狼と香辛料 (3) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
3.71
  • (137)
  • (192)
  • (308)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 1893
レビュー : 103
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840235884

作品紹介・あらすじ

教会都市リュビンハイゲンを出立した行商人ロレンスと狼神ホロ。行商がてらホロの故郷ヨイツの情報を集めるため、冬の大市と祭りで賑わう町クメルスンにやってきた。そこで二人は、若い魚商人アマーティと出会う。どうやらアマーティはホロに一目惚れをしてしまったらしい。急速に彼女に近づき始めた。一方ロレンスとホロの間には微妙な気持ちのすれ違いが生じ、誤解が誤解を呼んでしまう。そしてそれがロレンスとアマーティそれぞれの商売をも巻き込んだ大騒動へと発展していく-。第12回電撃小説大賞"銀賞"受賞作第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • いやーなんか、2巻まではイチャコラした会話をしながらも、どういう関係?というところがはっきりしなかったお二人なのだが、いきなり鋭角に切り込み、一気に恋愛方面が動いた感じがしましたね…!

    教会都市リュビンハイゲンを発ち、ロレンスとホロは、ホロの故郷ヨイツの情報を集めるため、祭りで賑わうクメルスンにやってきた。
    そこで二人は魚商人アマーティと出会う。アマーティは若いながらに行商の才覚を発揮し、相当儲けているらしい。
    ホロに一目惚れしたアマーティは、急速に彼女に近づき、ホロの負債とされるトレニー銀貨千枚を用意してロレンスとの鎖を断ち切り、彼女に愛を申し込むことを宣言する。
    ロレンスは当初、ホロがアマーティになびくはずもないと軽く受け流すも、ヨイツが既に滅んでいることを知ったホロからなぜ隠していたのかと責められ、ロレンスとホロの間には微妙な気持ちのすれ違いが生じていく。その間にホロとアマーティの距離が縮まっていくのを知り、焦るロレンス…。

    後半はアマーティが銀貨千枚を集めようとするのを何とか阻止しようと、鰻のぼりに価格が釣り上がっていく黄鉄鋼の信用買いを持ちかけ、その価格の暴落を狙うのだけど…
    ちょっとほろ酔いで読んでた私の頭には消化しきれなかった!経済って難しいよね、テヘ(*´∀`*)←逃げた

    まぁとにかく、ただ自分に借金があるためにホロを連れているのだ、という建前はもろくも崩れ、ホロはロレンスの何なのか?という核心に迫るとてもニヤける巻でした。

    損得勘定なしに、一緒にいたいという感情。それがどういうものなのかは…

    次巻なのかな?!まさか、オレが求めているのはお前の尻尾の温かさだけだよとか言わないよね(笑)
    しっかりしてやロレンスー!!!(喝!)

    • マリモさん
      地球っこさん!
      いつもコメントありがとうございます(*^^*)
      こちらにも興味持っていただけて嬉しいです!
      私はとし長さんのレビューが面白く...
      地球っこさん!
      いつもコメントありがとうございます(*^^*)
      こちらにも興味持っていただけて嬉しいです!
      私はとし長さんのレビューが面白くて、こちらのシリーズ読み出したんですよ(*´∀`*)
      『わたしの幸せな結婚」とはまた趣きは異なり、きゃーカッコいい!という雄叫びはでないものの、軽妙で変化球な二人の会話が粋で面白い作品です。
      主人公のロレンスは架空の世界の行商人なのですが、お金儲けの仕組みの話が毎回出てくるので、私はよく混乱しています。でもそこは読み飛ばしたとしても面白いと思います!笑

      私こそ、地球っこさんのレビューがすごく好きなんですよ!!流麗で優しく繊細で丁寧で…。どうやったらこんな文章を書けるのだろうかと。
      私のレビューを読んでいただけているだけで嬉しいです。

      最近、図書館が再開したおかげで積読本増えてきました。どれ読もうかなーと選べる楽しさは格別ですね♪本は消えないので、ゆっくり色々読みましょう♪
      2020/06/10
    • 地球っこさん
      マリモさん、おはようございます。
      お返事ありがとうございます。

      なるほど、経済的要素も入ってるんですね!
      わたしもその辺はちんぷん...
      マリモさん、おはようございます。
      お返事ありがとうございます。

      なるほど、経済的要素も入ってるんですね!
      わたしもその辺はちんぷんかんぷんですが、読み飛ばしても大丈夫とのことで、安心して、読みたいチェックしておきます⭐

      『狼と香辛料』1巻のマリモさんと、とし長さんのコメントのやりとりをこっそり?覗かせていただきました 笑
      とし長さんのレビューも大好きで、ついつい、ちょっかい(コメント)出してしまいます 笑

      「夏目友人帳」は単行本発売されて、15年ほど経つのですが、まだ25巻が出たところです。
      わたしが生きてる間に完結してくれるかな…とちょっぴり不安でもあります。
      的場さんは黒髪長髪、眼帯のイケメンで、
      悪名高き名門、祓いやのボスです。

      力があってダークで影のある男にも、わたし惹かれちゃうのですよ(σ≧▽≦)σ
      2020/06/11
    • マリモさん
      地球っこさんこんばんは。
      コメントありがとうございます!

