図書館危機

著者 :
  • メディアワークス
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本棚登録 : 8551
レビュー : 863
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840237741

作品紹介・あらすじ

有川浩『図書館戦争』シリーズ最新刊!!図書館は誰がために-王子様、ついに発覚!山猿ヒロイン大混乱!玄田のもとには揉め事相談、出るか伝家の宝刀・反則殺法!-そしてそして、山猿ヒロイン故郷へ帰る!?そこで郁を待ち受けていたものは!?終始喧嘩腰でシリーズ第3弾、またまた推参。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第3弾です!
    何かを変えたい、変わりたいって、思ったとき、大なり小なり、精神的にも物理的にも、犠牲は付き物だと思います。
    でも、それを怖がってたら、なんにも良くはならない。
    そんな、真っ直ぐな決断をする人に、心の底からガンバレ!!

  • 郁の「王子様卒業宣言」に、小牧といっしょに爆笑の発作をおこし、

    よりによって図書館で、抵抗できない相手に不埒な行為を働く男に、(脳内で)最高速度のねこパンチ&キックを繰り出し、

    今、この瞬間にも存在する、私たちの気持ちからかけ離れた、お仕着せの「差別用語」に歯がゆさをかみしめ、

    女子だけの職場にありがちな、勘ちがいもはなはだしいヒエラルキーに立ち向かう郁の啖呵に拍手喝采し、

    玄田隊長の男気に胸を打たれ、

    稲嶺指令に、図書隊といっしょに敬礼しながら、カミツレの花束を渡したいと心から願う、
    図書館シリーズ第三弾。

  • 図書館シリーズの第3弾。

    遂に郁の仕事が親にばれて、恋の話も少しだけ進展。外部実戦の初参加、稲嶺司令のまさかの進退問題。今回も面白かったです。

    ところで郁が酔っぱらった手塚にスポーツドリンクを飲ませて更に酔いが回ってしまうくだりがありますが、私もちょっと酔った時にスポーツドリンクを飲むことがありますが、それによって更に酔いが回った記憶がないのですがどうなのでしょうか…。

  • 差別用語について問う,図書館の本質的な課題に迫っている。

    美術館の展示という書籍の検閲の枠を超えた話題も提供している。

    残年なのは、参考文献の追加がないこと。

    ピノキオ問題,チビクロサンボなどの図書館に関する書籍,資料の一覧があるとよかった。

    図書館戦争124563の順に読んだので,この本が最後。(1と2が同時並行,456が同時並行)

    図書館の電算機システムの無駄,調達の仕様の不明確な点など図書館の課題のうち技術的な部分に光が当たっていないのは悲しい。

    これらの問題に光を当てる別冊3を数年後でいいので期待したい。

  • うう、やっぱりすごいな。茨城県展警備とか描写もすごいけど内容がやっぱいいよね

  • 折口さんが人気俳優をインタビューすることになり、その俳優の大好きなおじいちゃんの職業の呼称をきっかけに、また争いが勃発・・・
    よくこんなにネタが思いつくなぁ。
    次で最終巻と思えない進捗です。
    面白かった♪

  • この人はこういう、特殊な環境を描くのが上手だなあ。
    図書隊という設定をうまく使った危機でした。実際に戦闘部隊が骨抜きにされるという怖さは想像しにくいけど、丁寧な描写だったので、よく理解出来ました。手塚と柴崎との距離感も相変わらず絶妙。

  • 堂上教官(๑´ω`๑)♡キュン

  • 盛り上がってきた!

    柴崎、恐るべし♪

    笠原、お前のにぶさが、堂上二正にむごい、ぞ!

  • これはですねぇ、『図書館戦争』『図書館内乱』
    に続く図書館シリーズ(でいいのか知らん)の
    3作目になります。

    ちょうど図書館に結構頻繁に行ってた時期に、本屋で
    戦争を見つけてですね、タイトルに”図書館”
    って付いてただけでソッコー図書館に予約しました。

    おもしろかったです。 
    映画化しやすいなぁとも思いました。
    監督のおかしな解釈さえ入り込まなければ、
    映像化したらかなり受けるだろうと。

    図書館をよく利用する人が読むと
    かなり楽しめると思います。

    言葉の大切さなんかも考えちゃったりできますね。
    恋愛話も友情話も混ぜ込んで
    戦闘しちゃったりしてます。

    でも一番大切なのは、自分は興味ない、
    関係ないって やり過ごしている事が、
    後々大きな問題に発展するって事ですかね。 
    現実でも、いつの間にやら
    街中は監視カメラでいっぱいだし、
    個人情報は番号で国に管理されちゃってるし。

