※キノの旅10 the Beautiful World (電撃文庫 し 8-19)
- メディアワークス (2006年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840235808
作品紹介・あらすじ
-「いい歌だった。歌もいいけど、歌手の声と歌い方がとても素敵だった。気に入った」「おや、キノがそこまで満足げに言うとは珍しい」歌が終わった直後から、まるでそれがスイッチだったかのように、広場には人の動きが生まれていた。歩いて城壁へ向かう人や、店のシャッターを開く人、馬車を用意する人、または自動車のエンジンをかける人。そんな中の一人、エプロン姿の中年の女性が、キノを目に止めて話しかけてきた。「旅人さん。さっき入国したのよね?今の歌聴いたかしら?いい歌だったでしょう?素敵な歌声だったでしょう?」(『歌姫のいる国』)-他全11話収録。
感想・レビュー・書評
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「歌姫のいる国」は流し読み。短い国はサクッと読めるからあまり気にしてなかったが、飽きてきた。
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注:残酷・暴力的な描写が(少ないが)あるので、学校図書として置くかどうかは慎重に(例:人間の頭部に銃弾が当たり、顎から上だけが吹っ飛ぶ、脳が飛び散る等)
内容:
「「ひとつの国に滞在するのは3日間」というルールで様々な国を訪れる旅人キノと、その相棒で言葉を話す二輪車のエルメス。キノたちが訪れる国は個性豊な人たちが暮らし、キノと様々な形で出会い、そして別れていく。」
ベストセレクション、コミック・アニメもあり。
第10巻:
「利益は正義を作り 正義は利益を生む」 -How Much is Your justice?-
発売日:2006年10月25日
登場人物:キノとエルメス、シズと陸とティー、師匠と弟子
もくじ
●プロローグ「在る男の旅・b」
●第一話「インタビューの国」
●第二話「ホラ吹き達の話」
●第三話「保護の国」(師匠のお話)
●第四話「電柱の国」
●第五話「こんなところにある国」=あとがき
●第六話「ティーの一日」(シズのお話)
●第七話「歌姫のいる国」
●エピローグ「在る男の旅・a」 -
珍しく長編があった
キノの残酷さが良いと思う -
2021.2.12 読了
いつもは短編集なのに、
中編があり ちょっと新鮮だった。
あとがきが。。。( ゚∀゚)・∵ブハッ!! -
あとがきあり。
中編あり。
増長注意。 -
第六話「ティーの一日」は、ティーのキャラクター設定がライトノベル的であることもあって、安心して読むことのできる内容です。このところ、ややブラック・ヒューモアが鼻につくところもあったので、個人的にはたのしんで読めましたが、読者によっては薄甘いヒューマニズムに飽き足りないと感じるひともいるかもしれません。
や第七話「歌姫のいる国」は、中編ともいうべきヴォリュームの作品です。個人的には、こうしたわかりやすい結末のストーリーはけっして嫌いではないのですが、ちょっと展開がもたついているな、という印象を受けてしまいました。 -
キノの旅、第十弾。秀逸な話「保護の国」「歌姫のいる国」
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表紙が変わってる。
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ホラ吹きの国、インタビューの国、保護の国の話が特に面白かった。