いぬかみっ!14完結編<下> ~fly high high~ (電撃文庫 あ 13-18)

著者 : 有沢まみず

• メディアワークス (2007年5月10日発売)

作品紹介・あらすじ

精霊たちが呼び出した3人の神々-黄金色のレネウス、漆黒のメギト、美少女のエルフィネス。彼ら「代償を求める神々」は、大切な者の命を代償に、啓太にひとつの"試練"を与える。しかし、それは誰もが到底不可能に思うようなものだった…。この苦しい試練を乗り越えるため、すべての犬神たちが、かつてお世話になった者たちが、そして数多のヘンタイたちが啓太のもとに大集結!無慈悲な3人の神々たちを相手に壮絶なバトルを開始する!!みんなの心がひとつになったとき、はたして奇跡は起こるのか!?数々の話題を振りまいた『いぬかみっ!』シリーズ、ついに感動の完結。

感想・レビュー・書評

[skyplaceさんの感想 · 2008年10月16日]

＜内容＞
精霊たちが呼び出した3人の神々は大切な者の命を代償に啓太にひとつの"試練”を与えるが、それは到底不可能そうな内容だった……。
いぬかみっ完結編

＜感想＞
是非ともセブン・アークス、草川監督のもと最終巻のアニメ化をやって欲しい……orz
欲をいえば、脚本には都築先生をぉぉぉぉぉ（無理ですね。はい。）

でも、本当にこの最終巻は有沢先生ならではのハイテンポさをいかした一巻まるごとアクションな話でした。
しかもそれでいて赤道斎、仮名さんの時は笑わせてくれるし…
ハゲなんかは電撃コラボ企画とかでハゲネタ多かったですし（てか、こっちが先なんだけどねwwwww）どうも過剰反応してしまう節があるんだよね。。。俺wwww

そして、面白い戦闘ってのはリアルタイムな戦闘（代表的なのは、なのはA's）だったり、能力の応用性（代表的なのは、HUNTER×HUNTER）だったり、頭脳戦（少し違うけどDEATH NOTEとか）みたいなやつだと思ってるんですよ。主人公が強くないとかも効いてきたりもしますが……
そして、いぬかみっ！って意外と条件満たしてるんですよね。
有沢先生の文は軽いので（良い意味ですww）テンポ良く進むし、48時間っていう制限時間があり、初めに“不可能な時間”ってのを強調してキャラに焦りを感じさせることで少しのリアルタイム性の確保ができていたり、啓太ってそこまで強いって訳じゃないじゃないですか？
まぁ、この巻で蛙が少し強化されちゃう訳ですが…
それは、一応白山の昔話が前もってあるおかげで、白山の参戦も能力強化も納得できる。

それにカオルの戦闘なんて圧巻？でしたねwwwwww
もろに頭脳戦（おちょくり）じゃないですかwwwwww

あぁ……でも　なでしこ　がなんで捕虜になってなかったのかが疑問なんですよね……wwwwwwwwwwwww

あとは大妖狐＆赤道斎戦のところをもう少し二人を協力させて勝つみたいなのを期待してたのですが……orz

残念だったのはこの二つだけっ

いぬかみっ！最高ぅぅっぅう

[bob-taniさんの感想 · 2015年12月27日]

完結。
王道を行くでとてもよかった誤読感。

[ざき★やまさんの感想 · 2014年11月9日]

＜内容＞
物語もクライマックス。川平啓太、宗主、仮名さん。
三方がそれぞれ戦いを繰り広げるなか、やはりあのペアが勝負の鍵を握っていた。

＜感想＞
戦闘描写に限界があるのはともかくとして、いい終わり方だった。ハッピーエンディングがやはり一番だ。

[ashiaraiteiさんの感想 · 2014年4月14日]

ケータにはヨーコ以外の狗神が居ても良かった気がする。まぁヨーコはそもそもが狗神じゃないしな。今考えるとケータの家系は嫉妬深い人に好かれるのか？

[柏葉さんの感想 · 2013年5月8日]

待ちきれなくて完結編を2冊一気読み。王道のど真ん中を突っ走る展開とハッピーエンドでよかった！今までにない物凄い強い敵を仲間と協力して倒し、大切な人達を取り戻してハッピーエンド♪啓太は仕事も仲間も恋人も、栄えある未来を手に入れたんだね。ギャグパートでさえラストスパートの伏線になっており、収束への見事なまとめあげだ。これこそ大円団！番外編は力まず楽しみたい。

[二次元研究所さんの感想 · 2012年1月8日]

9784840238625　439ｐ　2007・5・25　初版
〇物語の波が上下して読む者を飽きさせない。前巻の著者のあとがきにもあったが上下巻の予定ではなかった。それでも中身はしっかりしていた。1巻から読まないとこの巻の面白さは半減します。

[Zephyrさんの感想 · 2007年5月10日]

未購入

[KENKENturboRさんの感想 · 2007年5月9日]

完結！ともはねがお買い得と判明。なんか後日談の短編集が欲しいかも。