    この本の中では、言論統制がいつの間にか
    やたら浸透してしまっている社会になってるわけです。
    この本は、そんな社会から、すべての本を、
    しいては表現の自由を守るために戦う図書館と
    そこで働く人々の日常が描かれているのです。

    でもね、
    今の社会もかなり言葉は規制かかってるんですよね。
    メディアの自主規制なのかもしれませんが、
    十数年前までは 平気で紙面に載ってた言葉が
    今は使えなくなってたりするんです。 
    っても、
    僕らが勝手に会話で使う分には問題ないんですが、
    公共の電波に乗ってしまったり、
    活字として公に表記させてはダメな単語は
    年々増えてるんですよ。
    (主観です)

    30年前の小説を再販しようとしたら、
    かなり修正が入ると思います。 
    俺が持ってる小説でも、
    古本で買った初版と数年前に出た再版では
    確実にある単語が削られたり、
    別の単語に書き換えられたりしているか、
    当時のまま載せてるけど、
    これは悪意がある訳じゃなくて、
    作品の持つイメージを壊さない為の処置だから
    ゆるしてね。
    的なニュアンスの注意書きが
    ケツに書かれてたりします。

    ん、話が脱線。

    えぇと?とにかくこの本面白いから、
    興味ある人は読んでみてね。 
    本屋が選ぶ何たら賞にも選ばれたらしいからw

  • 2014年9冊目「図書館危機」読了。

    あんまり続けざまに同じ作家さんは読まないのだけど、ラブコメモードからどうしても抜け出せず、図書館シリーズを読み続けている。

    だんだん図書館戦争の世界観に違和感がなくなってきた。そんな世界観の中での人間関係がまた面白い。

    とりあえず、続きのシリーズは文庫で買ったので、満員電車でハードカバーを見るのからは解放される。(けっこう恥ずかしかった…)

  • いやいやいや、いいねえ!このこっ恥ずかしさも。
    出勤する電車の中で、涙止まりませんでした。
    舞台が水戸ってのもまたツボで、目の前に場面が浮かぶようで。しかし主人公の郁、今ひとつ頭のいい方ではないと言う設定だったと思うが、出身水戸一高は不自然だな。

  • て、手塚可愛いなオイ!ww

    …それはさておき。
    急展開にびっくり。なんだよそれオイ。なんでそこが着地点なんだよ。
    と憤る気持ちがありながらも、社会に出ている身としては、
    「あぁ。そんな決着の仕方もあるよなぁ…」と思ってしまう。

    それを他人に改竄されて渋々じゃないところが司令の司令たる所以ってとこでしょうか?

    そんな上司に恵まれてぇぇぇぇぇ!!!!!!

  • 再読一気読み3巻め。

    このシリーズはまったくもって、「糖衣錠」である。
    ベタ甘のラブストーリーでうまいことコーティングされているけれども、扱っている内容は、読む人の覚悟を鋭く強く問いかけてくるものになっている。
    マスコミの自主規制なんて、こっちの世界でも当然のようにあって、言葉狩りに関するエピソードになると、とてもフィクションの世界だからと安心できなくなる。
    しかし、そういった堅苦しい問題をストレートにぶつけてこないところがうまいんだよな。猪突猛進、脊髄反射、単純思考の笠原郁のドタバタぶりで、ゴツゴツしたものはきれいに梱包されて、知らず知らずのうちに、いろんなことを考えさせられてしまう。
    「茨城県展警備」のパートでは、母親との正面切っての対決も実現した。何も問題は解決していないし、母親が変わることはないのだが、ここから先は娘が一回り大きくなるしか方法はないのだ。
    それに、読み進めていくとわかるが、郁だってそうとう母親の気質を受け継いでいる。結局彼女も「女の子は女の子らしく」という呪縛から逃れられていない。まあ、そこが「かわいいところ」ということなんだろうが。