      ちんぷんかんぷんな部分はあれど、世界観がだいぶ確立していて、情景を思い浮かべたり...
      地球っこさんこんばんは。
      コメントありがとうございます!

      ちんぷんかんぷんな部分はあれど、世界観がだいぶ確立していて、情景を思い浮かべたり入り込みやすいです。
      地球っこさんととし長さんのやり取りも時々覗いています!今度私も混ぜてくださいー笑

      夏目友人帳、高校時代に借りて読んだ記憶でしたが、違ったみたいでした!あ、年齢が?!
      どこで読んだんだかわかりませんが、また読み直したいです(*´∀`*)黒髪長髪で…力があってダークで影のあるイケメン!いいですね!!想像するだけでスキ!(笑)
      2020/06/11
  • 恥ずかしさのあまり死にたくなることの言い回しで「慙死に値する」という言葉があるけれど、この『狼と香辛料』の3巻の結末は、自分がロレンスの立場だったら、それだなあ、と思いました。慙死は固すぎるから『恥ずか死』の方が、近いかもしれないけれど。

    ホロとロレンスならではの、ベッタベッタなやり取りを繰り広げつつ、二人が次にやって来たのは年に一回のお祭りが開催される都市。ホロの故郷のことを調べるロレンスですが、その一方で二人に降りかかってくる、思わぬトラブル。さらに、ここまで崩れようの無いように見えたホロとロレンスの絆にも、暗雲が立ちこめる事態が起こり……

    どこまで正確か覚えてませんが、少年マンガと少女マンガの恋愛ものは、描く関係性が違うそう。色々フラフラしたりもしながら、最後に誰か一人を選んで付き合うまでがゴールなのが少年マンガ。
    一方で少女マンガの恋愛ものは、カップリングは決まっていて、その関係性の変化を描くのが目的のものが多い、的な話を聞いたことがあります。

    カップリングが決まっていたら、話作るの難しくならないのかなあ、と思ったものですが、ホロとロレンスの話を読んでいると「なるほど、そういうことか」と思えてきます。
    中心となる二人は不変でも、魅力的なキャラなら会話ややり取りで読ませるし、恋愛・ラブコメの要素を他の物語の要素と和えて描くことが出来るのです。そして『狼と香辛料』は、その最たるものの一つのように思えます。

    今回の商業・経済的な要素は「いかにして商品の価値を暴落させ、相手を儲けさせないか」
    商人としての知識や経済学的な市場、さらにはファンタジーの設定をかけ合わせた、コンゲーム的な要素も強く、そのあたりも今回は特に面白く読めました。

    ロレンスの思考も、いろんな意味で面白かった。ホロのことを思った上ではあるのだろうけど、それがどんどん暴走して、挙句に誰が敵なんだか、味方なんだか分からなくなってくるあたりなんかは「なんで、そうなんねん!」とツッコミを入れたくてウズウズしたけれど(笑)
    まあ、これも惚れた者の弱みなのかなあ。

    で、その弱みはある意味ホロにも向けられるような気がします。商人としては優秀なものの、ところどころで決めきれないロレンス。そこも含めて、あるいは越えてホロはロレンスを思っているのかもしれません。

    ともかく、次こそはロレンス決めてくれ、と思ってしまいます。前巻でも同じこと思ったけど(苦笑)

    • n_沙都さん
      マリモさん、コメントありがとうございます。

      ロレンスのどったんばったんはもちろん、何よりつがいのくだりがラストに出てきた瞬間に「これは...
      マリモさん、コメントありがとうございます。

      ロレンスのどったんばったんはもちろん、何よりつがいのくだりがラストに出てきた瞬間に「これは『恥ずか死』だわ……」と思ったのを覚えています。

      話としては案外さらっと流れてしまっていますが、このくだりの意味を問い詰めていったら、ロレンス殺せるんじゃないか、と(笑)

      少女マンガの話、うろ覚えだったのですが、共感いただけたようで、自分の記憶力も捨てたもんじゃないな、と思っています。

      少年マンガやハーレムもののラノベのラブコメも、嫌いというわけではないのですが、どうしても、どこかのタイミングで「主人公なんでこんなに、いろんな女の子からモテるんや?」となってしまうんですよね(笑)

      だからホロとロレンスの二人だけの関係性は、いいなあ、と思ってしまうのかもしれないです。

      おっしゃるとおり、次巻以降の二人の関係性の変化が楽しみですね。
      2020/06/15
    • n_沙都さん
      地球っこさん、コメントありがとうございます。

