狼と香辛料 (3) (電撃文庫)

著者 :
制作 : 文倉 十 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
3.69
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  • レビュー :94
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840235884

作品紹介・あらすじ

教会都市リュビンハイゲンを出立した行商人ロレンスと狼神ホロ。行商がてらホロの故郷ヨイツの情報を集めるため、冬の大市と祭りで賑わう町クメルスンにやってきた。そこで二人は、若い魚商人アマーティと出会う。どうやらアマーティはホロに一目惚れをしてしまったらしい。急速に彼女に近づき始めた。一方ロレンスとホロの間には微妙な気持ちのすれ違いが生じ、誤解が誤解を呼んでしまう。そしてそれがロレンスとアマーティそれぞれの商売をも巻き込んだ大騒動へと発展していく-。第12回電撃小説大賞"銀賞"受賞作第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず理解したようなしてないような商売の話…。もう少しスッキリ理解できると、ハラハラ感も増すんだろうけど。
    1巻からどんどん面白くなっていると思う。商人は儲け第一と言ってはいるものの、人と人との繋がりが温かく、ほっこりした。
    今回はホロの出番が少なめ。基本的にロレンスがバタバタしている話(いつもそうか…)。と思っていたら最後にやられた。思わずあっと声が出た。読んでいて気付けるぐらいのことだったんだけどな…、でもスッキリした。
    ロレンスが頭の中でごちゃごちゃと考えて先に進めないでいるのはちょっと情けない感じもするけど、それでこそロレンスだし、ホロの存在が活きるというもの。今後の展開にも期待。

  • 再読
    ホロたんがただただ意地っ張りで可愛いだけの茶番劇。

  • この人はなんでこうも油断するんだろう。なんて身勝手なんだろう。
    勝手に今の状況が過去になった時のことなんて空想してるんじゃないよ…。
    なんで相手のことを考えないんだろう。無くなりそうになってから必死になるのでは、遅いかもしれないのに、そういう状況にならないと気づかない。
    それは、単に、あるものを無くしちゃう恐怖でしかないんじゃないの?本当にそれが大切なのかどうかすら分からなくなるよ。

  • ホロかわいい!(毎回言ってる)ある程度お互いに好意もってるのを分かった上でのやり取りとか、危うさとかめっちゃ萌えるなー。それがまた商取引と絡むのが面白い。続きもたのしみー!ロレンス、わりと好きになってきました。

  • 行商人ロレンスと狼の化身ホロとが行商の旅をするお話
    商人同士の交渉、ロレンスとホロのやりこめ合いが楽しめる作品になっている

    今回はとてもドキドキさせられる展開だった。
    ロレンスとホロのすれ違う様子にヤキモキさせられ、黄鉄鋼を巡る市場でのやり取りには読んでいるこちらも熱くなった

  • ロレンスとホロのすれ違い・・・微笑ましいです♪

  • シリーズ第三巻。リュビンハイゲンでの危機を脱したロレンスとホロの二人が次に向かうのは冬の町クルスメン。そこで、若い魚商人のアマーティとホロを巡っての男同士のプライドと商人としての意地をかけた決闘?が繰り広げられます。当の争いの元凶であるホロは相変わらず(後から見れば)達観したものですが、そんなこととは知らずオロオロと駆けずり回るロレンスが微笑ましい。アマーティもちょっと気の毒な気もしますが、高い授業料と思えば仕方ないかも。そして、アニメで観たクルスメンの祭りの幻想的で素敵な風景が思い出されました。

  • 第三巻!
    ロレンスも読者もホロの手の内です(笑)
    アマーティが完全に噛ませとして終わったのが少し可哀想、でもね、勝負を申し込んだ時点でこの結果は決まってたんだよ。
    終盤に名前が明らかになり急にかがやきだすラントと、麗しきディアナ嬢は今回一作だけで終わらせるにはもったいないキャラクターでした。再登場希望!

  • このシリーズの1、2巻を読んで、プロットは巧いけれども文章が平板で読みにくいというのが率直な感想だったが、3巻目にしていくらか読みやすくなった(ただし「足下をすくわれる」という誤用を繰り返すような言葉づかいのミスは相変わらず散見)。今までは経済小説に人外のヒロインの超常能力というある種の「経済外的強制」を持ち込み、派手な大立ち回りで問題解決するという流れだったが、この巻は狭い街でのスリリングな相場の駆け引きに終始し、その駆け引きが主人公とヒロイン(+かませ犬)の恋の駆け引きに重なるというストーリー構造になっている。

  • 今回のテーマは信用売り~異教徒の町クメルスンを冬訪れるのはロレンスにとっても初めてだ。北の年代記が残っていると予想してのことだ。リュベンハイゲンで仕入れた釘を売るために訪れた小麦商マルクはかつての行商仲間で幸運にも町商人となったので釘を捌く手づるは持っている。商会で紹介された錬金術師ディアンを訪問し,ホロの故郷ヨイツは既にないらしい。ホロは若い魚商アマーティーが祭を案内している。アマーティーはホロを遍歴の修道女として疑わず,銀貨千枚の負債のため,ロレンスと旅を続けなければならないという嘘を信じ切っている。同じ商業組合に属しているため,商館に行って,ロレンスを前に,翌日夕方までに銀貨千枚を用意したらホロの自由を約束しろと契約を迫る。自由になったホロに求婚するのだと宣言する。請けざるを得ないロレンスはアマーティーの金策を妨害する以外に,ホロと旅を続ける望みはない。祭で浮かれて黄鉄鉱の根が数十倍に上がっている。それに賭けているアマーティーの裏をかくには暴落を誘うしかない。思案している内にディアンからの手紙を読んだホロは故郷が既にないことを知って愕然とし,それを隠したロレンスにも不審の目を向けてくる。銀貨500枚分の黄鉄鉱の信用売りをアマーティーに申し出,彼も商人として請けざるを得ない。金の目処がついたが,何処から黄鉄鉱を入手するかが問題だ。マルクは町商人として副業にならない取引はできないと断られる。残るは錬金術師。ディアンが窓口だと言う。意を決してディアンを訪ね,積み荷を降ろしたくないというロレンスの申し出に,既に予約をしていった者の注文を断って融通しようと言う。翌朝半金を手に入れたが,黄鉄鉱はどんどん値上がりし,通常の80倍だ。ディアンからの連絡はなく,マルクが手配した黄鉄鉱を売りに出しても値上がりは止まらない。その横で大量に売りに出したのはホロだった~売れ筋のシリーズを手放すわけはないから,どこかでロレンスとホロは和解するはずで,わくわく感は薄い。信用売買は面白そうだが,資金力が余裕を生んで勝ちを呼び込むのだろう。小金持ちはやるべきでないな

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