タロットの御主人様。(2) (電撃文庫 な 11-9)

著者 :
  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840239714

作品紹介・あらすじ

勝ち気で意地っ張りな幼なじみ・古城結夏と、長い前髪の隙間から覗く瞳がキュートなクラスメイト・八久住香澄。タロットを司る彼女たちに封印をして、どうにかタロットたちの『御主人様』に収まった四阿秋人は、『持ち札』となった二人と極秘の共同生活を送ることに。しかし残りのカードが襲ってくる気配は一向になかった。そんな時、名門お嬢様女子校・聖ケーリー・イェール女学院にて不可解な"占い"が流行り始める。やがて学院を揺るがす大騒動に発展したその中心には、十年に一人の超お嬢様・鷺宮籐子というカリスマ美少女の影が見え隠れして…!?キスから始まる学園アルカナラブコメディ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 第1巻では「隠者」のカードの結夏と、「節制」のカードの八久住香澄とキスを交わすことに成功した秋人は、彼女たちとの共同生活を送ることになります。

    そんな彼が次に向かうのは、お嬢様学園として有名な「聖ケイ」こと聖ケーリー・イェール女学院です。同級生の猪熊勲(いのくま・いさお)に手伝ってもらい、女装して学院内に潜入することになった秋人たちは、「女教皇」のカードに憑依されたお嬢様の鷺宮籐子(さぎみや・とうこ)と、「運命の輪」のカードに憑依された天才メガネ少女の三崎美咲(さんざき・みさき)に遭遇します。

    やや駆け足だった前巻にくらべると、もうすこし落ち着いた展開になっており、ライトノベルらしい遊び心が随所に見られるようになってきた印象です。

  • この物語は方々に散った二十二枚のタロットカードを集めることが目的な訳だが、2巻目にして集まったタロットカードはまだ4枚。先は長そうである。

  • 前作は『ネギ○!』じゃん…という印象が強すぎたが、
    2巻まで読むと意外と普通のラノベだなあ、と。

    終わり方がなんとなく予想できた。きっと続刊も同じ。

  • 読書録「タロットの御主人様。2」3

    著者 七飯宏隆
    イラスト YUKIRIN
    出版 電撃文庫

    P92より引用
    “「四阿家の当主になるということは、全国に散らばる三十三の
    分家の頂点にたつということ。”

     目次から抜粋引用
    “アレから一週間
     要塞学院へ
     ドキドキ遊園地デート
     決意”

     正確な占いの力を持って、国に強い影響力を与えてきた家系の
    後継者でありながら、落ちこぼれている男子高校生を主人公とし
    た、ラブコメライトノベル。
     ずっと封印されていた、強い力を持つタロットを開放してし
    まった主人公・四阿秋人、それから一週間タロットに憑かれた人
    達を助けなければいけないのだが…。

     上記の引用は、主人公の事に触れる分家で幼なじみの父親の一
    言。呑気そうな雰囲気の主人公なのですが、大変な重圧の下に生
    きているようです。重圧は気にはしているようですが、普段は気
    楽そうにしているところを見ていると、かなり大物なのかもしれ
    ません。
     幼なじみ、おとなしい同級生ときて、また新しいキャラが増え
    てきました。タロットの枚数だけ出てくるのだとすると、最後に
    は覚えられなくなるかも知れませんね。

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