図書館危機

著者 :
  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840237741

作品紹介・あらすじ

有川浩『図書館戦争』シリーズ最新刊!!図書館は誰がために-王子様、ついに発覚!山猿ヒロイン大混乱!玄田のもとには揉め事相談、出るか伝家の宝刀・反則殺法!-そしてそして、山猿ヒロイン故郷へ帰る!?そこで郁を待ち受けていたものは!?終始喧嘩腰でシリーズ第3弾、またまた推参。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第3弾です!
    何かを変えたい、変わりたいって、思ったとき、大なり小なり、精神的にも物理的にも、犠牲は付き物だと思います。
    でも、それを怖がってたら、なんにも良くはならない。
    そんな、真っ直ぐな決断をする人に、心の底からガンバレ!!

  • 郁の「王子様卒業宣言」に、小牧といっしょに爆笑の発作をおこし、

    よりによって図書館で、抵抗できない相手に不埒な行為を働く男に、(脳内で)最高速度のねこパンチ&キックを繰り出し、

    今、この瞬間にも存在する、私たちの気持ちからかけ離れた、お仕着せの「差別用語」に歯がゆさをかみしめ、

    女子だけの職場にありがちな、勘ちがいもはなはだしいヒエラルキーに立ち向かう郁の啖呵に拍手喝采し、

    玄田隊長の男気に胸を打たれ、

    稲嶺指令に、図書隊といっしょに敬礼しながら、カミツレの花束を渡したいと心から願う、
    図書館シリーズ第三弾。

  • だんだんと甘々シーンが多くなっている気がする。おもしろいね、青春だね。
    郁は私より年上の25歳だけど。
    次が最終作になるらしい。
    今回の時点で図書館隊の人事ががらりと変わったから、はたしてこの先どうなることやら…
    楽しみです。

  • 図書館シリーズの第3弾。

    遂に郁の仕事が親にばれて、恋の話も少しだけ進展。外部実戦の初参加、稲嶺司令のまさかの進退問題。今回も面白かったです。

    ところで郁が酔っぱらった手塚にスポーツドリンクを飲ませて更に酔いが回ってしまうくだりがありますが、私もちょっと酔った時にスポーツドリンクを飲むことがありますが、それによって更に酔いが回った記憶がないのですがどうなのでしょうか…。

  • 差別用語について問う,図書館の本質的な課題に迫っている。

    美術館の展示という書籍の検閲の枠を超えた話題も提供している。

    残年なのは、参考文献の追加がないこと。

    ピノキオ問題,チビクロサンボなどの図書館に関する書籍,資料の一覧があるとよかった。

    図書館戦争124563の順に読んだので,この本が最後。(1と2が同時並行,456が同時並行)

    図書館の電算機システムの無駄,調達の仕様の不明確な点など図書館の課題のうち技術的な部分に光が当たっていないのは悲しい。

    これらの問題に光を当てる別冊3を数年後でいいので期待したい。

  • うう、やっぱりすごいな。茨城県展警備とか描写もすごいけど内容がやっぱいいよね

  • 堂上と郁の距離が縮んできて身悶える。
    この巻で初めて涙も。ホロリとさせる。
    郁の成長、自覚、乙女ゴコロ、母親との確執。
    ただただ無鉄砲だった頃からの変化に、始めはイマイチ好きになれなかった彼女が好きになってきた。
    カツミレの話もいい。
    相変わらず、装丁も素敵。

  • 内容が濃くて面白い。前巻でキャラクターの背景が丁寧に描かれていたことが、本巻でとても活きている。各キャラクターが「らしさ」全開でそれぞれに人間味のある行動を、振る舞いをしているところが好きです。物語も「時代」が大きく動いたところで最終巻へ繋がり、最終巻が楽しみです。

  • 堂上教官、好きです。
    割とがっつり戦闘シーンもあったし、ちょいちょい出てくる郁と堂上教官のやりとりが良いです。
    次の図書館革命でどうなるのか、、?

  • 折口さんが人気俳優をインタビューすることになり、その俳優の大好きなおじいちゃんの職業の呼称をきっかけに、また争いが勃発・・・
    よくこんなにネタが思いつくなぁ。
    次で最終巻と思えない進捗です。
    面白かった♪

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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