- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840236140
作品紹介・あらすじ
五月も半ば。幽霊騒動を皮切りに、私立桐ケ谷高校で次々と不思議な出来事が起こる。それと同時に生徒たちの間で囁かれる"謎の団体"の存在…。Six Administrators of Wonders(六人の不思議管理者)-通称「SAW」。彼らは学校の七不思議を"制作"し、"管理"しているという。面白いことに目がない新入生・秋月千秋(♂)は、クラスメイトの春日未春(♀)と一緒に真相究明に乗り出した。同じようにSAWの正体を暴こうと使命に燃える新聞部部長・森岳詩や、さらには生徒会まで動き始めて…?学校の七不思議の噂を巡って巻き起こる、生徒たちの青春グラフィティ。
感想・レビュー・書評
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学校の七不思議を管理する集団SAWとは?
七不思議に巻き込まれたふたり。七不思議を追う新聞部。そして生徒会執行部。それぞれの思惑と行動が絡み合い展開する物語が面白い。
主役コンビの性格が掴みきれなかったが、それもまた作品の雰囲気には合っているのかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
七不思議という謎があって、入れ替わる視点人物たちも秘密が何かしらありそうで……。
青春ミステリというか、ミステリで青春を描いたと言った方がしっくりくる。 -
どこの学校にもある、七不思議。
しかしこの学校は小中高と同じ敷地にある学校だが
高校のみに絞られている七不思議が存在する。
愉快犯の少年と、引っ込み思案な少女。
少女が遭遇した七不思議は、管理人がいて
それを歴代の新聞部が追いかけているという。
一種学校上げてのお祭り?
その地域だけで適応されているルールみたいなもの、でもあります。
内容よりも気になる点が多々あります。
生徒会長の後ろにいる書記に、なぜ視線が行っているのか、とか
七不思議はどう使用可能にしているのか、とか
学食のトッピングの種類、とか。
むしろ、最後に全員が揃っているのは
一体いつから待っていた? とか…。
夢が叶って良かったね、とは思うのですが
何だか…釈然としないような気も。 -
続編に『七不思議の壊し方』
秋月と未春の掛け合い(といっても一方的にハルハルが突っ込まれるだけだが)が楽しい -
この作品は、前作の佐竹彬さんの作品「飾られた記号」シリーズを読んでいたので、手を伸ばした作品です。
前作に比べ、とても読みやすくなっており、全二巻構成です。
しかし、常に変わらずのミステリー感が、頭脳派にとってもたまらない作品だと思います。 -
個人的に好きなタイプの学園モノだった。順番逆に読んだからオチは分かってたけど←
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私立桐ヶ谷学園の七不思議を“制作・管理”している、謎の集団SAWとSAWが起こす七不思議の謎を解いていくお話。
読んでいると自分までわくわくしてしまい、気付けば秋月くんや未春ちゃんと一緒に謎解きをしようとしている自分がいて。
先の展開が気になり、一気に読み切ることができます。
一度読み始めると、佐竹ワールドに引き込まれ、気付けば読み終わっていて。
心地良く胸が高鳴っていて。
爽やかな満足感に満たされて。
そんな、素敵なお話です◎ -
七不思議を調べるではなく作るのか?とタイトルが気になり購入。
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七不思議を制作し管理しているという"Six Admins of Wonders"、面白いことに目がない秋月とクラスメイトの春日は学校生活を”おもしろい”ものにするため、この謎の組織を追う!
とても読みやすくておもしろかったです。 -
タイトルからして飛びつきました←
これいいですよー
生徒会も絡んでくるし、
ドロドロしてないし(笑)