キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫)

著者 :
制作 : 黒星 紅白 
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レビュー : 169
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840235808

作品紹介・あらすじ

-「いい歌だった。歌もいいけど、歌手の声と歌い方がとても素敵だった。気に入った」「おや、キノがそこまで満足げに言うとは珍しい」歌が終わった直後から、まるでそれがスイッチだったかのように、広場には人の動きが生まれていた。歩いて城壁へ向かう人や、店のシャッターを開く人、馬車を用意する人、または自動車のエンジンをかける人。そんな中の一人、エプロン姿の中年の女性が、キノを目に止めて話しかけてきた。「旅人さん。さっき入国したのよね?今の歌聴いたかしら?いい歌だったでしょう?素敵な歌声だったでしょう?」(『歌姫のいる国』)-他全11話収録。

感想・レビュー・書評

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  • キノの旅、第十弾。秀逸な話「保護の国」「歌姫のいる国」

  • 表紙が変わってる。

  •  旅人キノであるが故に止むを得ない面はあるのだが、キノの第三者性、他人事の素振りが嫌味に見える時もある。
     本巻の「歌姫」がその典型である。

     カタルシスという観点から言えば、時には、しがらみを感じ、それにどっぷり浸かるくらいでないと、どうにも起伏に乏しく、カタルシス僅少となってしまい、キノ、何様、と思わざるを得ないところがかなり増えてくるのだ。

     まあ「永久戦斗実験室」や「泥のメーテル」のような作は望むべくもないのだろうか。確かに、主人公の性格が全く違うとはいえ…。

  • ホラ吹きの国、インタビューの国、保護の国の話が特に面白かった。

  • ペットの国
    ティーの願い
    在る男の旅・b
    インタビューの国
    ホラ吹き達の国
    保護の国
    電柱の国
    こんなところにある国
    ティーの一日
    歌姫のいる国
    ある男の旅・a

    噂と違う、と言われたペットの国ですが
    最後には本当だった、と確定。
    そんな落ちだろうと思いましたw
    ティーの願い、もそうだろうとは思いましたが。

    これは誰? と言うほど違うインタビュー内容。
    本人がいないのなら、ねつ造し放題、です。
    ホラ吹き、はそういえばこんな国が…あれ? 状態。
    という事は、当然すべてが本当。
    保護の国は、もしかして何十年かに一度
    この状態になるのではないでしょうか?

    電柱の国は、確かに思いました。
    最後に謎が解けたわけですが、何故それを信仰に?
    こんあところに~は、本当にこんなところにw
    ティーの一日は、ようやく心が定まった、と
    いう事でしょうか?

    そして一番長い、歌姫のいる国。
    複雑といえばそうですが、汚い大人、といえばそう。
    純粋なるものが勝つ、というべきでしょうか?
    それともあれだけ邪魔があったのは
    神様の采配、という事でしょうか?

  • 6の次に10(ry

  • 「ペットの国」
    国民の義務。
    家族全員違う動物を飼うと家の中が大変そうだな…。

    「ティーの願い」
    叶わないことが分かっていても、神頼みしたくなる事も時にはあるんだよな…。

    「在る男の旅・b」
    終わらない旅なんてない。
    自分の意思で終わる旅、限界で終わる旅、どちらにせよ終わりはあるもんな。

    「インタビューの国」
    旅の話を取材したが。
    こんな話を全年齢に向けて発信するのは厳しいだろうな。
    だけど、ここまで事実と異なるぐらいなら載せない方がいいのでは。

    「ホラ吹き達の話」
    現実にあり得ない国の話を。
    嘘のような本当のホラ話よりも、この国の人たちの暮らしが気になった。
    縄に逆さ吊りでの暮らしとは…。

    「保護の国」
    勘違いしてしまった保護対象。
    守られているからといって何をしてもいいわけではない。

    「電柱の国」
    電線が宙に吊られてるのかと思いきや、電柱はただの目印だったとは。
    宙に吊れないのなら、危険な事に変わりはない気がするな…。

    「こんなところにある国」
    国なんてなかった、物語もなかった。
    ついにやられた、まさかこう来るとは思ってなかったのでびっくり。

    「ティーの一日」
    お留守番中の少女と一匹。
    ティーは喋らない分、何を考えているのか分からないな…。
    憶測かもしれないけれど、なんとなく理解しているシズ様はすごいな。

    「歌姫のいる国」
    誘拐犯と少女の逃亡劇。
    結末を見るまでキノがどう判断したのか分からなくて凄くドキドキした。

    「在る男の旅・a」
    旅の目的は。
    さすがに見つからないだろうな…。
    だけど、この人が納得のいく答えが見つかるといいな。

  • 「こんな所にある国」は唐突すぎて予想外でした「ネタが尽きた」は正直すぎだと思いました笑 これからも続きが読みたいので続けて欲しいです!
    それから、「歌姫のいる国」は、バットエンドかと思いきや最後にはハッピーエンドにひっくり返されていて面白かったです

  • 再読。「保護の国」が好き。
    「歌姫のいる国」は、割といい話。この長さなら、後味は悪くないほうがいい。
    あとがきはカバーと作中。

  • 再読。

    【ティーの願い】
    七夕や絵馬みたいに願い事を書いて貼る話。
    ティーは冷めてるのね

    【インタビューの国】
    報道なんて皆そんなものなのかもしれない。
    まあ、悪意はなくむしろ頑張ったんだろうけど理想と現実のギャップってところかな

    【保護の国】
    「生類憐れみの令」の酷い版?
    対象に悪意を持つだけの知恵があったのが尚悪い。
    因果応報だけど最後は少し可愛そうだったな

    【こんなところにある国】
    こんなところにあった。
    これからも頑張ってください

    【ティーの一日】
    ほんわかする。
    ティーと陸が仲間になる話かな。
    それにしてもシズは頭いいなあ

    【歌姫のいる国】
    とても長い話。
    主人公は歌姫を守る騎士を演じる少年。
    悲劇で終わらずに済んで良かった。
    師匠だったら一体どうしたろ?
    (話を聞いて悪徳企業を壊滅に追い込んで、今まで稼いできた金を強奪しつつ歌姫たちも救うとかありそう)

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著者プロフィール

時雨沢 恵一(しぐさわ けいいち)
1972年、神奈川県生まれ。2000年、第6回電撃ゲーム小説大賞で『キノの旅』が最終候補作品に選出される。受賞は逃したものの、同年3月にメディアワークスのライトノベル誌『電撃hp』に掲載され、小説家デビューを果たす。
代表作に『キノの旅』シリーズや『アリソン』を初めとした一つの大陸の物語シリーズなどがある。
ペンネームの由来は、『時雨沢』が銃器ブランドのSIG SAUER(シグザウエル、シグザウアー)を英語風に発音した「シグサゥアー」、『恵一』は『ああっ女神さまっ』の主人公とその妹の名前からそれぞれ取ったもの。

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