      「恥ずか死」良い言葉でしょ(笑)
      自分も初めてネットでこの言葉を見つけたときは「なるほ...
      地球っこさん、コメントありがとうございます。

      「恥ずか死」良い言葉でしょ(笑)
      自分も初めてネットでこの言葉を見つけたときは「なるほどなー」と可笑しくなりつつ、唸ってしまいました。

      『狼と香辛料』をチェックしてもらってありがとうございます。自分もいつかは地球っこさんのレビュー拝読したいです。

      マリモさんと地球っこさんの『わたしの幸せな結婚』のレビューも、どこかのタイミングで読ませてもらった記憶があります。

      お二人の黄色い声が文字から聞こえてくるようでしたね(笑)これだけ「好き」を叫べることって素敵なことだと思うのです。

      話がちょっと変わりますが、ちょうど今、積読中の少女マンガレーベルの作品あるんですよねえ……。地球っこさんとマリモさんのコメントから読まないとなあ、と思いつつもなかなか手が伸びず……

      まあ、そのうちマンガから呼ばれるだろう、と開き直って、他のことをやっている今日この頃です。

      『わたしの幸せな結婚』そして願わくば『狼と香辛料』の地球っこさんの叫びのレビューも楽しみにしていますね。
      2020/06/15
    • マリモさん
      とし長さん
      あはは、確かに「つがい」は爆弾発言でしたよね!
      二人ともテンパっていたのでわりとあっさりと流してしまっていましたが(というか...
      とし長さん
      あはは、確かに「つがい」は爆弾発言でしたよね!
      二人ともテンパっていたのでわりとあっさりと流してしまっていましたが(というか爆弾すぎて受け止めれなかったのか)、落ち着いた後に「……ん?そういえばあの言葉って?(´⊙ω⊙`)」と悶絶ものですし、このあとの重要な伏線にもなりそうですねー。
      まぁ、しばらくはまた2人してモダモダしているのかなーという気も(笑)
      それはそれで好きです。

      少女漫画も少年漫画も、「なんでこんなにモテるんや」とツッコミ入れたくなるときはありますね!
      自分が主人公に同化しちゃえれば気にならなくなるので(昔はなんで?とあまり考えていなかったのはそのせいだと)、頭から沼にハマってみると楽しめるかもです!

      あと、この狼と香辛料や、地球っこさんとキャーキャー言い合ってるわたしの幸せな結婚など、読んだあとに語り合える仲間がいるととても楽しくて(*^^*)
      一緒に読める存在がいてくれると盛り上がりますよね!
      そんなわけでとし長さんのまた続きのレビューも楽しみにしています♪
      2020/06/16
  • ホロの出番が少なかったが、まぎれもなくホロが可愛い回。自分の過ちに気付いて水面下で必死に走り回る姿が想像できる。今後も幸せな旅を続けてください。

  • 引き続き面白い。そういえば今回はラブコメ度多めかつ印籠なしだったなあ。この辺
    色々バリエーションはつけられるか。

  • 余計な要素がなく1,2巻に比べて良い
    ただもう少し演出を控えめにした方が素直に驚けやすい
    恋愛はそういうものかも知れないが

  • 前巻までと比べて、命が危機になるような事態にはならないが、これはこれで面白かった。
    全編に渡って、ロレンスとホロのやり取りが読んでいてホンワカしてきた。
    [more]
    途中、ホロとの旅を続けるために身の破滅まで覚悟して行動するロレンスに対し、町商人のマルクが笑いながら「女に惚れて、変わったな」という所はなんか良かった。

  • 狼と香辛料 (3) (電撃文庫)

  • ライトノベル

  • 相変わらず理解したようなしてないような商売の話…。もう少しスッキリ理解できると、ハラハラ感も増すんだろうけど。
    1巻からどんどん面白くなっていると思う。商人は儲け第一と言ってはいるものの、人と人との繋がりが温かく、ほっこりした。
    今回はホロの出番が少なめ。基本的にロレンスがバタバタしている話(いつもそうか…)。と思っていたら最後にやられた。思わずあっと声が出た。読んでいて気付けるぐらいのことだったんだけどな…、でもスッキリした。
    ロレンスが頭の中でごちゃごちゃと考えて先に進めないでいるのはちょっと情けない感じもするけど、それでこそロレンスだし、ホロの存在が活きるというもの。今後の展開にも期待。

  • 再読
    ホロたんがただただ意地っ張りで可愛いだけの茶番劇。

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著者プロフィール

支倉凍砂

1982年生まれ。作家、ゲーム同人サークルSpicy Tails代表。2005年、『狼と香辛料』で第12回電撃小説大賞銀賞を受賞しデビュー。そのほかの作品に小説「マグダラで眠れ」「WORLD END ECONOMICA」「狼と羊皮紙」の各シリーズ、サークルとしてVRアニメーション作品『ProjectLUX』の制作など。

「2020年 『それをAIと呼ぶのは無理がある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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