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- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840238908
感想・レビュー・書評
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ある日突然、性別が逆になっていて、自分の体には別の人格が、というあらすじから、
てっきり人格入れ替わりものかと思ったら、
+『かしまし』みたいな設定でした。
周りの人々に対して、全編渡って突っ込みまくる主人公が面白かったです。
親友にも「天然突っ込み」と言われてるし。
別に主人公が突っ込み好きなわけではなく、親友も含めた周りの人たちがおかしすぎるだけですが、それにしても、「特技・ツッコミ」と書けそうな超速のいいツッコミを展開しています。
自分の体が分裂して女になり、
元の男の方の体には違う人格が入っているという設定は、
あらためて書き出して見ると、結構複雑ですが、
そのあたりの意味も、最後にちゃんと判明します。
ラストは入れ替わり(+分裂)の意味が分かって、シリアスに終わるのかと思いきや、もうひとつオチが。
これからどうするんだろう…と思いつつ、この小説らしい、
爽やかでノリのいい終わり方でした。
あと、超個人的な話ですが、自分のことを「親友」と自称する親友に
ときめきをおぼえました。
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面白い。買おうか買わないかかなり悩んだけど買って良かった。続き出ないのかなー。とかこっそり思ってたり。