バッカーノ!1705The Ironic Light Orchestra (電撃文庫 な 9-23)

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840239103

作品紹介・あらすじ

1705年、イタリア地方都市。15歳の誕生日を迎えたヒューイ・ラフォレットは人生に退屈し、同時に絶望もしていた。全てに無関心で世界の破壊のみを考える少年が住むこの街では、奇妙な連続殺人事件が起こっていた。噂されるのは白い仮面を纏った『仮面職人』という怪人の存在。目撃者は次の被害者になるという。街が不穏な空気に包まれていく中、ヒューイの身辺に新たな異分子が入り込む。錬金術を教える学舎の同窓であり、ヒューイに恋心を抱くモニカ。『仮面職人』を目撃して殺されることを諦観しているニキ。そして、全ての人の幸せばかりを願うエルマー。彼らと連続殺人事件が絡み合う時、ヒューイの「世界」は変わるのか-。中世を舞台にした幻想的な馬鹿騒ぎ-!?シリーズ異色作。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりにバッカーノシリーズ読書再開!エルマーは昔からエルマーだなぁ。少年ヒューイがかわいい。

  • 閉鎖的な街で暮らしている、人生に飽き飽きした彼。
    この街では、連続殺人事件が起こっていた。

    あれがまだ肉体的に普通の人だった時なのか
    もう普通じゃない人だったのか…。
    いやでもあっちの少年は普通じゃなさそうだから
    こちらも? と別の所で悩んでしまいました。

    当然といおうかなんというか、登場人物が少ない。
    ものすごく把握しやすかったです。
    常々笑顔少年が言っていた、知る事大事発言ですが
    最後でものすごく効いています。
    そして、好きだと言い続けた少女ですが…。
    ストーカーって恐ろしい!!w

  • ヒューイとエルマー出会い編
    尖ってた頃のマイザーがみれます。
    伯爵はとってもよいキャラクターだな。活躍に期待。
    物語のメインは仮面職人による連続殺人の謎。ざっと読み進めてしまったからか真相はあんまりきっちり納得できてない部分もありますが、、
    複数の無関係な目的や人間が作り上げた闇を巡って深まる友情物語。

  • 中心はなんといってもエルマー!
    エルマーが登場するだけでテンション上がる。
    エスペランサとの会話が楽しい。
    犯人・犯行動機を探るミステリーとしても面白い。

  • バッカーノ11冊目

    バッカーノはエルマーが出てくると格段と面白い気がする(俺が好きなだけかもしれないが・・・・・)

    エルマーの正常でいて異常なところは、読みごたえがある。

  • ってこれ一番最初じゃないのかよ!!!わかりにくいなもう!!

    すごい面白かったけど

  • ヒューイとエルマーの出会い

    特殊な街の隠れた学舎で錬金術を学ぶ少年少女達
    自分自身を含めて世界を憎むヒューイと、ヒューイに片想いしているモニカ

    殺人鬼『仮面職人』を目撃したものは殺される…街ではそんな噂が広まっていた
    街の領主・エスペランサの友人エルマーが「存在しないはずの人間」ニキを救う

    エルマーにだけは本音が隠せなくなるヒューイ

  • この町、
    ぜったい住みたくない(笑)

  • エルマーとヒューイとモニカの子供の頃のストーリー。
    2000年代、1930年代を先に読んでいたので、ヒューイの存在が割と謎だったが明らかとなる作品。
    あいかわらずの読みやすさとどんでん返しとで、さくさく読んだ。

  • バッカーノの中では面白い方だと思う。わたしの好きな彼はでてこなかったけど(^O^)
    ヒューイとエルマーの出会いのお話。昔のイタリアってこんな感じだったのかなー。イタリア行きたいイタリア!

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著者プロフィール

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆。小説以外にも『デッドマウント・デスプレイ』(スクウェア・エニックス)などの漫画原作のほか、ゲームシナリオやドラマ原作など多種多様な作品を手掛ける。

「2023年 『シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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