断章のグリム〈5〉赤ずきん〈上〉 (電撃文庫)

著者 :
制作 : 三日月 かける 
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840239097

作品紹介・あらすじ

小さな森の中。小さな神社へと続く、石と根だらけの細くて狭い、暗い道。前を行く友人の律子に追いつこうと、危なっかしい歩みで必死に足を進める愛。そして彼女は、神社を目前にした石段の上、律子の頭上にかかる朽ちた赤色をした鳥居から、死体の色をした真っ白な"腕"が垂れ下がるのを目撃した…。田上颯姫の妹が住む街で起きた女子中学生の失踪事件。"泡禍"解決要請を受けた雪乃と蒼衣の二人を待ち受けていたのは、愛の幼馴染みであり、雪乃へ敵意剥き出しの非公認騎士の少年だった。『赤ずきん』の予言を受けた"泡禍"は、静かに新興住宅地の町を蝕んでいく-。鬼才が贈る悪夢の幻想新奇譚、第五幕。

感想・レビュー・書評

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  •  相変わらずグロテスクだなぁ、ってのが正直な感想。

     この巻ではようやく他の『騎士』も出てくるなどレギュラー陣の広がりを感じた。しかし、登場人物の半分以上に死亡フラグが立っているという状況には敬意を表せずにはいられない。

     今回のテーマは“赤ずきん”な訳だが改めて読み直し、深く考えてみるとこの話自体が結構なグロテスクさを誇っていたという恐怖。狼の腹を割いてその中から生きた人を取り出すなんて正常な発想じゃないよね?おそらく下巻では更に酷い展開が待っているのだろうな……

  • 一度斜め読みしたものを読み返してみる。
    表現力と構想力があるってこういうことだとなあと思う。
    相変わらずグロいけど面白い。
    これも最後まで読みたいな

  • 今回はそんなに痛くないな、と安心してたらそれでもやっぱり痛かった...
    なんだか赤ずきんだけじゃなさそうで今までと若干違う感じになりそう。

  • 今回のモチーフは「赤ずきん」。展開がどうなるのか、結末には何が待ち受けているのか。次巻が気になる。

  • 赤ずきんが、一体どういう状態で関わってくるのか。
    前回に引き続き(?)違う町、での話。

    まぁ毎度毎度同じ地域で行われていたら
    ものすごくおかしな地域、にはなりますが。
    軸が赤ずきん。
    誰がどの配役なのか…というのもありますが
    前回知った『配役は複数可』というのは使われるのか。

    最初に消えた少女の配役は何なのか。
    そのまま見れば、主人公のようですが狼のような気も。
    そしてリーダーをしている少女が、母親?
    いや、でも情報漏えいを防いでいる彼かもしれません。

    友人を殺されないように、と走る少年。
    解決してきた、という事は、それは殺さずに済んだ、と
    いう事なのでしょうか?
    それとも、それになる以前に防げたのか。
    もしくは、知り合いを殺す事はなかったのか。
    何にせよ、騎士になるのを止められたのが分かるような少年です。
    自分自身も、自分がどう見られたいのか分かっているようですし。

    それよりも問題は、最後の少年の断章の効果を見ても
    今回大丈夫だな、と思った自分、でしょうか?w

  • 再読。

    馳尾の断章が、い、痛...

  • 勇路君の若々しさが目立つ一冊。

    田上家の断章遺伝ってカッコイイなと思った。

    性善説の四野田笑美は個人的に一番苦手な人種だな~と思う。

    東海林凜ちゃんイイ性格してる!!
    こういう策士はダイスキ!!

    凜ちゃん!お願い泡禍に巻き込まれてwww

  • 《購入済》今巻はグロ要素は抑え目のような気がする。新キャラの勇路くんと瑞姫ちゃんが可愛い。すれ違いと過ちが大きな悲劇を引き起こしそうで胸が締め付けられる。うーん焦れったい。

  • 上巻ということで、最後の方に差し掛かるまで容赦の無い描写に涙目になることはありませんでした。毎度おなじみの童話に関する象徴や神話など、興味深い話がいくつもあったので、そういう部分でも楽しめた今回。続きが楽しみ。そして表紙のイラストについ見惚れてしまいました。透明感のある、三日月先生のイラスト…。さすがです。

  • 今回のモチーフは赤ずきん。
    類話が多いということで、神狩屋が喜々として解説してますが、甲田さんも喜々としてミスリードを織り交ぜてるなぁという印象。
    今回は登場するキャラクターが多めなので、下巻では想像を上回る展開になるんだろうなぁと楽しみです。
    新キャラの馳尾少年たちは雪乃たちとの対比というキャラ付けなのかなという印象ですが、ただそれだけでは終わりそうにないですね。

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