連射王〈上〉

著者 :
  • メディアワークス
3.85
  • (16)
  • (13)
  • (22)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 141
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840237345

作品紹介・あらすじ

「俺、何かに対して本気になれるのかな?」何事にも本気になりきれない高校生・高村コウ。そんな彼は一人のゲーマーに出会い、"己の本質"と真剣に向き合うことになる。将来の進路を考え決めていく友人や幼馴染み。変わっていく周囲の人間関係の中で、彼の答えはどこにあるのか-。「-敢えて問いますが、君は、ゲームが好きですか」。『終わりのクロニクル』『都市シリーズ』の川上稔が贈る最新作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 何年か前にゲームを題材とした小説が無性に読みたくなった。ゲームソフトのノベライズではなく、ゲームと人が向き合うものが読みたかった。探してみると意外なことにあまり無くて、しょんぼりしたことを覚えてる。
    この小説はそれでも探し続けた結果ようやく見つけたものだ。この小説は悪いわけじゃないんだけど、苦労して探しただけに過大な期待を向けていた。
    僕の知る限りでは期待を越えて楽しめる作品だといえる。ゲームは無駄なものだ。それを何よりも理解してる主人公がゲームを通して自分と対話する。彼の抱えてる幾つかの青春期の悩みをゲームというフィルターを使って彼自身が答えを出す、あるいは足掻く。ゲームが下手くそな僕が見てみたかった風景がそこには確かにある。

  • 学生のオススメ本。
    最初とても読みづらい。
    ゲーム好きならいいかも。
    あと、意外に「何かに本気になれない自分」探しな人は多いと思った。

  • 何にも本気になれない主人公が、暇つぶしに寄ったゲームセンターで「本気」のプレイを見て、STGを始める話。
    エッセンスは川上稔らしさがぷんぷんしますが、他作品と違いファンタジー要素が無い他、ギャグシーンが皆無です。なので普段ラノベのほう読んでる人には固い印象かと。文庫じゃなくハードカバーらしい出来です。

    内容ですが、この作者は本当に「あたりまえだと思っている普段のあれこれを新鮮に書く」のが上手いというか。ゲーム中、慣れて意識しないような所を「初心者から見た視点」で書けるのは凄いと思います。それほど焼きついてるんでしょうね。作者の中で。
    STG自体の解説も(お節介なほどに)丁寧なのでSTG初心者でも楽しめる、はず。

  • 「本気」になる、と言う事を主眼に置いた話です。例えそれがゲームであったとしても何かに本気で取り組む事が出来ると言う事は凄い事なのだと考えさせられます。

    【注:このレビューは続刊を含めたものです】
    連射王〈上〉
    連射王〈下〉

  • ラストのクリアシーン。主人公の本気度のせいなのかな。フツーに泣いた。

  • ▼STGって……画面が地味っっ! ひたすらコイン入れて避けて撃つってだけだもんなぁ。▼ゲーム小説でも、STGが題材というのはなかった。新しい。▼川上先生は幼馴染属性。▼いつも通り風景描写がくどくて、いらないオタクネタがてんこもりなのが面白いのです。▼古びたゲーセンの片隅で今すぐSTGが遊びたくなる。今のキラキラしたゲーセンじゃなくて、タバコ臭い、昔のゲーセンの匂いがした。

全6件中 1 - 6件を表示

連射王〈上〉のその他の作品

川上稔の作品

連射王〈上〉を本棚に登録しているひと

ツイートする