ガンパレ-ド・マ-チ山口防衛戦 (2) (電撃文庫 J 17-16)

著者 : 榊涼介

• メディアワークス (2007年7月25日発売)

作品紹介・あらすじ

幻獣の急襲を受け、一時は浮き足だった人類側だったが、善行が大規模な戦闘団を組織することで山口に防衛線を張りなんとか踏みとどまる。だが、急拵えの隊である上に軍人らの思惑も絡み、内部で軋轢が生じ始める。さらに、新たに5121の司令となった舞の言動に、小隊内でも不満が募っていく。そんな最中、二号機が被弾、大破。敵の真っ只中で、滝川が動かぬ軽装甲と共に孤立した。新たな指令幻獣の出現。暗躍する共生派の脅威。善行戦闘団、そして5121小隊に反撃の秘策はあるのか…?!SCE&芝村氏監修の元、伝説の小隊がオリジナルストーリーで蘇る。

感想・レビュー・書評

[さまさんの感想 · 2014年9月1日]

新しく編成された大部隊がうまく動かない巻。女性隊長がヒステリックに描かれるのは何とも悲しいが、物語として分かりやすくて多用されるパターンなのか。芝村さん司令就任おめでとう。

[優希さんの感想 · 2012年2月11日]

北海道独立、というキーワードに引っ掛かり2Kシリーズより購入しました。
面白さにひかれ、既刊を購入しようとしましたが、これがなかなか大変でした。
なかには既に廃刊になったものもあり、新刊購入はおろか中古でもなかなか見つからない巻が多数…。
そして、やっと全て揃えることが出来ました。
元々はゲームをノベライズ化したもののようですが、気にせず楽しく読み進めることが出来ます。

[柏葉さんの感想 · 2011年2月24日]

山口県の地図を引っ張り出し、隣に置いて読んだ。今までちょこちょこ出てきた5121小隊員以外の戦闘員が結構出てくる。その場限りだと思ってたから、思い出すのに苦労した。舞を新司令として迎え、自衛軍との共闘に四苦八苦する。

[nakoさんの感想 · 2010年6月2日]

原作から大好きなシリーズ。表紙の舞がかっこよかったのでこの巻を。

[ryobylyo3さんの感想 · 2010年5月13日]

私の好きなドロ臭さを漂わせる展開になってきました。
＾＾；
でもマダマダ序盤戦といった雰囲気。

新司令官となった芝村舞の苦悩っぷりが染みる・・・。
この辺り、著者の人生経験からキテルんだろうか？？
人の生き死にの部分がもうチョット出てくると更に染みるので次作にも期待。

しかしながら、以前からの読者以外には取っ付き難いであろう内容。
イキナリこの本から読んでもワケわからないでしょうねえ。
そういう意味では敷居が高いか。

[R-GyuDonさんの感想 · 2008年2月1日]

地元民だったらもっと楽しめたかも。この作者の作品、好きです。
ガンパレ全部読みました。

[はむすたさんの感想 · 2007年7月9日]

山口防衛戦第２弾。…だんだん実家に幻獣が迫る(^^;。
新たな状況、過酷な任務に消耗する隊員たちだが、心強い味方もまた続々と合流。反撃に向けて引き絞られていく善行戦闘団！