とらドラ・スピンオフ!幸福の桜色トルネード (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.67
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本棚登録 : 1082
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840238380

作品紹介・あらすじ

高校一年、生徒会庶務にして不幸体質の富家幸太は、ある日みんなの兄貴な生徒会長すみれの妹、さくらと出会う。明るくてかわいい彼女に幸太は惹かれるが、さくらは自分の色香に無自覚で無防備な天然扇情娘だった!彼女の追試の勉強を手伝うことになった幸太は、いけない妄想と煩悩との戦いを強いられることになるが-。幸せに不慣れな幸太と天真爛漫なさくらの恋の行方ははたして!?「電撃hp」に連載された三編に大河と竜児が登場する書き下ろしを収録。超弩級ラブコメ番外編、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • とっても甘〜いラブコメだったよ。読んでるこっちが恥ずかしくなるぐらいにね。
    まあ、不幸を体現している幸太が幸福になるのは悪い気分では無かったよ。それにさくらのふわっとした感じも良かった。会長、副会長のコンビは頼もしかったね。
    [more]
    それにしても幸太は不幸を一身に受けるのか、撒き散らすのか、よくわからなかったな。死なないといった点では幸福なのだろうか。さくらとの出会いを演出する為に運命が動いていたという本人の分析は間違っていないのかもな。その方が浪漫があるか?

  • ライトノベル

  • シリーズ番外編第1弾は、生徒会で庶務を務める不幸体質の少年・富家幸太(とみいえ・こうた)と、完璧超人の生徒会長・狩野(かのう)すみれの妹にして、姉とは似ても似つかぬドジっ娘の狩野さくらの恋を描いたラブコメです。

    すみれから妹の勉強の面倒をみてほしいと頼まれた幸太は、無防備な振る舞いで彼の心を揺さぶるさくらに惹かれながらも、自分の引き起こす不幸に彼女を巻き込んでしまうのではないかと苦しみます。

    本編以上の激甘なラブコメで、たった一冊でおなかいっぱいになってしまいました。

  •  北村の後輩生徒会メンバー富家幸太と、兄貴生徒会長の妹狩野さくらとのラブコメディ。「とらドラ」の本編の作風からみると、疑問を感じないではないが、大河も竜児もその他の面子もほぼ登場しないならば、これはコメディとしてアリか。不幸をまき散らす少年が繰り広げる思いがけないトラブル過多の展開は、コメディとしては判り易すぎで、そういう意味で、「お約束」の展開は余りにも多い。ただまぁ、だからこそ肩の力を抜いて楽しめる作品として、良いんじゃないでしょうか。不幸をまき散らす「黒猫男」のネーミングには爆笑したし…。

  • スピンオフでなければ最後のページまで読まなかったかもしれない。

    不幸体質の生徒会一年・富家幸太と兄貴(生徒会長)の妹である狩野さくらの恋愛物語。割とはじめから互いに好意をもっており、とんとん拍子にお付き合いは進む。「あはん」「うふん」なんて言い合いながらきゃっきゃするところなど、はじめから好感度max。大したことないことで悩み先輩達の助力を受け解決し、あっさりうまくいく。面白みを見つけにくい小説だった。

  • 読みました。

    面白かったです!

  • スピンオフ第1作目。
    あまりだらだらしない作品はいい。

  • 本編では脇役だった富家幸太にスポットを当てた話。

    正直、理不尽なほどの不幸体質という設定はファンタジー色が強すぎてあまり好みではなかった。
    先に本編を読んでしまったのでこの時点での生徒会の雰囲気には和んだ。

  • 久々に楽しめた。やっぱりラブコメだから?

    でも幸太とさくらのあの喘ぎに似た声は正直無理やり感と大袈裟感が否めない。
    もっと巧みに文章を構成してほしいなー。わざとらしさいっぱいだったので。

    あとさくらが途中で幸太とギクシャクするくだりの理由が分かりづらい。そこに至るまでの。
    「嫉妬」したとか言っても読者はというより私はついていけなかった。
    おいてけぼり感とさくらの自己完結感。

    もしかしてこれも作者の意図かな?幸太同様読者も振り回すという。まさにトルネード。

    北村とすみれに焦点合わせた話は今後出てくると思うので期待大。
    すみれが前会長に片想いしてた話も載せて欲しいな。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『心臓の王国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹宮ゆゆこの作品

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