派生作品と思って読める人であれば、充分楽しめると思います。

  • ゲームスタート〜黎明の紋章の継承。
    "概ね"原作沿い。
    元ゲームのシナリオが良いだけに、ノベライズ大変だっただろうなぁ。

    二次創作、またはゲームの補完という感じで読めばよくできています。
    作者さんは兵法についても学んでいそう。
    難しいだろう戦争シーンも違和感はなかった。

    ただ、原作のセリフをもっと生かせたらいいのに。
    名ゼリフ揃いなはずなのに、小説で読むとすごく軽く感じた。

    脇役の存在も忘れない。←これ嬉しい

  • 堀氏の書く幻水小説再び見られて嬉しい!

  • ゲームが秀逸なので、期待してましたが、どうも主人公である王子のイメージが自分のそれとは違って残念。「くそっ!」って言葉遣いに特に違和感が…。あとはかなりシナリオが削られてる。全部拾うのは難しいだろうけど、正直味気ないです。仲間の加入シーンもそっけなくて寂しい。挿絵は藤田香さんなので、藤田さんが担当してないキャラ絵は一見の価値があるかも。

  • 幻水は小説が出ると、「オフィシャルの主人公ってこんな性格だったんだね!」と毎回思います。自分の中の主人公イメージにはあんまり反映しませんが。ベルクートさん好きとしては藤田さんで絵が見れてニマニマです。つーか続刊ではもうモブっぽくなるんだろうなぁフリーキャラだしなぁ。

全6件中 1 - 6件を表示

堀慎二郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×