※キノの旅10 the Beautiful World (電撃文庫 し 8-19)

著者 :
  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840235808

作品紹介・あらすじ

-「いい歌だった。歌もいいけど、歌手の声と歌い方がとても素敵だった。気に入った」「おや、キノがそこまで満足げに言うとは珍しい」歌が終わった直後から、まるでそれがスイッチだったかのように、広場には人の動きが生まれていた。歩いて城壁へ向かう人や、店のシャッターを開く人、馬車を用意する人、または自動車のエンジンをかける人。そんな中の一人、エプロン姿の中年の女性が、キノを目に止めて話しかけてきた。「旅人さん。さっき入国したのよね?今の歌聴いたかしら?いい歌だったでしょう?素敵な歌声だったでしょう?」(『歌姫のいる国』)-他全11話収録。

感想・レビュー・書評

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  • 「歌姫のいる国」は流し読み。短い国はサクッと読めるからあまり気にしてなかったが、飽きてきた。

  • 注:残酷・暴力的な描写が(少ないが)あるので、学校図書として置くかどうかは慎重に(例:人間の頭部に銃弾が当たり、顎から上だけが吹っ飛ぶ、脳が飛び散る等)

    内容:
    「「ひとつの国に滞在するのは3日間」というルールで様々な国を訪れる旅人キノと、その相棒で言葉を話す二輪車のエルメス。キノたちが訪れる国は個性豊な人たちが暮らし、キノと様々な形で出会い、そして別れていく。」
    ベストセレクション、コミック・アニメもあり。

    第10巻:
    「利益は正義を作り 正義は利益を生む」 -How Much is Your justice?-
    発売日:2006年10月25日
    登場人物:キノとエルメス、シズと陸とティー、師匠と弟子

    もくじ
    ●プロローグ「在る男の旅・b」
    ●第一話「インタビューの国」
    ●第二話「ホラ吹き達の話」
    ●第三話「保護の国」(師匠のお話)
    ●第四話「電柱の国」
    ●第五話「こんなところにある国」=あとがき
    ●第六話「ティーの一日」(シズのお話)
    ●第七話「歌姫のいる国」
    ●エピローグ「在る男の旅・a」

  • 珍しく長編があった
    キノの残酷さが良いと思う

  • 2021.2.12 読了

    いつもは短編集なのに、
    中編があり ちょっと新鮮だった。

    あとがきが。。。( ゚∀゚)・∵ブハッ!!

  • あとがきあり。
    中編あり。
    増長注意。

  • 第六話「ティーの一日」は、ティーのキャラクター設定がライトノベル的であることもあって、安心して読むことのできる内容です。このところ、ややブラック・ヒューモアが鼻につくところもあったので、個人的にはたのしんで読めましたが、読者によっては薄甘いヒューマニズムに飽き足りないと感じるひともいるかもしれません。

    や第七話「歌姫のいる国」は、中編ともいうべきヴォリュームの作品です。個人的には、こうしたわかりやすい結末のストーリーはけっして嫌いではないのですが、ちょっと展開がもたついているな、という印象を受けてしまいました。

  • キノの旅、第十弾。秀逸な話「保護の国」「歌姫のいる国」

  • 表紙が変わってる。

  •  旅人キノであるが故に止むを得ない面はあるのだが、キノの第三者性、他人事の素振りが嫌味に見える時もある。
     本巻の「歌姫」がその典型である。

     カタルシスという観点から言えば、時には、しがらみを感じ、それにどっぷり浸かるくらいでないと、どうにも起伏に乏しく、カタルシス僅少となってしまい、キノ、何様、と思わざるを得ないところがかなり増えてくるのだ。

     まあ「永久戦斗実験室」や「泥のメーテル」のような作は望むべくもないのだろうか。確かに、主人公の性格が全く違うとはいえ…。

  • ホラ吹きの国、インタビューの国、保護の国の話が特に面白かった。

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著者プロフィール

2000年『キノの旅 the Beautiful World』でデビュー。アニメ『ソードアート・オンラインII』の銃器監修も担当。

「2023年 『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXIII ―フィフス・スクワッド・ジャム〈下〉―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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