    片方で馬鹿馬鹿しいほど甘ったるい恋愛沙汰を描きながらも、もう片方では冷酷なまでの現実を書き込むあたりのバランスのよさが好きだ。

  • すっかりハマってしまった第3弾。
    1,2作を楽しんだ方なら間違いなく楽しめるので、安心してついて行きましょう。

    堂上と郁、不器用ながら少しずつ距離を近づけていく、その空気感がやっぱりいい。
    もう安定感すらある2人のベタ甘も、もちろん健在です。

    郁ちゃんって、たまに抱きしめたくなるほど可愛いよね。
    うん、まさにそんな感じ。

    また少し変わりつつある手塚、柴崎の展開と共に、最後はこの世界をどうまとめるのだろう。
    早く読みたいような、もう少しとっておきたいような。

    良化委員会側は何を信じ、どんな正義の元に彼等と戦うのか。
    そちらサイドからの世界も見てみたいと思ってしまう。

  • 図書館危機
    有川浩



    図書館戦争シリーズ、第3弾。



    相変わらずのラブコメぶり。

    ファンには堪らない、ベタ甘なシーンが今回も惜しみなく盛り込まれています。



    不器用、かつ、素直になれない、似た者同士の郁と堂上。

    そんなふたりが、少しずつ、本当に歯痒いほど少しずつだけれど、

    確実にその距離を縮めてゆく。

    このあたりは、ホント少女マンガだなーというか

    無条件に胸がきゅんきゅんします。

    うん、抗えない。



    一方で、今まで以上にシビアな展開の今作。

    戦闘シーンでは、残酷というかグロい描写もあり、思わず息を呑むことも。



    きれいごとじゃ済まない。

    正義の味方じゃいられない。



    彼らが立っている場所は、紛うかたなき「戦場」であるということを、

    改めて思い返す。



    図書館の行く末、彼らの恋模様。

    ますます続きが気になるシリーズ。

  • 図書館シリーズ第三弾。主人公郁もついに入隊三年目を迎える。お馴染みの図書隊が、茨城に応援遠征に向かう。そこは郁の故郷。特殊部隊に所属している事実を知らない母親と、ついに真っ向から衝突する。今回は、親と子の考え方の違いや葛藤も大きなテーマだったように思う。
    そして、また公序良俗を掲げた社会問題の側面も強く感じた。
    この物語は、単に図書館という変わった設定だけがウリな訳ではない。普遍的な問題を取り上げ、それが物語を何層にも厚くしている。
    キャラクターそれぞれの目線で進んで行く展開もリアリティがある。
    次の巻で最後なんて寂しい・・・。

    そして郁と堂上教官の距離も縮まりつつあり、こちらがついつい赤面してしまうようなもどかしい胸キュンシーンが沢山盛り込まれていて、更に堂上が好きになってしまった。チビだけど正義感強くてマジでカッコいい!

  • 戦闘も激しくなってきたけど、恋愛も進展中?!3冊目にきて初めてうるっときた・゚・(●´Д`●)・゚・

  • 前作から感じたことですが、日常的に使わないような単語を意図的に放り込んできている感じがしました。

    気のせいですかね。。。

  • おもしろい!
    恋愛は純すぎるけど、ヨシ!
    指導者達のかっこよさ、さらにヨシ!

    指導者足るべきモノの思慮深さに感服。

  • 今回も、一気読みする面白さ。
    今回は、恋愛の描写が比較的多く、べた甘な有川節全開。
    にやにやしながら読む。
    もちろんそれだけではなく、表現の規制に関する問題点も、きちんと指摘している。
    規制すべき言葉とは何か、考えさせられる。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-75b1.html

  • 郁!ついに!ついに!!きゅぅぅぅぅ~!!
    手塚兄のコンスパレーションにより王子様=教官に気づいてへこんでそしてさらに気づく!「あたし、堂上教官が好き」

    ・・・とかてめぇ~~~!!!!「誰々が好き・・・」なんて普通言わんわ!!・・・うらやましいのぅー青春じゃのぅー

    しかし郁、体育会系武闘派ゴリゴリの癖にかなり恋愛ネガで乙女ですね。可愛いなー。
    くそー!むきー!なんて頑張る姿が可愛いんですよね、堂上教官♪わかりますよー。
    危機読んで、むしろ郁が可愛すぎて悶える。

    いいなぁ~☆郁みたいなの可愛いなぁ~☆というか郁と堂上とか超お似合いだなぁ~。
    なんか巻が進むたびに、二人の接近度というかラブ度というか仕組まれ度というかが高まってる気がする。
    くそぅ・・・悶えるぜ・・・

    香坂大地の床屋の話とか、稲嶺司令の引退とか(涙涙でした。敬礼しました)複雑なストーリーも入り込んできてましたが、自分はひたすらキャラ中心です。というか郁中心です☆

    たださりげなくねー、「友情」とか「表現の自由」とか「政治の癒着」とかちりばめられててねー。真面目ムードになりそうなんですが、どう回収すんでしょうかね。

    自分はもうのめり込みまくりなので否定要素なんて全く見当たりませんがね(笑)

  • シリーズ第三巻。
    長編物もここまで来るとマンネリを感じてしまう作品が多々あるだろうに、このシリーズにおいてはそのスピード感や魅力的な登場人物たちの心の機微、展開の妙で飽きさせない。二日で読んでしまった。
    恋愛のエッセンスはさりげなく、それでいて絶妙のタイミングで入る。それがイデオロギーの衝突や家族の確執、血をみる争いなどといったともすればシリアスになりがたな物語にあたたかみを与えている。近づいては反発しあって、でも少しずつ確実に距離が短くなっていく、そんなじれったさが女子にはストライクなんじゃないかしら。

    あと今回は血なまぐさい戦闘シーンもしっかり描かれていた。図書隊という架空の設定に私はいままで、武器を所持し、自衛隊のような訓練を積んでいるということは分かっていたが、実際に武器を使って敵を殺傷するというイメージを持てていなかった。
    しかし今作では後半にたっぷり戦闘の描写があるし、主人公の戦闘に対する葛藤もリアルだ。誇り高く、自分の仕事に正真正銘命がけで取り組んでいることが分かり、主人公の成長を感じた。
    次でおしまいなんてさみしいなー

  • いつもながら盛りだくさんの内容で。メインの2人も好きだけれど、他のカップル?も、好きなので楽しかったです。

    まず痴漢。あれはよくわかる。私は声も出せないし正当防衛もできないから、囮の2人のたくましさが羨ましい。男性陣のぽかんとした感じと嫌悪がさわやかでよかった。ああいう人たちと関わりたいな。
    次に読み聞かせ。わかる、よーくわかる。読むのは緊張するけど、子どもの目線に立つのは楽しかった。やっぱ私は子どもが好きだ。ただし、札付きはあしらえないが。
    後半の言論統制や無抵抗主義、戦闘の方がインパクト強いんだろうけど、今はそんな気分じゃないってことかな。
    オトナの喧嘩って改めて「すごい」と思う。

    さ、次が楽しみだ。

  • 図書館戦争シリーズ第三巻。
    文庫が出る月末まで待てず、職場の図書室を利用して借覧。

    登場人物達の生き生きした様子は健在。
    主人公以外の人物がおもしろいほどに作品は良くなる。でも、あまりに型にはまっている感じがするのが残念だとは思うけれど。なんだかアニメの登場人物の「型破りなキャラ」という型にはまったキャラクターのようなのだ。

    物語は、後半の茨城県展に出品された作品「自由」をめぐる事件からの後半部分がおもしろかった。第四巻が長編としてうまくまとまっているのに対して、第三巻はもったいない感じがした。それぞれのエピソードとしてはおもしろいけれど、前半三章には後半二章へ集約するための物語を配置してもらいたかった。

    それにしても、一気に読ませる。勢い、ドライブ感は大したものだなあと、あれこれ注文をつけながらも読んでしまった読者としては舌を巻くばかり。

  • 図書館戦争シリーズ第3弾。

    読みやすいし面白い。
    けど、キャラクターが他作とかぶってるなぁ。
    「海の底」とどっちが先なんだろう?

  • 研究室の共用棚にあったので,ようやく読んだ。作中の絵画「自由」事件は富山県立近代美術館事件(1986),沖縄県立美術館事件(2009)で大浦信之の「遠近を抱えて」を下げた事件を思い出させる。小説では展示し,そこで図書隊と良化委員会の大規模な抗争が起こる。

  • ついに郁が自覚。
    これからどうなるんだろう。

  • 甘~い話にニヤけが止まらなかった(笑)そして、玄田さん&稲嶺司令の話で号泣(TωT )

  • おもしろいシリーズ

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著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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